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平凡な守り神  作者: yuki
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覚悟と私1

今回はルグにーさんが中心でしゃべっております

いいか、碧


お前は自分がいらない存在だと感じた。

それはなぜか、よく考えてみろ。

幼いころのトラウマからだろう?幼いお前にとっては辛かったかもしれん。絶望を味わったかもしれない。


だがそんな人間達とお前は今も付き合いがあるか?

お前がそう感じた原因達はおそらく覚えていないぞ。お前という人間が居た事は覚えているかも知れないが・・・



だが勘違いするな。

反対も然りという事を。お前が気づいていない、覚えていないだけで周りにそう思っている人間が居るという事を。

お前が発した言葉、行動で誰かが、・・・俺の大切な子供が傷ついたんだ。


人は生まれた瞬間から死ぬ一瞬まで、人は愛され、癒し、傷つける。

だからお前を責めている訳ではないんだ。



もっと他の世界を知れ。

お前にはそれが出来るから、ソナウイに預けたんだ。

知る事ですべてが変わる。

たとえ結果が同じでも、知っていた場合とそうでない場合では全く違う。


そして理解しろ。お前がどういう存在なのか。


お前が今までに食べてきた動物達は?

人間は生きるために他の動物を殺す。それは、仕方がない事だ。

他の生物も同じように行動する。

ただ、人間は楽しみとして他の動物を殺す、もしくは飼う。人間達は何も感じないだろうな・・・それが当たり前だからな。愛玩動物だったかな?懐かないと痛めつけ、飽きれば処分する。可笑しな話だろう。


逆で考えてみろ。

碧や碧の友人たちが、攫われて殺される事を。ただ単に遊びとして殺される事を。

自分とは違う言葉も通じない種族に狭い檻に閉じ込められる事を。





だからといって人間のすべてを否定する訳ではない。それが、人間達が進化の中で選択した結果だから。

選択した結果はすべて人間が対価を負う。


俺は何も感傷しない。俺は人間の敵でも味方でも無いから。

すべての生物の親だから。





碧にした事はアオイに力を与えた事。そうじゃないと碧が壊れるから。壊れた碧は自分だけではなく、周りを壊すだろう。

神として、俺の子供が他の世界を壊す事は許されない。ソナウイが赦しても許される事ではない。


後は親として。可愛い俺の子供が壊れる事は絶対にいやだ。俺の手元で守れないなら、守る手段を使うだけだ。





碧。お前が変わる事で、未来が変わる。

お前には変わる責任と、変わらない自由がある。その事で変わる未来さきへの義務もな。

無知は責、知ろうとしないのは罪。分からなければ聴け、否定だけはするな。

自分で考え、動け。そしてもう一度考えろ。


お前は守り神。

国のすべてを守るためにお前はそちらに渡ったんだ。

間違ってもいい、泣いてもいい。

正解なんてないんだ。その代わり間違いもない。



ソナウイも言ったんだろう?お前のやり方であの国を守れって。

ただ、さっき言った事だけは忘れるな。















お願いします。


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