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姉妹坂  作者: THMISmama
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姉妹坂 vol.061 「カヨッチ~~。心配ない。彩萌と憲に任せな。」

「いや…。その逆って…、史~~。」

困ったような顔の彩萌。


「カヨッチのお姉さん、説得して。」

淡々と史江。


今度は逆に彩萌、

「はぁ~~あ~???」


「だって、あんたと同じクラスじゃん。カヨッチのお姉さん。」


「はぁ…。」

溜息を突く彩萌。両肩を落としながら…、

「…って、そっちかぃ。」


「かかかかか。こいつぁいいや。」

女子の後ろで笑う憲央。


「笑うな。あんたも同じクラスでしょ、憲~~。」

後ろを振り向いてしかめっ面をして口を尖らせて舌を出す彩萌。


「はいはい。…んじゃ、彩萌~~。一緒に可羊子ちゃんのお姉さん、説得すっか~~。」


その憲央の声に可羊子、

「えっ…???」


史江、まだ可羊子の肩を抱きながら、

「はははは。カヨッチ~~。心配ない。彩萌と憲に任せな。」


憲央の隣で信一、

「憲…、おま…。」


「ふん。まっ、な~んとか…なるさ~~。…って、言うか、彩萌~~。おまえだって可羊子ちゃんの姉ちゃんのピアノ…、聞きたいだろ。」


その憲央の声に彩萌、

「うんうん。そりゃもちろん。はは。絶対に聞きたい。うん。」


紗枝、

「私も。」


茉優も、

「うんうん。私も。うん。きゃは。」


「な~んだ。んじゃみんな、カヨッチのお姉さんのファンになれるじゃ~ん。キャハ。」

笑いながら史江。


なんだか、気持ちが晴れたような可羊子。

そんな可羊子の顔を見てにっこりと史江。





「え゛っ!!!!!うそっ!!!」

目を見開いて可南子。


庭で植木の手入れをしながらの燐太郎、

「ほぉ~~~。」


可羊子、アップルのヨーグルトのパック。ストローで吸いながら、

「ほんと。」


「だめだめだめだめだめ。ぜ~~~ったい、無理。出来ない。私。」

可南子。


その可南子の声に可羊子、

「そっ。んじゃ、海野君に断る。」

可南子の顔に。そして、またストローを。


「あっ。いや…。…って…。何で…???…いきなり何でそんな話…出てくんのよ…???」

「いやいやいやいや。…って…言うか、それ…私に振る…???…私だって、いきなり話されたんだもん。こっちが、はぁ~~あ…???…って…。」


可南子、両肩を落として、

「はぁ…。ふん。」

そして、一呼吸置いて、

「なんで…???どうして…???」


「だか~ら~~。私に言われても…。ただ、海野君が言うには~~。」




数時間前…。


「カヨッチ。海野君の頼みって、こういう事。」

鈴鹿。

「海野君、大学生と一緒にバンドやってるの、知ってるよね。」


可羊子、

「うん。」


「多分、これって、一華先生も知ってるの。」

「へぇ~~。」


航、

「……。」


「…で、その海野君のバンドって、リーダーが女性なんだって。」


可羊子、レミ、

「……。」


「なんだけど~~。」


そこまで言って航、

「あっ。小暮…、その先は…俺…。」


鈴鹿、

「あっ。あ~~。」


航、

「ごめん。矢島…。実は…。」






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