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姉妹坂  作者: THMISmama
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姉妹坂 vol.059 可羊子、思わずビックリ。

「カヨッチ。海野君の頼みって、こういう事。」

鈴鹿。


可羊子、

「うん。」


そして鈴鹿が航の頼み事を可羊子に…。


可羊子、思わずビックリ。

「えっ!!!うそ。そんな…事…。」

いきなり口を押えて。


佐智子、

「…いや…。だから…。無理だって~~。」


可羊子、航と鈴鹿の顔を見て、

「う…ん…の…くん…。」


予鈴の音。


「矢島…。頼む。」

そしてその場を敦司と共に立ち去る航。


敦司、

「わ…航…。マジで…。そんな事…。」


「ダメ元、ダメ元。だめなら諦める。ただそれだけ。」


鈴鹿、可羊子の肩を…、

「行こ。カヨッチ。」


佐智子、レミ、

「ふ~ん。ふんふんふん。」


午後の授業が始まる。


授業中に可羊子、頭の中で、

「お姉ぇ…。……。ふん。海野…君…かぁ…。」




部活で、少し元気のない可羊子。


レミも、

「カヨッチ…。」

小さな声で…。


「イヨ!!!か~よ~こ~。カヨッチ。…???ん~~???どした~~???…な~んだか…、元気ないね~~。」

そう言いながら可羊子のホッペを両手で史江。

「ふん。」

そして可羊子のオデコに自分のオデコを…。

「ふん。熱は~~なし。」


可羊子、可笑しがって、

「かかかか。だ~いじょうぶですよ~。史先輩~。かかかか。」


「ふん。…ならいいけど…。」


そんな可羊子の傍で心配そうな顔をしてレミ。

チラリとレミの顔を見て史江。

「ふんふん。んじゃ、頑張ろうぜ~~。」

可羊子の両肩をトンと叩いて。



数分後、

「彩萌~~。カヨッチとレミ…、何かあったか…???」

彩萌に耳打ちする史江。


彩萌も、

「ふん…???何かって…???」

そして、隣の憲央に…、

「憲…。可羊子ちゃんとレミ…。何か…あった…???」


憲央、

「は…あ…???…いや…。…って言うか、それ、俺に聞く…???」



部活の練習中も…、何かしら遠くを見るような感じの可羊子。


栞奈、

「ん~~???…可羊子ちゃん。それに…レミ…???」

そして、

「まっ、彩萌と和久に…任せるか…。」



そして部活の帰り。


「お姉ぇ…。部活…終わったかな…???」

昇降口で…。


弓道部の部員たちとの帰り。

まだグラウンドで最後のランニングだろうか…。

2列になって走っている野球部。


立ち止まって、遠くから、

「海野…君…。」

可羊子。


そんな可羊子を、こちらも止まって見るレミ、

「…カヨッチ…。」


そんな可羊子に、後ろから歩いてきた憲央。

「ん~~???どしたの~~、可羊子ちゃん…???」


数メートル先で後ろを振り返る史江と彩萌。


そして紗枝と茉優、

「どうした~~???」


「彩萌~~。」

憲央。



「あ~~。なんでもないです~~。定岡先輩。」

可羊子、いきなり恐縮しながら…。


「いや…。なんでもない訳、ないだろ。ポツンとして。」


「どうした、カヨッチ。」

可羊子に歩みより、史江。


「かかかか。もう…カヨッチになってるね、史江は。」

笑いながら紗枝。


「なんだか、部活の時から元気なかったけど…???」

彩萌。


「何かあったら、この史江さまに言ってみな。」

自分の胸をパンと叩いて。


「そう。その通り~~。ほぃ。パン。」

史江の胸を叩く茉優。


「いや。そっちの方が痛いだろ、茉優は~~。」


「かかかか。」

茉優。


レミ、

「カヨッチ。」


「へっ…???レミちゃんも…???」

彩萌。


「グラウンドの…野球部が…何か…???」

憲央。


黙っている信一。

「可羊子…ちゃん。」





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