登場人物集
日本国
内閣
泉川耕次郎
第105・106代内閣総理大臣。自由国民党所属。49歳。
第2次大戦後最年少、歴代2位の若さで総理に就任し、若き世代の新しいリーダーとしてマスコミに取り上げられたが、一方その若さ故、経験不足を批判されることも多い。いわゆる2世議員。
春日善雄
内閣官房長官。自由国民党所属。80歳。
内閣最高齢。年齢に負けることなく、全ての会議に参加し続けている。
浅野太吉
副総理/財務大臣。自由国民党所属。70歳。
元第100代内閣総理大臣。
峰岸孝介
外務大臣。自由国民党所属。69歳。
安中洋介
防衛大臣。自由国民党所属。75歳。
元第90・96・97・98代内閣総理大臣。
石川良信
国土交通大臣。正善党所属。62歳。
泉川内閣唯一の自民非所属閣僚。
高岡正則
総務大臣。自由国民党所属。61歳。
馳川俊光
文部科学大臣。自由国民党所属。55歳。
中丸大助
環境大臣。自由国民党所属。50歳。
小森宏
農林水産大臣。自由国民党所属。69歳。
尾塩優
厚生労働大臣・少子化対策担当・男女共同参画担当大臣。自由国民党所属。58歳。
宮島龍雄
経済産業大臣。自由国民党所属。53歳。
岩田幸輝
法務大臣。自由国民党所属。57歳。
竹岡豊
復興大臣。自由国民党所属。52歳。
池尻陽子
沖縄及び北方領土担当・金融担当大臣。自由国民党所属。59歳。
泉川内閣唯一の女性閣僚。
笹場茂
国家戦略特別区域担当・夢幻諸島及び海外開発担当大臣。自由国民党所属。61歳。
河原健一
国家公安委員会委員長・防災担当大臣。自由国民党所属。65歳。
安藤千歳
宇宙政策担当・新世界における地理政策担当大臣。自由国民党所属。57歳。
利川匠
経済財政復興政策担当・消費者及び食品安全担当大臣。自由国民党所属。70歳。
各省庁の官僚・役人
○外務省
洛奥咲佐
外務大臣政務官。55歳。
閣僚たちに駐クロスネルヤード大使館からの報告を伝えた。終戦後は神聖ロバンス教皇国へと赴いて講和交渉を行い、その結果、現教皇イノケンティオ3世を辞任に追い込む事に成功した。
東鈴稲次
外務省事務次官→クロスネルヤード帝国駐箚特命全権大使。54歳。
日本政府の命で全権特使として神聖ロバンス教皇国へ赴き、”皇居侵入未遂事件”についての抗議と謝罪要求を彼の国に対して行った。その後はショーテーリア=サン帝国へ赴き、ジェティス率いる亡命政権との協議に臨んだ。終戦後はクロスネルヤード帝国との講和条約の締結に成功し、そのまま新たな駐クロスネルヤード帝国大使となった。
大沢仁悟
外務官僚。43歳。
日本政府の命で神聖ロバンス教皇国へ赴き、”皇居侵入未遂事件”についての抗議と謝罪要求を彼の国に対して行った。その後はショーテーリア=サン帝国へ赴き、ジェティス率いる亡命政権との協議に臨んだ。
志賀奈緖隆
外務官僚。45歳。
日本政府の命で神聖ロバンス教皇国へ赴き、”皇居侵入未遂事件”についての抗議と謝罪要求を彼の国に対して行った。
仲嶺聖
外務官僚。34歳。
日本政府の命でショーテーリア=サン帝国へ赴き、ジェティス率いる亡命政権との協議に臨んだ。
時田雪路
クロスネルヤード帝国駐箚特命全権大使。45歳。女性。
訃報が流れた第四皇女の身柄を“病院”が掴んでいることを知り、日本政府へと伝えた。その後、他の職員と共に皇帝領軍に捕らえられて拷問に近い尋問を受け、後に解放されたが、衰弱の為に鬼籍となった。
池尻和夫
駐クロスネルヤード帝国大使館職員。44歳。
新皇帝による対日宣戦を赤十字病院へ伝えた。後に帝都へ突入したジュペリア大陸派遣部隊と接触し、大使館職員2名の死亡を伝える。
青松田之祐
在クロスネルヤード帝国・ベギンテリア辺境伯領公使。45歳。
クロスネルヤード皇太子夫妻の生存を、ベギンテリア辺境伯であるカネギス=ヴァスキュラーに伝えた。
新田昇
外務官僚。40歳。
かつて拉致された邦人の奪還を成し遂げたという功績を持つ。部下である遠藤と共にリーファント公国へ赴き、講和交渉を行った。
遠藤和哉
外務官僚。37歳。
上司である新田と共にリーファント公国へ赴き、講和交渉を行った。
子門葵
外務官僚。30歳。
洛奥と共に神聖ロバンス教皇国へと赴き、講和交渉を行った。
○国土交通省
・国土地理院
鈴村勘二
国土地理院院長。50歳。
閣議において、惑星テラルスの概要について説明した。
○内閣官房
・内閣情報調査室
北川庄司
内閣情報調査室内閣情報官。51歳。
閣議において、惑星テラルスの技術について説明した。
○警察庁
・皇宮警察本部
奏田優一
巡査長皇宮巡査。26歳。
皇宮護衛官。皇居に侵入しようとしていた3人の侵入者を発見し、そのうち1人を射殺した。
八重樫守
皇宮巡査部長。28歳。
皇宮護衛官。皇居に侵入しようとしていた侵入者の内の1人が、自害しようとしていることに気づいた。
○警視庁
西原次郎
警視監。56歳。
警視庁公安部長。テラルス人による皇居侵入未遂事件の捜査本部長を勤める。
中原零
巡査部長。25歳。
警視庁公安部外事第一課四係所属。少々荒っぽい手段を用いて、皇居侵入者の1人から潜伏場所を聞き出した。
自衛隊/日本軍
○陸上自衛隊/日本陸軍
笹川武彦
二等陸佐/中佐。医官。55歳。
元夢幻諸島第三調査団所属。武山駐屯地勤務。海と陸で所属は違ったが、同じ医官同士だった柴田と交流があった。柴田が海上自衛隊を辞職した日、彼と飲み交わす。
大間禄福
二等陸曹/伍長。27歳。
リチアンドルク赤十字病院に勤務するスタッフたちと、第四皇女テオファを「こじま」まで避難させた。
士郷武昭
三等陸曹。24歳。
リチアンドルク赤十字病院に勤務するスタッフたちと、第四皇女テオファを「こじま」まで避難させた。
右崎公
二等陸尉/中尉。33歳。
北方AIDS調査団護衛の指揮を執る。
横川光緒
一等陸士/一等兵。24歳。
北方AIDS調査団護衛の1人。
菅野覚
二等陸佐/中佐。41歳。
在エルムスタシア軍用基地・基地警備団隊長。
滝澤詠仁
陸将補/少将。54歳。
ジュペリア大陸派遣部隊指揮官。リチアンドブルク攻略の指揮を執る。
西之杜平蔵
一等陸佐/大佐。45歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・航空団隊長。ミケート・ティリス揚陸戦ではヘリによる地上攻撃部隊を指揮し、ミケート・ティリスに駐留する敵軍に対して攻撃を行った。
緒沢承庵
一等陸尉/大尉。36歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・航空団第一輸送ヘリコプター隊所属。V-22オスプレイ副パイロット。ミケート・ティリス揚陸戦では空中強襲部隊の揚陸に従事した。
勅使河原一正
一等陸佐/大佐。43歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団隊長。ジュペリア大陸に上陸した普通科隊員たちを統括する。
安田雅司
二等陸佐/中佐。43歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団第一普通科隊隊長。帝都攻略戦では、ヘリボーンによる皇宮制圧の指揮を取り、そこで初めてアルフォンの一派が帝都を既に脱出していたことを知った。
大野猛
二等陸尉/中尉。40歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団第一普通科隊所属。ミケート・ティリス揚陸戦では、上陸地点確保の指揮を執り、現地ミケート軍との接触を果たした。
紫藤沢徳
一等陸尉/大尉。36歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団第二普通科隊隊長。自爆テロを行おうとした敵兵士を射殺させた。
佐藤明弘
二等陸曹/伍長。34歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団第二普通科隊所属。帝都攻略戦では、安否が不明だった大使館職員との接触を果たした。
田邊晶
三等陸尉/少尉。35歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団第一迫撃砲隊所属。迂闊な行動によりトリカブト毒に当たってしまった部下2名に冷や汗を流した。
野村玲
陸士長/兵長。25歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・普通科団第二迫撃砲隊(自走)所属。茂みに潜む敵兵士に対して脅しをかけた上で投降を求めた。
風田和喜
二等陸佐/中佐。45歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・機甲団隊長。ジュペリア大陸に上陸した機甲科隊員たちを統括する。
新川誠一
一等陸佐/大佐。46歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・特科団隊長。ジュペリア大陸に上陸した特科隊員たちを統括する。
水乃宮葉月
三等陸佐/少佐。38歳。女性自衛官。
ジュペリア大陸派遣部隊・施設隊隊長。ジュペリア大陸に上陸した施設科隊員たちを統括する。
藤井博巳
三等陸佐/少佐。40歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・通信隊隊長。ジュペリア大陸に上陸した通信科隊員たちを統括する。
高木勝人
三等陸佐/少佐。39歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・後方支援隊隊長。ジュペリア大陸に上陸した輸送科隊員たちを統括する。
奥村明夫
一等陸尉/大尉。38歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・情報隊隊長。ジュペリア大陸に上陸した情報科隊員たちを統括する。
加納丈治
二等陸佐/中佐。44歳。
ジュペリア大陸派遣部隊・警務隊隊長。ジュペリア大陸に上陸した警務科隊員たちを統括する。
○海上自衛隊/日本海軍
鈴木実
海将補/少将。56歳。
第一護衛隊群司令。ミケート・ティリス上陸艦隊総司令。間延びした口調が特徴的で海上自衛隊の将官の中で変人扱いされている。アルティーア戦役においては長谷川海将補と並んで指揮を執り、日本の勝利に貢献。並びにリヴァイアサン討伐作戦では討伐隊の指揮を執り、見事伝説の怪物を討ち取った。
宇喜田大輝
一等海佐/大佐。49歳。
しまばら型強襲揚陸艦「こじま」艦長。ミケート・ティリスからの邦人脱出に尽力した。
道目子音
三等海曹/三等兵曹。24歳。
しまばら型強襲揚陸艦「こじま」航海員。帝都から逃げてきたリチアンドルク赤十字病院に勤務するスタッフたちと、第四皇女テオファを乗せた車を、「こじま」まで誘導した。
大浦慶子
一等海佐/大佐。46歳。女性自衛官。
第13護衛隊司令。在エルムスタシア軍用基地司令。ルシニア基地を守る為に尽力する。北部九州の訛りが抜けない。
鄭和成助
海曹長/兵曹長。31歳。
在エルムスタシア軍用基地先任伍長。
上野彦栄
二等海佐/中佐。46歳。
在エルムスタシア軍用基地幕僚。はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」艦長。伊藤三佐の負傷後は航海長代理も勤める。
伊藤太助
三等海佐/少佐。42歳。
はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」航海長。銀龍の火炎を受け負傷。上野二佐との交代を余儀なくされる。
坂本直太
二等海曹/二等兵曹。25歳。
はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」航海員。銀龍の火炎を受け負傷。医務室へ運ばれる。
中曽根英次
三等海佐/少佐。42歳。
はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」船務長兼副艦長。
池内蔵之介
海曹長/兵曹長。27歳。
はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」電測員長。
沢村惣助
二等海曹/二等兵曹。23歳。
はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」電測員。
橋本公太夫
三等海佐/少佐。44歳。
はたかぜ型護衛艦「しまかぜ」砲雷長。
大村澄雄
二等海佐/中佐。43歳。
在エルムスタシア軍用基地幕僚。さくら型護衛艦「かえで」艦長。
陸奥宗広
二等海佐/中佐。42歳。
在エルムスタシア軍用基地幕僚。あさぎり型護衛艦「さわぎり」艦長。
新宮寺馬
二等海佐/中佐。43歳。
在エルムスタシア軍用基地幕僚。あぶくま型護衛艦「じんつう」艦長。
古賀順次郎
三等海佐/少佐。42歳。
在エルムスタシア軍用基地幕僚。
大河内実光
三等海佐/少佐。43歳。
ルシニア基地哨戒飛行隊所属。P−3C機長。ルシニア基地に近づく艦隊を2度に渡って発見した。
路浪信秀
三等海佐/少佐。42歳。
ルシニア基地哨戒飛行隊所属。P−3C副機長。ルシニア基地に近づく艦隊を2度に渡って発見した。
三好清次郎
三等海佐/少佐。44歳。
ルシニア基地哨戒飛行隊所属。P−3C機長。
本多忠和
一等海佐/大佐。45歳。
たかお型護衛艦「まや」艦長。
宮本武雄
二等海佐/中佐。44歳。
たかお型護衛艦「まや」船務長兼副艦長。
大門旭
海曹長/兵曹長。32歳。
早期警戒機「ホークアイ」のオペレーター。
金崎努
三等海佐/少佐。42歳。
医官。専門は心臓外科。ヨーク=アーデンに向かう「かが」に柴田、郷堂と乗り合わせ、久しぶりの再会を果たした柴田に対して侮辱の言葉を並べた。
三津波拓真
一等海曹/一等兵曹。28歳。
いずも型護衛艦「いずも」衛生員。トリカブト毒に当たった隊員2名の治療にあたる。
今川由輝
一等海佐/大佐。47歳。
あかぎ型護衛艦「あまぎ」艦長。新造艦である「あまぎ」の初代艦長に任命され、その初陣を率いる。
十返章貞光
二等海佐/中佐。43歳。
あかぎ型護衛艦「あまぎ」船務長。
加茂定淵
海曹長/兵曹長。29歳。
あかぎ型護衛艦「あまぎ」電測員長。
笹沼豪祐
二等海尉/中尉。33歳。
F−35Cパイロット。ミケート・ティリス周辺、メストーの森への空爆を行う。
吉川弥生
二等海尉/中尉。33歳。
こんごう型護衛艦「こんごう」船務士。
由井昌幸
二等海佐/中佐。45歳。
こんごう型護衛艦「こんごう」砲雷長。
大黒仙太夫
二等海佐/中佐。44歳。
ひゅうが型護衛艦「いせ」飛行長。ミケート・ティリス周辺へ向けてヘリ部隊を発艦させた。
藤原道文
一等海佐/大佐。46歳。
たかお型護衛艦「たかお」艦長。思うように進まない艦砲射撃にやきもきしていた。
百原丹波
二等海佐/中佐。46歳。
いずも型護衛艦「かが」船務長。ジェティスとフィロースに帝都入りの予定について伝えた。
大崎淳也
一等海佐/大佐。44歳。
しまばら型強襲揚陸艦「しまばら」艦長。リーファント公国軍の捕虜3,300名を「おおすみ」と共に同国まで届けた。
益田時影
二等海佐/中佐。42歳。
しまばら型強襲揚陸艦「しまばら」航海長。
○航空自衛隊/日本空軍
倉場健剛
二等空佐/中佐。46歳。
F−2操縦士。航空自衛隊ルシニア基地派遣部隊隊長。
野村維経
三等空尉/少尉。35歳。
F−2操縦士。航空自衛隊ルシニア基地派遣部隊隊員。
民間人
○日本赤十字社
長岡寧
日本赤十字社所属。49歳。
心臓・循環器外科医。リチアンドブルク赤十字病院院長。
荒川翔太
日本赤十字社所属。41歳。
麻酔科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。スウィーテ=コルサコフの治療に参加した。
城島健斗
日本赤十字社所属。40歳。
麻酔科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。
猪沢源次
日本赤十字社所属。30歳。
皮膚科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。
西尾紀秋
日本赤十字社所属。32歳。
泌尿器科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。
柴田友和
日本赤十字社所属。42歳。
脳神経外科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。元海上自衛隊一等海尉/大尉。かつて東亜戦争時に南京の病院へ派遣され、そこでの”捕虜虐待”が問題となり、1階級の降格処分となった過去を持つ。その心中には悲惨な過去を抱えている。
神崎志郎
日本赤十字社所属。42歳。
総合内科医。リチアンドブルク赤十字病院副院長。北方AIDS調査班班長。柴田とは以前より面識があり、彼の1番の理解者。柴田に対してとある負い目を感じており、彼を「日赤」に勧誘した張本人。
唐内元気
日本赤十字社所属。39歳。
消化器外科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。ネッター夫妻を診察した。
早川沙希
日本赤十字社所属。31歳。
口腔外科医。リチアンドブルク赤十字病院所属。
堂本浩一
日本赤十字社所属。38歳。
病理医。リチアンドブルク赤十字病院所属。検査室を根城に、この世界の患者たちの組織診断を行う。
久遠道幸
日本赤十字社所属。34歳。
看護師。リチアンドブルク赤十字病院所属。
飯島彰伸
日本赤十字社所属。37歳。
看護師。リチアンドブルク赤十字病院所属。
小波丞助
日本赤十字社所属。32歳。
看護師。リチアンドブルク赤十字病院所属。
田原時政
日本赤十字社所属。28歳。
臨床検査技師。リチアンドブルク赤十字病院所属。配属された直後に柴田、神崎らと共にスウィーテ=コルサコフの治療に参加した。それ以降、彼ら2人と行動を共にすることが多くなっている。後に北方AIDS調査班に参加。
近藤雅美
日本赤十字社所属。32歳。
薬剤師。リチアンドブルク赤十字病院所属。
黎亜紀
日本赤十字社所属。40歳。
放射線技師。リチアンドブルク赤十字病院所属。スウィーテ=コルサコフの治療に参加した。
五反田彗
日本赤十字社所属。27歳。
看護師。リチアンドブルク赤十字病院所属。
天野恵佐
日本赤十字社所属。27歳。
看護師。リチアンドブルク赤十字病院所属。北方AIDS調査班に参加し、一時期シーンヌート軍から追われる立場になっていた。
阿門一
日本赤十字社所属。31歳。
臨床検査技師。リチアンドブルク赤十字病院所属。北方AIDS調査班に参加し、一時期シーンヌート軍から追われる立場になっていた。
郷堂恵一
日本赤十字社所属。49歳。
感染症内科医。東京赤十字社医療センター勤務。第四皇女テオファが日本に亡命した後、彼女の主治医を務める。
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アメリカ合衆国/在日アメリカ軍
コンラッド=アルティネス
アメリカ海兵隊中佐。44歳。
ヒスパニック系アメリカ人。ミケート・ティリス上陸戦、及び帝都攻略戦に参加している在日アメリカ軍の代表を務める。
ウィルストン=チョウ
アメリカ海兵隊中尉。33歳。
中国系アメリカ人。ミケート・ティリス揚陸戦に参加し、上陸地点制圧の指揮を執った。
リチャード=ディアス
アメリカ海兵隊少尉。31歳。
隠し砦急襲作戦に参加し、隊員たちの指揮を執った。
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クロスネルヤード帝国
○皇帝領
ファスタ=エド=アングレム/ファスタ3世
クロスネルヤード帝国第26代皇帝。57歳。
世界最大の版図を統べる存在であり、それを感じさせる威厳を持つも、どこか影を感じさせる雰囲気を持つ。ロバンスの教皇が支配するイルラ教圏からの独立を目指して、様々な画策を巡らせている。3人の妃を持っていたが、第三皇妃は15年前に亡くなった。
アルフォン=シク=アングレム/アルフォン1世
クロスネルヤード帝国皇帝の弟(称号は皇太弟)→クロスネルヤード帝国第27代皇帝。50歳。
厳格なイルラ教徒であり、宗教観やスタンスの違いから兄であるファスタ3世とは度々衝突している。
ジェティス=メイ=アングレム
クロスネルヤード帝国第一皇子(皇太子)。28歳。
父たる皇帝を尊敬し信頼しているが、彼の言動が火種をもたらさないかと不安を抱いている。現在は皇太弟の簒奪から逃れ、行方不明である。
レヴィッカ=ホーエルツェレール・アングレム
クロスネルヤード帝国皇太子妃。26歳。
公爵位ホーエルツェレール家から嫁入りした。父フィロースや夫ジェティスの影響を受けた為、革新派の思想を持ち、ジェティスの行動に従っている。
アーネスト=ジュン=アングレム
クロスネルヤード帝国第二皇子。26歳。
アルフォンに追従する近衛兵に寝床を襲われ、毒殺されてしまう。
トゥオミー=ラスター=アングレム
クロスネルヤード帝国第三皇子。15歳。
実父である皇帝が、アルフォンによって暗殺されている現場に出くわし、自身も毒殺されてしまう。
ドナージョ=ギン=アングレム
クロスネルヤード帝国第三皇女。16歳。
アルフォンに追従する近衛兵に寝床を襲われ、毒殺されてしまう。
テオファ=レー=アングレム
クロスネルヤード帝国第四皇女。15歳。
重度の病を患ってしまったため、柴田が治療に当たる。皇帝と今は亡き第三皇妃の間から生まれた唯一の子。彼女の顔立ちは柴田にとって因縁深いものであるようだ。日本人医師たちの手によって、偶然ながら皇太弟の簒奪から逃れる。
ヴィルヘン=リンフォイド
クロスネルヤード帝国宰相。61歳。
現在は皇帝であるアルフォンに付き従っている。後にアルフォン1世によって閣僚職を解任された。
コラントール=カンザシー
クロスネルヤード帝国新宰相。42歳。
アルフォン1世に登用されたヴィルヘンの後任。アルフォンが自らの子飼いとする為に任命した保守派議員。
アミグダラ=ヘルパンギーナ
クロスネルヤード帝国外務庁長官。40歳。
アルフォン1世に登用された新たな閣僚。アルフォンが自らの子飼いとする為に任命した保守派議員。国の外交を統括する。後にアルフォンを裏切り、中央議会にて逓信社の報道を裏付けする証言を行った。
リスタ=レンテン
クロスネルヤード帝国外務庁副長官。38歳。
アルフォン1世に対する裏切りを呈した為、姿を消したアミグダラの代わりに、御前会議に参加していた。
アウグストゥラ=ケール
クロスネルヤード帝国内務庁長官。45歳。
アルフォン1世に登用された新たな閣僚。国の内政を統括する。暴君化した現皇帝に怯えている。
ラスペル=テュリムゲン
クロスネルヤード帝国内務庁副長官。41歳。
アルフォン1世の命を受け、ハリマンスからミケート騎士団領の自治権を剥奪した。その後、ミケート軍に対してヨーク=アーデンへの出撃命令を出すが、事の顛末を知った彼らの反発に遭う。
バルディン=トリーアス
クロスネルヤード帝国軍事庁長官。46歳。
アルフォン1世に登用された新たな閣僚。国の軍事を統括する。暴君化した現皇帝に怯えている。
ヘアルート=フォリキュラー
クロスネルヤード皇室付医術士。クロスネルヤード帝国侯爵位。62歳。
神聖ロバンス教皇国出身。正式な宮中医であるが、皇帝によって招かれた日本人医師たちによって、宮中での立場が危うくなっている事実を前に、精神的に不安定になっている。
チーリ=システーナ
クロスネルヤード帝国近衛隊長。46歳。
皇帝を護る盾たる近衛兵であるが、教皇国との関係を断ち切ろうと画策し、その上部下であるエルージュを重用するファスタ3世への忠義を捨て、アルフォンに寝返り、彼の簒奪に加担する。
エルージュ=メニンギール
クロスネルヤード帝国近衛副隊長。27歳。
若くして近衛隊のナンバー2を勤める優秀な近衛兵。ファスタ3世から絶大な信頼を受けており、本人もファスタ3世に対して混じり気の無い忠誠心を抱いていた。皇太弟に寝返り、皇帝を手に掛けた近衛兵たちに仇討ちを挑むが力及ばず、後に彼の死は“殉死”として処理された。
ラヴェンナ=リサッカライド
皇宮に仕える侍女の1人。25歳。
第四皇女唯一の専属侍女。テオファ共々皇太弟の簒奪から逃れ、その後は入院治療中の第四皇女の側に付いている。
フィロース=ホーエルツェレール
クロスネルヤード帝国公爵位ホーエルツェレール家現当主。55歳。
ファスタ3世の思想に同調する“革新派”の重鎮。
ロター=ズッぺンウィルグ
クロスネルヤード帝国公爵位ズッペンウィルグ家現当主。54歳。
ファスタ3世の思想に同調する“革新派”の1人。
アルレヒド=ヴェルヒレン
クロスネルヤード帝国侯爵位ヴェルヒレン家現当主。33歳。
ファスタ3世の思想に反発し、教皇への忠義を尽くす“保守派”の1人。
ファセット=コルサコフ
クロスネルヤード帝国伯爵位コルサコフ家現当主。40歳。
スウィーテの治療を始めてしまった柴田を罵倒するが、彼に諭され、渋々我が子を日本の病院に入院させることを認めた。
ウェルシェ=コルサコフ
クロスネルヤード帝国伯爵位コルサコフ家婦人。32歳。
熱病に苦しむスウィーテを見ていられず、彼を連れてリチアンドブルク赤十字病院を訪れた。
スウィーテ=コルサコフ
クロスネルヤード帝国伯爵位コルサコフ家第四子息。4歳。
Hibによる細菌性髄膜炎に苦しんでいたが、早期発見と日本人医師たちの治療により、程なく治癒した。
アーティア=リカレント・ラリンジール
イルラ教大司教。60歳。
リチアンドブルク教会の長。葬儀にて経典を読み上げ、即位式にてアルフォンに対して戴冠を行った。
レウクトラ=ネッター
平民階級の女性。29歳。
嚥下障害を訴え、夫と共にリチアンドブルク赤十字病院に来院した。
メルケル=ネッター
平民階級の男性。30歳。
妻レウクトラの付き添いとしてリチアンドブルク赤十字病院に来院した。
アンドレアス=ファンヴェサリー
教会の医術士。25歳。
イルラ教の庇護の元で医学を学びながら、教会が異端と見なしている日本の医学を学ぶ為に、病院に泊まりがけで研修している。今は追われる身だが、亡命の為に日本へ行けることを楽しみにしている。
アルブレフ=フリーブランデン
クロスネルヤード帝国皇帝領軍総督。51歳。
クロスネルヤード帝国皇帝領軍のトップを勤める。
ベレンガー=フルーウリー
クロスネルヤード帝国皇帝領軍将官。47歳。
「クロスネルヤード帝国ルシニア派遣連合艦隊」の総指揮官。ルシニアを守る4隻の第13護衛隊を前に敗走する。
エルストン=フォンマルバッハ
クロスネルヤード帝国皇帝領軍将官。48歳。
「対日本派遣艦隊」の総指揮官。出撃前に同艦隊は解散の憂き目に遭った為、一度も戦闘を指揮することはないまま、日本軍による奇襲空爆で戦死した。
ウィデリック=エッツォ
クロスネルヤード帝国皇帝領軍将官。43歳。
ミケート・ティリスでの主力部隊の大敗を知った皇帝アルフォン1世の命により、残存の皇帝領軍兵士3万5千を率いて、ミケート・ティリスから撤退してきた敗残兵9万と合流する。
ジョルデ=クロンカイト
クロスネルヤード帝国皇帝領軍佐官。39歳。
帝都内に住む日本人の捕縛の任務を受け、大使館職員を捕らえたが、病院のスタッフを全員取り逃がした。
トライツ=ヘモレッジ
クロスネルヤード帝国皇帝領軍佐官。42歳。
クロスネルヤード帝国ルシニア派遣艦隊の旗艦「オルトー」の艦長。
リンドウ=ガルブラッダー
クロスネルヤード帝国皇帝領軍佐官。39歳。
クロスネルヤード帝国ルシニア派遣艦隊竜騎部隊総隊長。弾幕をくぐり抜け「しまかぜ」に火炎を浴びせることに成功するも、直後に自らCIWSの射撃範囲に入ってしまい、銀龍ごと撃墜される。
デイジー=ヘンレループ
クロスネルヤード帝国皇帝領軍尉官。45歳。
皇宮東門守備長。前皇帝ファスタ3世の腹心の部下。報道が行われるまでは、帝都で3名の皇族の生存を知っていた数少ない人物の1人。
ハイン=ラドラス
クロスネルヤード帝国皇帝領軍下士官。30歳。
焼夷弾により放火されたメストーの森から脱出する為、部下を引き連れて森の外へ歩いていたが、炎上網によって阻まれた挙げ句、MLRSによる曳火攻撃によって部下を失った。
○ジットルト辺境伯領
ロクフェル=フォレイメン
クロスネルヤード帝国辺境伯位フォレイメン家現当主。53歳。
“18人の長”と称される帝国の一地方を治める長の1人。前皇帝の思想に同調する“革新派”に属し、アルフォン1世による対日宣戦に憤る。
ラント=ポイジェガース
クロスネルヤード帝国辺境伯位フォレイメン家代理人。35歳。
帝都に駐在し、ジットルト辺境伯の代理人を勤める。自らの主であるロクフェル=フォレイメンに、アルフォン1世の暴君化を伝えた。
フルマティー=グローメリュー
ジットルト辺境伯領軍軍団長。55歳。
フォレイメン家に仕えるジットルト辺境伯領軍の長。日本国の医師たちがファスタ3世とその一家を殺害したという発表内容を信じられなかった。
○ ベギンテリア辺境伯領
カネギス=ヴァスキュラー
クロスネルヤード帝国辺境伯位ヴァスキュラー家現当主。51歳。
“18人の長”と称される帝国の一地方を治める長の1人。前皇帝の思想に同調する“革新派”に属し、ペスト流行を治めた日本への恩義もあって、アルフォンからの離反を決意する。
○フーリック辺境伯領
フォード=ラング
クロスネルヤード帝国辺境伯位ラング家現当主。54歳。
“18人の長”と称される帝国の一地方を治める長の1人。前皇帝の思想に同調する“革新派”に属し、ペスト流行を治めた日本への恩義もあって、アルフォンからの離反を決意する。
○ミケート騎士団領
ハリマンス=インテグメント
クロスネルヤード帝国騎士団長位インテグメント家現当主。54歳。
“18人の長”と称される帝国の一地方を治める長の1人。教皇より皇帝を重んじる“正統派”に属す。前皇帝の意思を尊重する余り、対日参戦をためらう。実はクーデタから逃れた皇太子夫妻の国外亡命を手引きしていた。
チェベット=チャールウィン
ミケート騎士団領軍軍団長。61歳。
インテグメント家に仕えるミケート騎士団領軍の長。現皇帝の暴挙に憤り、その出撃命令を拒否した。
ヴォルノット=タンタイド
ミケート騎士団領軍佐官。40歳。
チェベットの命を受け、ミケート・ティリスに上陸した自衛隊/日本軍との接触を果たした。
○ ボン辺境伯領
デポン=ジェジューナム
クロスネルヤード帝国辺境伯位ジェジューナム家現当主。47歳。
“18人の長”と称される帝国の一地方を治める長の1人。教皇より皇帝を重んじる“正統派”に属す。前皇帝の意思を尊重する余り、対日参戦をためらう。
○シーンヌート辺境伯領
ルクレティア
平民階級の女性。20歳。
シーンヌート市の暗黒街で春を鬻ぐ娼婦。数多くいる娼婦たちの頭目的な存在で、追われる身である北方AIDS調査班に対して、梅毒に侵された娼婦たちの治療と引き替えにして、彼らに隠れ蓑を提供している。
サルウィン
平民階級の男性。21歳。
シーンヌート市の暗黒街で働く下男。北方AIDS調査班にシーンヌート軍の接近を伝えた。
○ドラス辺境伯領
ケディス=ヴェントリクル
クロスネルヤード帝国辺境伯位ヴェントリクル家現当主。47歳。
“18人の長”と称される帝国の一地方を治める長の1人。教皇より皇帝を重んじる“正統派”に属す。前皇帝を暗殺した日本に対して怒りを燃やし、ルシニアへの艦隊派遣に参加するも、後にそれがアルフォンによる狂言だと判明した際には、虚偽と欺瞞に満ちた“聖戦”の為に自軍の兵士たちを死なせてしまったことを後悔した。
○カッツェル辺境伯領
レオルド=アルナーボ
カッツェル辺境伯領軍佐官。34歳。
竜騎部隊隊長。日本軍の空爆によって、飛び立つこともなく惨殺された龍の死体を見て悔しさを滲ませた。
○ラックナム辺境伯領
ヴェルハルト=バトキアリー
ラックナム辺境伯領軍軍団長。44歳。
オーキュラス家に仕えるラックナム辺境伯領軍の長。ラックナム辺境伯領が保守派の長が治める地方であるため、現皇帝に反旗を翻した各地方の軍勢がミケート・ティリスを去る中で、最後まで対日戦に参加することになる。
サルコー=チェデリク
ラックナム辺境伯領軍佐官。35歳。
竜騎部隊隊長。自身と自身の竜騎が軍艦の中で寝泊まりしていた為、日本軍による空爆の被害を免れた。
コスリッヒ=アショフ
ラックナム辺境伯領軍佐官。37歳。
海軍旗艦「マクシミル」艦長。消滅した司令部に代わりラックナム辺境伯領艦隊の指揮を執ろうとするも、海上自衛隊による艦砲射撃に遭い、満足に戦えないまま艦隊を沈められた。
○ホスダン騎士団領
ジークリー=アスカニン
ホスダン騎士団領軍軍団長。50歳。
ラディアス家に仕えるホスダン騎士団領軍の長。ホスダン騎士団領が保守派の長が治める地方であるため、現皇帝に反旗を翻した各地方の軍勢がミケート・ティリスを去る中で、最後まで対日戦に参加することになる。自らが率いる1万のホスダン兵たちと共に最後の戦いに臨む。
ルドフ=ザルテー
ホスダン騎士団領軍尉官。34歳。
焼夷弾により放火されたメストーの森から脱出する為、部下を引き連れて森の外へ向かい、脱出に成功するも、自衛隊が試験兵器として投入していたクラスター爆弾によって部下諸共一掃された。
○ノースケールト辺境伯領
モーリッツ=エルバティン
ノースケールト辺境伯領軍軍団長。47歳。
ヴェルテブラ家に仕えるノースケールト辺境伯領軍の長。ノースケールト辺境伯領が保守派の長が治める地方であるため、現皇帝に反旗を翻した各地方の軍勢がミケート・ティリスを去る中で、最後まで対日戦に参加することになる。自らが率いる2万のノースケールト兵たちと共に最後の戦いに臨む。
○レターンクン騎士団領
ティツェーロ=シュテン
レターンクン騎士団領軍軍団長。49歳。
ライディヒセル家に仕えるレターンクン騎士団領軍の長。レターンクン騎士団が保守派の長が治める地方であるため、現皇帝に反旗を翻した各地方の軍勢がミケート・ティリスを去る中で、最後まで対日戦に参加することになる。自らが率いる2万のレターンクン兵たちと共に最後の戦いに臨む。
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リザーニア王国
ボードアン=イェルシャロー/ボードアン3世
リザーニア王国第20代国王。61歳。
教皇・皇帝に気に入られる事による自身の権益向上の為、勝手にルシニアへの侵攻を開始する。
アモリー=キューボイド
リザーニア王国外務長。50歳。
王にクロスネルヤード連合艦隊の敗走を伝えた。
ゴドフロウ=コクリアー
リザーニア王国軍将官。42歳。
リザーニア王国艦隊総指揮官。急な針路変更命令に辟易としながらも、ルシニアへと向かった。
サウムナー=マセテリック
リザーニア王国軍佐官。37歳。
リザーニア王国艦隊竜騎部隊総隊長。超低空飛行を行い、護衛艦のレーダーを攪乱するも、途中参戦した第41航空群の空対空ミサイル攻撃により、あえなく撃墜される。
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ジャヌーヤイ伯国
レモンド=タラブルス
ジャヌーヤイ伯国第21代国主。42歳。
称号は伯。ジェティスによる亡命政権樹立宣言に驚愕し、彼の即位を阻止する為に行動する。
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神聖ロバンス教皇国
イノケンティオ3世/ロドリーゴォ=アヴァンチェリス
神聖ロバンス教皇国“総本山”第53代教皇。48歳。
ジュペリア大陸の広範を治めるイルラ教の長。ファスタ3世と対立する中で教皇の権勢を維持する為、あらゆる謀略を巡らせる。
グレゴリオ=ブロンチャス
教皇庁長官。56歳。
神聖ロバンス教皇国の事実上のNo.2である。自他共に認める熱狂的なイルラ信徒であり、ティアム神を信仰し、その加護を受ける自分たちの正しさを信じて疑わない。幹部たちの中では、日本との戦闘において、正攻法による真正面からの対峙を主張した。
レオン=アズロフィリック
教皇庁外交部長。50歳。
国の外交を司る。
ヴェネディク=メデュラ
教皇庁内務部長。52歳。
国の内政を司る。熱狂的な信徒が集っている教皇庁の幹部たちのなかで、冷静に物事を見ることが出来る参謀的存在。幹部たちの中では、日本との戦闘において、少人数による小規模な破壊工作の継続、すなわちゲリラ戦法の実施を主張した。
ボニファス=ガングリオン
教皇庁国防部長。51歳。
国の防衛・軍事を司る。「ニホン国教化計画」を発案した1人。
クラメント=シノアトリアル
教皇庁財務部長。52歳。
国の財政を司る。幹部たちの中では、日本との戦闘において、早々に聖戦の撤回を主張した。
ウルバス=プラッセンタ
教皇庁法務部長。55歳。
国の法政を司る。幹部たちの中では、日本との戦闘において、大人数による総攻撃を行うべきだと主張した。
・・・
オリス
教皇イノケンティオ3世が独自に雇った密偵。アルフォンの下へ赴き、彼に教皇からの指示を伝えている。
セイム
教皇イノケンティオ3世が独自に雇った密偵。教皇庁の内部に潜伏し、オリスと連絡を取り合い、彼に教皇の指示を伝える。
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ショーテーリア=サン帝国
ハドリス=ムーコウス
ショーテーリア=サン帝国外務卿。53歳。
首都ヨーク=アーデンを訪問した日本使節団を接受した。
エディンガー=ウェストファルス
ショーテーリア=サン帝国外務副卿。36歳。
ジェティスによる亡命政権と日本国に与するという政府声明を世界に対して発表した。
ディオクレアス=マリーオラス
駐クロスネルヤード大使。47歳。
アルフォン1世による対日宣戦を母国に伝えた。
セルウェス=ジェニキュレートス
駐日大使。48歳。
夜遅くに外務省を訪れ、外務大臣である峰岸にとある重要な要件を伝える。
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エルムスタシア帝国
シルドレア=ツェペーシュ
エルムスタシア帝国第6代皇帝(皇兄)。163歳(人間換算で24歳ほど)。
吸血鬼族。人間と変わらない外見をしている。クロスネルヤード新皇帝であるアルフォン1世の要求を突っぱね、日本との同盟関係を保持する道を選ぶ。
セラレタ=オプティック
エルムスタシア帝国宰相。62歳。
蛇人族。蛇の様に鋭い目と長い舌を持つ。グレンキア半島沖での開戦を皇兄に伝えた。
イリノー=ダーミス
エルムスタシア帝国軍将官。45歳。
猫人族。猫の耳と髭、牙を持つ。グレンキア半島沖海戦において、万が一に備えルシニア沿岸に軍を率いて待機していたが、ルシニアに駐在する日本軍(第13護衛隊)の勝利を知り、喜んだ。