異世界
初めの投稿で、初めて書きました。
上手く纏まってるかわかりませんが
少しずつ上手くなっていけたらいいなぁーと思ってます。
異世界
1話
ある朝壮大な揺れと音で目覚めた
「地震か」
何年も前から地震が起きると言われていたが
なかなか地震は来なかった。
「大丈夫か?」
「うん。大丈夫」
隣にいる嫁と目を合わせて、お互いに避難の準備を始める。
非常時用のリュックと鞄に服を詰めて,
「準備出来た?避難場の小学校に移動しようか」
「あ、ちょっと待って携帯と財布忘れてる。」
嫁が部屋に取りに行く時また大きな揺れと眩い光が射してそこで意識が途絶えた。
「光希起きて」
「うぅ」
「良かった。怪我とかない?」
「あぁ、大丈夫だよ。愛華は怪我はないの?」
「私は大丈夫だよ、それにしても凄かったね」
「あぁ、あの光は一体何だったんだろう。兎に角今は避難場所に行こうか。」
荷物を持って二人は玄関の扉を開ける。
そこは見慣れない風景が広がっていて何処を見ても今まで居た場所ではない。
「此処は?」
「え?光希どうしたの?」
「愛華此処は何処だ」
「何いってるの?」
愛華も玄関から外を見てみる。そこは今まで見慣れた風景ではなく、記憶にはない草原が広がる場所だった。
「え、え、何これ」
「光希どうなってるの?」
「いや、何がなんだか俺も解らない」
「取り敢えずどうする?」
光希達は周りを見渡して、人影を探しに歩き出そうとしていた。
「そうね、此処に居ても仕方ないし周りを歩いて人がいないか見てみましょう」
「そうだな。」
歩き始めて二時間位たち、道らしき所に出る。道と言ってもアスファルトとかではなく、草が踏み潰された野道だった。
「光希どっちに行けばいいと思う?」
右も左も解らない光希に聞かれても答えようがなかった。
「愛華流石に解らないよ」
「取り敢えず此処でちょっと休憩しながら人が通るまで待ってみようか」
「そうね、でも人影見えないね」
三十分、一時間たった頃お腹が空いてきた光希はリュックの中から乾パンと水を取り出し愛華と二人で食べ始めた。
「光希見て人が来た」
愛華が指を指した方を見ると、確かに人影が見える。
5,6人馬車を囲うように此方に歩いて来る。
腰に剣を差した、男とローブを纏った怪しい奴、女の姿も確認できる。
「おーい」
「すみませーん」
光希達は歩いて来る人影に向かって声をかける。
読んで頂き有り難う御座いました。