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姉妹坂  作者: THMISmama
98/249

姉妹坂 vol.098 「私ら、可南子、応援してるから。」

男子が、大きなテレビ画面を道場から移動する。


「こっち…だったよな、彩萌~~。」

憲央。


彩萌、

「うん。ありがと。」


航、

「先輩、ありがとうございました。」

彩萌と憲央に。


「な~に言ってる~~。可南子のためだよ。」

彩萌。

「私ら、可南子、応援してるから。ねっ、弓香~~。」


弓香、

「うん。」

にっこりと。


史江、

「頼んだよ、1年。海野~~。」


航、頭を掻きながら、そして、赤くなりながら…。

「あ…。は、はい。」


途端に史江、

「か~~っかっかっかっか。」

両手を叩いて、

「まさか、1年…???海野~~。可南子の事、好きになったとか…???」


その史江の一言に一同、

「えっ!!!!!」


いきなりその声に航、ドキン。


園加、愛寿美、

「うそっ…???」


弓香、摩耶、菜穂子、思わず口を尖らせて…。

可南子に可羊子、目をパチクリ。


そして彩萌に紗枝、茉優、

「えっ…???えぇぇぇぇぇ。」


可南子も、茫然、

「えっ…???えぇぇぇぇ…。」


園加、彩萌、

「可…南…子…???」


「い……???い…や。いやいやいやいやいやいやいや。」

目をパチクリさせながら可南子。顔をあちらこちらに…。


憲央、いきなり海野の肩をトン。

「かかかか。海野~~。しっかし、おま…、良い体してんな~~。」

そして、

「彩萌~~。」


彩萌、

「あ…。あ~~。はいはいはい。こっち、こっち。」


史江、

「くく。な~んて顔してっかな~みんな~~。」

両手を叩いて。


「くっ。まっ、いっか~~。矢っ島~~。年下も…良いかもよ~~。かかか。」

愛寿美を見て、いきなり可南子の肩をポ~ンと叩いて園加。


それに合わせて愛寿美、

「くく。…だ~ね~。」

後ろに両腕を、そして両手を握りながら。


ポカ~ンとしている可南子。そして、

「んもう~~。園加~~。アズ~~。史江さん。な~に言ってるかな~~。」


園加、愛寿美、

「かかかか。」


弓香、摩耶、菜穂子、

「……。」


弓香、

「でも…。なんか…。いいかも…。」

頭を傾げながら…。


摩耶、菜穂子、口を尖らせて、

「お~~~。」


信一、

「…な…、なんか…凄い事に…???」


敦司、

「先輩…???」


何故かふたりの男子、それぞれ、意中の女性を見つめながら…。


可羊子、

「お…、お…姉…ぇ…。」


佐智子、鈴鹿、レミ、

「ま…さか…。」


紗枝…、

「ふん。くく。お~もしろく、なってきた…かな~~。ねぇ茉優。」


茉優、

「…ん…???ん~~。」




そして、彩萌の家を出る面々。

「お邪魔しました~~。」



「さ~てと~~。来週は…期末か~~。」

紗枝。


史江、

「ふ~~ん。…一週間後…。ぐぁっ。」


茉優、

「やんなきゃ、なんないってね~~。部活もないし…。」


佐智子、鈴鹿、レミ、

「じゃ…、先輩~~。ここで~~。」


史江、

「うん。さて、私らも…帰って期末の勉強~~。」


可羊子と一緒に歩く可南子、後ろの方で敦司と一緒の航に、

「あっ、海野君…。」


航、

「…ん…???」





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