1話
昔のパソコンがぶっ壊れて、しばらく小説を書いていなかったけど、いい感じの奴思いついた。
ヒューヒューと肌を刺すような冷たい風が横から殴りにかかり、上を見るば、空から大量の黒い雫が降る。横を見ると、闇だけがそこに居座り、目の前には階段があり、それをゆっくりと一歩、また一歩と階段を登る。登る途中後ろと前には黒い人がいた。後ろにいる黒い人を見ると、穏やかに三日月型の笑顔を浮かべてきた。
そんな奇妙な夢を見た。あの黒い人が浮かべた笑顔が合図になり、ぼくはバッと起き上がる。ふと窓を見ると、北極星がはっきりと見え、まだ夜であるということを証明していた。その星をしばらく一服していると、
「服が濡れてる....」
自分の服が汗によって肌にべっとりと付いていることと自分の呼吸に荒くなっていることに気づく。ぼくは思う。『なぜ?』と、あの夢は対して怖いという印象を受けなく、むしろ奇妙で、美しい夢だと思う。それなのにこんな状態になることにぼく自身に疑問を浮かべる。
「....そんなことよりも風呂に入りたい」
そんな疑問を吹き飛ばすほどの不快だった。ぼくはベッドに出ってクローゼットに向かいそこから自分の着替えを用意し、風呂へと向かう。
風呂向かう途中えらく心臓がバクバクとしていた。別にぼくは深夜の家を歩き回ることが怖いタイプではないのではないが、恐れがある。ぼくの異常な状態に自分自身もぞっとしてしてしまう。
バクバクと心音を聴きながら風呂場に着く。このまま服を脱ぎ、お風呂に行き、シャワーをするばいい。そうそうするればいいのだ。そうだった場合どんな幸せだっただろう。なのにぼくは鏡に目を向けたそして目に映る。恐ろしきも美しい怪物とその前にいる少年が。
「え」
迅速に後ろに目を向けると、不幸のことに気のせいや幻覚の類ではなかった。なぜなら、全ての五感が今、お前の前にいるのは現実で、本物であると言っているからだ。その怪物は人型であった、いや人ではあるのではそれでは正確ではない。美しい少女だと思う。人形みたいな綺麗の肌と、黒いロングヘアー、赤い瞳を持つ凛としたでかい目、すっとした鼻、華奢な体の上に着ているメイド服が似合っていることが全ての美を表現していると思う。しかし、カノジョを見るともっと奥から死神がいるような気がして、死の匂い、カノジョの三日月型の笑顔、何よりもカノジョが背負っている自分の身長よりも倍以上もある大きな死神の鎌が恐ろしく感じるのだ。
『君は一体誰r「屋敷に行きましょう、ね?」
そしてカノジョはあの手をぼくの顔の前に出し、ゆっくりと近づいていく。小さな手のはずなのに、大きな
闇に見えた。その闇がぼくの視界を覆ったとき、ぼくは気絶した。
女を書くときには、無理に書かないで、自分が書きやすい少女(性癖にぶっ刺さる少女)を作るのが楽なのじゃー
(ちなみにぼくはサイコ系は無理ですからね、物語の上で、ね)