姉妹坂 vol.083 「な~んか…、いつもの竹脇先生と…???」
いつになく顧問の雰囲気の違いに気付いた可羊子、
「な~んか…、いつもの竹脇先生と…???」
学年別に、全ての射込みを終えて、自主練習をしながら、
史江が彩萌に、そして憲央に…。
「ねね、彩萌、憲…。」
彩萌、憲央、
「何…???」
「ん~~???どした~???」
史江、
「栞奈先生…、なんだか…いつもと…。」
憲央、
「ん~~???…いつもと…???」
首を傾げながら、
「別…に~~。」
彩萌、
「ふふ。うんうん。確かに、朝から、何か…???」
憲央、
「そうか~~???」
その瞬間、史江の右足が憲央の右脛を。
そして彩萌が憲央の左脇腹を思いっ切り抓る。
憲央…、
「い~~~っ。」
その時、紗枝、
「ねね、史。」
史江の右肩を…。
「栞奈…先生…。」
「えええええ…???紗枝も…???」
紗枝、
「うんうん。」
部員、自主練習の最中に栞奈。
「先生…やるよ。」
茉優。
「凄い、綺麗…。」
可羊子。
レミ、
「先生…、何か…あった…???」
「もしか…して…???…かな…???」
彩萌。
「なになに、彩萌…???」
史江。
彩萌に向かって自分の右耳に手をかざして。
そんな史江の耳に、彩萌、
「…………。」
そんな史江の左耳に憲央、自分の右耳を。
史江、
「うそ…!!!!…ん…???何やってる、憲…???」
そんな憲央を見て可羊子、
「くく。定岡せんぱ~い。かかかか。」
史江、
「マジで!!!」
彩萌、
「うん。…もしかしたら…、もしかして…。」
紗枝、
「ありゃ、ひょっとしたら、ひょっとするね~~。彩萌~~。」
「さっすが~~。紗枝。こういう事には名前の通り、冴え…てるね~~。」
腕組みしながら彩萌。
紗枝、首をコクリと、
「あれ…???」
史江、
「さぶ…。」
「キャハハハハハハ。」
可羊子。
「あんたは笑い過ぎ。」
可羊子の頭をトン。紗枝。
可羊子、神妙に、
「ごめん…なさい。」
紗枝、
「確か…、栞奈先生…。」
上目使いに、
「ねね、彩萌~~。…だよね~~。」
「うんうん。…確かに。…あの人。」
史江、
「まさかね~~。私ゃ、初めて知ったよ。へぇ~~。」
なにやら竹脇栞奈、心に変化が…あったらしい…。
「おっと。それよりカヨッチ…。例の話し…???」
史江。
彩萌、憲央。
「うんうん。」
信一、
「カ~ヨちゃん。」
史江、紗枝、彩萌、
「へっ…???信一…???」
憲央、
「かかかか。信一、可羊子ちゃん。なぁ~~。」
信一の肩をポンと叩いて。
信一、
「バカヤロウ、憲。」
史江、彩萌、紗枝、茉優、
「え―――――――っ!!!」
その声が大き過ぎた。
栞奈、
「そこ~~~。彩萌~~。和久~~。紗枝~~。茉優~~。」
憲央、
「おっとととと。」
女子、頭を下げて、
「すみ…ま…せ~~ん。」
史江、
「ねね、ねね、先生…???」
腕組みしている栞奈に、
「先生…、何か…良い事…ありました…。物凄い綺麗に見え…るんです…けど…。ニッ。」
栞奈、
「へっ…???いや…。別に…何も…???」
照れながら…。




