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祓い屋  作者: 近野梨華
序章
1/3

放課後の教室

 人が少なくなった放課後。赤い日差しが教室に入ってきているそんな中、数人の女子生徒の会話が響いていた。


 ――ねえ、祓い屋って知ってる?


 ――あの変な名前のホームページのこと?


 ――そうそう。完全にお悩み相談室になってるあれのこと。


 ――この町では知らない人の方が珍しいんじゃない?


 ――『どんな悩みも祓います。人には言えない奇妙な体験、どうぞお聞かせください』


 ――そんな感じだった! 良く覚えてるね。それにしても、奇妙な体験って何なのかな。


 ――なんか妖怪とか幽霊とか、そんな感じらしいの。


 ――それ、相談する人いるの? 一気に現実味がなくなったけど。


 ――意外と多いらしいよ。


 ――ふーん……完全に何でも相談所になってるけどね。


 ――そうだね。


 その後少女たちは話題を変え、普段通りのテンポで話し、いつもと同じように帰って行った。

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