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平凡な守り神  作者: yuki
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アルド村と私

今回は短いです。

そして内容は今まで以上に薄いです。

ごめんなさい・・・

ソイに乗ってからは快適な旅になった。お尻も無事だったし吐き気もなし。

ちょっとした旅行気分で・・・っていうのはアンギオには内緒。





やっと着いたアルド村・・・はっきり言って廃村。畑はかろうじて緑が見えるけどほんのわずか。精霊が戻ってきてもこの状態って・・・前はどんなだったのか想像したくない。

なによりも驚いたのは家。ほとんど崩れてしまっている。日本育ちの私はこんな建物、時代劇とかでしか見たことがない。こっちの世界に来てからも基本は神殿にいたし、城下にこんな状態の建物なんてない。


雨風でさえ満足に防げないような建物しかないアルド村。

・・・明らかに人力によって壊された村。自然の風化ではあんな風にはならない。

精霊が離れ、政府にも気づいてもらえない村。この国にはあとどれくらいアルド村があるんだろう。



「イナバ?ここが俺の村だ。・・・ひどい有様だろ?この状態で税は今まで以上とかほんと何を考えてんだか。領主にとって俺らは虫けら以下の存在なのさ。

俺の家に行こう、妹が待ってるから。あ、それと村人は俺以外知らないから俺の友人の神官見習いって事で頼む」


「了解~。

あれっ?ソイがいない・・・。まあ大丈夫か(ソイに喧嘩売る馬鹿は居ないだろうし)」







「ただいま~。テンシン?出かけてるのか?」

「お邪魔します。妹さんお留守?」


村のはずれにアンギオの家があった。やっぱりボロボロだったけど他の家に比べるとそうひどくない。キッチンと部屋が二つあったけどよく掃除がしてあってキレイだった。

「川に行ってるのかもしれないな。しばらくしたら帰ってくるだろう

取りあえず座ってくれ。これからの事を話したい。」


その方がいいか。

私、神官じゃないからどんな事したらいいのか分からないけど何とかなるだろう。さっきから精霊たちがめっちゃ挨拶しにくるし。

ようはこの村を豊かにして、領主を何とかしたらいいのだろう。


こうしている間にたくさんの命が消えている気がする。

私にこの国の人、すべてを助けるなんて大層な事は出来ない。

でも今眼の前にある事を全力ですれば、少なくともアンギオ達は助けられる。

早く終わらして、もっと他の村を見てみたい。もっとこの国の状態を知らないと・・・。





文才がほしい・・・

心底思いました((+_+))


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