第17話《“世界合体師ギルド”からの招待状! 目指せランクアップ試験!》
ある日、ベルナークの古民家に届いた金の封筒。差出人は、《世界合体師ギルド本部》――すべての合体師が目指す総本山!
ユル:「え、おれ……ギルド未登録なんだけど」
ポタージュ:「あんた、どんだけ野良合体してたのよ……」
ボルト:「なぁにが始まるんだ!?」
フュズ:「“ユルさま とくべつしょうたい”……って書いてある」
【ギルドからのミッション】
「あなたの活躍は、非公式ながら各地に轟いております。つきましては、《合体師初級ランクアップ試験》を実施いたします。
世界ギルド支部・浮遊島にて、お待ちしております」
【浮遊島へ!】
合体:
【飛行バケツ】×【改良フュズ燃料】×【風船植物】=
→ 《空飛ぶバケツMk-IV・ギルド航路仕様》
空に浮かぶ《ギルドアーク》
そこには、あらゆる合体師たちの夢とロマンが詰まっていた!
【ギルド内の風景】
無限に広がる素材図書館
合体事故記念博物館(入場無料)
世界中の合体師たちが腕を競う訓練場
合体動物カフェ(看板:三つ首のヤギ×ふわふわウサギ)
【試験官登場】
試験官
ギルド中堅のベテラン合体師。
「合体を、舐めるなよ」
見た目はガチガチの軍人気質。
試験は以下の三部構成!
試験①:合体理解試験(筆記)
出題例:
「スプーンとカミナリ石を合体するとどんな料理ができる?」
「次の素材の組み合わせで**“絶対にやってはいけない合体”**を選べ」
「合体師の心得を一言で書け」
→ ボルト:「食ったら雷が鳴る鍋になったな」
→ ポタージュ:「これはマトモに勉強する試験よ…!」
試験②:素材探索+即興合体バトル
ユルたちは《素材迷宮》に送り込まれ、制限時間内に合体武器を作って敵を倒す!
出現ボス:合体虫王
素材:
刃こぼれした剣のカケラ
炎のカビ(火属性素材)
セミの抜け殻×7(なぜ?)
ユルの合体結果:
【剣カケラ】×【炎カビ】×【セミ抜け殻×7】=
《セミ鳴剣・炎震ノ夏》
→ 振るたびにミンミン鳴いて炎を撒き散らす迷惑武器!
試験③:共鳴合体試験(協力戦)
最終試験は“仲間との共鳴”。
試験課題:仲間と協力して、ひとつの大合体装置を完成させよ。
ただし、「素材は記憶」――
素材に使えるのは、自分たちの旅で得た“想い出”!
【ユルたちの想い出合体】
・フュズとの出会い
・鍋で魔物を鎮めた日
・サーカス団で空を飛んだ日
・喋る舞台と涙した芝居
「あの名前を、もう一度呼んでもらえた」時間
→ それらすべてを“心素材”に変換し、合体!
《記憶共鳴装置:カケラの虹時計》
→ 動くたびに、旅の記録を再生する“心の合体装置”。
【試験、合格!】
マドロフ:「……いい合体だ。
ガキどもにしては、出来すぎだ。――初級合体師、認定する!」
【報酬】
ランク:合体師・C級(初級)
合体図鑑・ギルド編が開放
ギルドアーク拠点として使用可能に!
次の試験:**“国家級合体認定:世界任務編”**が解禁
【最後に――】
試験終了後、ユル宛てに再び届く封筒。
中にはこう書かれていた――
「次の合体は、“世界の境界”を超えてもらう」
「対象:失われた異世界群《グレイコード群島》」
――《世界合体任務:封印された合体》、起動。
次回予告!
《封印された島と“喋る世界地図”》
→ 合体師ユル、新たな航路へ! 地図そのものが語りかける?
旅の舞台は、忘れられた異世界群島へ!