ふたりのメロデイ
風が強かった朝のベランダ越しで語った言葉
たしかに過去のコトバだったけど
とてもうれしかった
逆にそこまで待たせてしまったこと
誰がなんと言おうと
謝るべきこと
冷めてしまったスープは
ふたりの今の目撃者となり
これから温めるだろうスープは
ふたりの未来の目撃者となるんだろう
少し陽ざしの差し込んだ部屋に
昨日と違う位置のモノを探すのはとても難しいけど
昨日と違う「キミ」という存在なら
すぐに分かるから
キミという存在を
僕は大事にしないといけないね
それはあたりまえのこと
これから、ふたりのメロデイを奏でるなら
今日起こり得るステキなことをひとつくらい
キミよりも先に見つけて
僕はキミを待ってる