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臨死恋愛  作者: 叶狂
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プロローグ:因果報告

初めまして、叶狂と申します。

一応初めて書いた話なのであまり文章は上手くできていないと思いますが、

読んでいただけると嬉しいです。

たまに表現がおかしいかもしれませんが、大目に見てください。




ああ、死ぬ瞬間って本当に世界がスローモーションに見えるんだ。

私は迫り来るトラックを目の前にしていながらも何故か冷静を保っている事ができた。

やっぱり自分は人とはどこか違うところがあるなぁ、と改めて思う。

もしも死んだら意識はどうなっちゃうんだろ?

もしも死んだら皆はどう思うだろう?

もしも死んだらこのトラックの運転手に迷惑かけちゃうんだろうな…

正直、死というものを実感出来なかった。

トラックの車体が身体に直撃する。

痛い。

痛い。

痛い。

全身の骨が軋む。

世界が反転する。

苦しい。

苦しい。

嬉しい。

やっぱり、生きてるのなんて面倒だからこのまま死んでもいいかな。

今まで自分に費やされた金額を考えると頭が痛くなる。いや、実際は地面に落ちたときの衝撃で

頭が痛むのかもしれないが…。

「これは……走馬灯…?」

ムカつく両親の顔、うざったい姉の顔、騒がしい友人の顔、鬱陶しい担任の顔…

これまでに出会った人々の顔が脳裏に映し出されては消えていく。

そして最後に見たものは、顔ではなく、文字だった。


“ve8HERE”


それは、彼の印。

まだ会った事も、顔を見た事も、声を聞いた事もない愛しい彼の印。

やっぱり、死にたくないな。

しかし、その思いとは裏腹にどんどん意識が遠ざかっていく。

暗い、暗い、意識の水底に沈んでいく。

「約束…守れな、…かった……」

ごめん。

それが彼女の最後の言葉。

しかし、それも途中で途切れてしまい、肝心な事を言いそびれてしまった。

プツリと意識は途切れ、息も止まった。

世界が、時間が、機能が全て止まった。

そして、人生までもが止まってしまって。

最後に残ったのは…



どうだったでしょうか?

正直私は自身ありませんが、少しでも「面白そう!!」と思っていただければ幸いです。

これからもバンバン時間の許す限り書いていこうと思うのでよろしくお願いします。

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