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平凡な守り神  作者: yuki
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初仕事と私1

シリアスモードは無くなりました。



統一性がなくてすみません(>_<)

やっと私にアオイが戻ってきた。目を閉じてても分かる。

なにか冷たくて、小さな光が胸を暖める。

不思議な感覚・・・冷たいと暖かいなんて反対なのに。

やっと私は『私』になったのね。




うふふふ・・・はぁ~(大ため息)

もうちょっとポエム読んどこうかなぁ・・・なんか目を開けたら後悔する気がするのよね~最近、いろんな事(ルグの事とか)を考えすぎて疲れた。

雰囲気ってホントに重要なんだなぁっと再確認。ルグのそばではここまで気を抜けなかったというか私お得意の現実逃避ができなんだ。


あ~方言まで出てきてもたわ。

アカン、アカン。ある意味私が戻ってきたって事かもしれんけど方言って文章にしたら読みにくいし打ちにくい。

ごほっごほっ  こっちの事情でした(汗)




あーチクショウ(乙女なのにこんな事いってゴメンナサイ)

ここがお花畑もしくは譲って王宮か神殿ならパチッって勢いで目をあけるよ?それこそ「開眼!!」って感じで開けるよ?ずっと目を閉じとくのって結構しんどい。



でもね~ほのかに香るというかむしろ主張している鉄分の匂い。

なんとなく服とか手には付いてないと思うけど(いや思いたい)、現代日本に生まれた私は血に囲まれた生活は送っていない。人間どころか動物さえさばいた事はない。

むしろ自分の血の匂いさえ苦手なんだから、もしこの匂い+視覚情報を得てしまったら気絶するか嘔吐する自信がある。



私は天才でも勇者でも、もちろん救世主でもない。

ルグと約束はしたけどそんな直ぐには出来ない。早くアオイと一緒になりたかったのは本当。でもこの状況はちょっとね…


【アオイ?どうしたの?】【辛いの?】


あ~精霊の声が聴こえる。ちょっとみんな(?)にお願いがあるんだけど・・・

【なに?】【何をしたらいい?】【誰を殺したらいいの?】



いやっ、殺さなくてもいいから。てか過激派にならないで・・・

私から半径10m・・・いや目に入る範囲の血が一滴でも出ている方々をちょっとお外に移して頂きたいなーって。あと空気の入れ替えをしてほしいな。


・・・反応なし!!あ、無理ならいいんよ?サングラスとマスクさえくれれば。


【アオイ?どうしたの?】【辛いの?】

あれ?さっき聞いたぞ?デジャブ?

【眼を開けてアオイ】【もう掃除したよ?】【アオイ、うれしい?】



精霊の声に後押しされてそっと目を開けてみる。

・・・うん、大丈夫だな。ちょっと床に赤い模様があるけど模様だもん!!

許容範囲だもん!!


「ありがとう、みんな。すっごく助かった。」

【よかったね】【いつでも言ってね】【アオイ笑ってね】






よっしゃー!!気を取り直して☆

新生 碧 稲葉 

守り神として初仕事 領主ピッグを懲らしめにいきます!!


うん…

ごめんなさい

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