表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
平凡な守り神  作者: yuki
41/47

ルグと私1

大変、大変遅くなりました上に変な文章ですが

よろしくお願いします。

ルグ事、頭と中身の軽いお父様の長い、長―いロングロングアゴーな話を聞いてみました。

ところどころ話は脱線、そのまま経済・政治・エンタメもろものの話を聞きました。


♥な話①

おとん・おかんの出会いから結婚までの話は口から泡・砂糖・砂が出てきました。

もう・・・居た堪れない。

もう・・・目を見て話せない。

もう・・・腹筋が痛い。腹がよじれる。涙が出る。


うん。ドラマってイケメンがしてナンボですわ☆。タイタニックも美形が主人公だからあんなにヒットしたんだ。

あれがその辺の人がしたら・・・ちょっと魅了は半減してしまう。

あ~しょうもない事考えないと腹が立って仕方がない。

九九でも数えようかしら。









「碧~、そろそろ戻ってこい?あ~なんか血の繋がり(?)を感じるわ・・・」



五月蠅い。

このアホ、ボケ、タコ、へタレ、間抜け、いらん事しい、お節介、過保護、親ばか・・・

いらん事しやがって。

そもそもあんたが原因で、私はソナウイと出会ったのに。

私の意思とは関係なしで嫁に出しといて、心配でした?そやからちょっと細工してみました?

ふざけるな!!


ルグの話を要約すると・・・

碧が壊れる事を防ぐために、もう一人のアオイを作りました。作ったというか力を与えたほうが正しい。

ちなみにアオイは喜怒哀楽でいえば 哀 。

人にとって一番の感情は哀だから。

一番つらい感情だから。

碧は哀しいと感じない。すべてアオイが感じてくれるから。

シュヴァでは感じなかった、たった一つの感情。

いや・・・感じかけてたもの。感じかけたから今はアオイが守ってくれているもの。




確かに私の事を考えてくれた結果かも知れないけど、そんな気遣いはいらない。

私は碧であって、アオイなのに。

私をいう人間を無視した行動。






ソナウイは言ったのに。

操り人形では無いと。私のやり方であの国を守ればいいと。

“哀しい”を知らない人間がどうやったら、よい国を守れるの?

それが出来ない私は守り神の資格なんてない。

私があの国での存在意義は無い。




「あんたなんていらない。」

「いるだけで邪魔。有害なだけ。」

「いない方がいい。消えて。」



昔聞いた言葉がよみがえる。


私はいらない子なの?

だからソナウイにあげたんでしょ?


評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ