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中二病、魔王に憧れる  作者: 一成輪
2/2

2.ありがとう、転生、それしかいう言葉が見つからない

誤字脱字、もしありましたら指摘お願いします。

 


 一年たった、何がというと僕がこの世界で転生して一年がたった。何の因果によってそうなったかわからないが記憶を持ったままの状態で赤ん坊になった。



 まだ生まれたばかりのころは情緒不安定でいつも泣いていたり、ミルク飲んだらすぐ寝る生活だったため転生したと実感したのは最近になってからだ。



 しかもこの世界魔法もある、なぜならば毎回メイドさんがおしめを替える時なんか呪文みたいのを言うと体がサラサラになるのだ。歓喜した、これで僕も魔王になることができるのだ!なので僕は魔法があると実感した日から魔力を増やしている。そして意外なのが魔力がある場所がすぐに分かった、心臓の所にあって血液と一緒にめぐっているようだ。



 だが、よくある転生ものの魔力を使い切るんじゃなく空気中にある魔力を吸って魔力容量を拡張することで増やすみたいだ。じゃあ、ただ単に魔力吸えばいいわけでもない、一気に吸うと心臓が破裂しそうになった。



 調子に乗って、やってみた時、三途の川が見えたよ。だから、コリをほぐすように少しずつ拡張をしている。僕は早く魔王になって魔王ムーブをしたい。圧倒的力の差を見せつけクールなセリフを言ってみたいのである。でも力を身に着けても表沙汰には出ず裏で理不尽な暴虐の限りを尽くすのだ!



フフッ想像すると口から涎が、おっと……、どうやら涎よりも先に下からあれが出てきてしまったぜ。とりあえずメイドを呼ぶか……。



 「おんぎゃああぁぁぁ~(ハウリングボイス!)」



 +++++++++++++++++++++++




昼が過ぎた頃、この部屋に入って早々僕を見つけると嬉しそうな顔をしなが抱き上げる女性?少女?が来た。



 「ラスト元気にしてた?私はもうラストと一緒にいたくて早く仕事を終わらせに来たわ。母さんが子供の頃好きだった絵本があるの。読んであげるわ」



 この人は僕の母さんだ。名をローズ・レイン・ハート、僕はラスト・レイン・ハート。そして父はクロウ・レイン・ハート。



 母さんは一言で言うと悪役令嬢みたいな容姿をしている、セミロングの輝く銀髪の髪に、吊り目気味の気の強そうな赤い目、そして高圧的な雰囲気だから余計にそう見えるのである。ちなみに僕は母似の顔をしている。



 だが、そう見えるだけで実際は違うこと知っている、とても優しいし、笑顔をよく見せるし。メイドたちは母のことを尊敬な眼差しを向けている。あと母は俗に言うロリ体系なのでミルクをよく飲んでいるところをメイドに見つかって恥ずかしそうに秘密にしてたのを知っている!(お世話になっているメイドたちが話してたのを聞いた)。



 母の趣味が英雄譚や恋愛小説が好きなのでよく読み聞かせをしてくる。僕も文字を覚えられる絶好の機会なので楽しみだったりするのだ。それになまじファンタジーの世界だからよくある英雄譚でも現実味が沸きワクワクするだ。


そんな感じで時は過ぎていった。

あと少しこの世界のことを説明したら第一ヒロインを登場させます。

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