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姉妹坂  作者: THMISmama
240/249

姉妹坂 vol.240 キーボードから流れるメロディ。

キーボードから流れるメロディ。


理美、

「凄~~い。可南子ちゃん。や~~る~~。」


栞奈、

「でっしょう~~。」


そしてそれから始まる美和のボーカル。


宗雄、

「しっかし…、いい声してるね~~。」


要次、

「このメンバーに、海野と矢島がいるとは…。いやいや…、どうして…、天晴れ。うん。いいねぇ~~。」


そんなライズの楽曲が流れている中、一華、

「あっ。そうだ。」



やがて演奏が終わる。そしてみんな、また食べて、飲んで。それぞれに…。


一華、カップの中のビールを飲んでいる左近の耳元で。


左近、思わず、

「!!!!」

そして和樹、航、美和、可南子に手招き…。



可南子、航、

「えっ!!!!」


すかさず左近、

「シッ!!!」


そして、バッグの中からたくさんのファイルを出して左近。

ペラペラと捲りながら、

「これ…なんか…。どぅ…???」


航、

「おっと~~。」


美和、

「うんうんうん。いい、いい。」


可南子、

「やっちゃいますか~~。」


和樹、

「オ~~ライ~~。」


左近、

「じゃ、美和…。頼めるか…。」


美和、

「オ~~ケィ~~。」


賑やかに飲んで食べている中で美和、

「みなっさ~~ん。」


その一言で静まり返る面々。

「…ん…???」


美和、

「あのね。ここでちょっと、ある方に、プレゼントしたいと思うの。」


憲央、

「ある…方…???」


信一、

「…???」


彩萌、弓香、可羊子。そして史江に紗枝、茉優。

「誰…???」


園加や佐智子たち、

「ん~~???」


宗雄に要次、甫、

「はて…???」


「実は~~。ふふ。」

美和。

「来年の2月に…、ご結婚され方がいらっしゃいます。」


その瞬間、紗枝、彩萌、茉優、

「栞奈先生!!!」


栞奈、

「!!!!」


他の面々も…、

「お~~~。」

「わ~~~。」

そして拍手。



「だか~ら~~。ここで…、そんな…栞奈先生に、我々ライズから、プレゼント…しちゃいますぅ~~~。」


夏妃、

「へぇ~~~。凄~~い。」


美和、栞奈を見ながら、

「栞奈先生。おめでとうございます~~。」


そしてメンバー全員、

「おめでとうございま~~す。」

再び、全員が拍手。


栞奈、目を潤ませて、

「そんな…。こんな事って…。」


美和、

「栞奈先生に、プ~レゼント~~。ハイ~~。」


そして可南子がキーボードで…。そして歌いだす美和。


誰もが、

「えっ…???これって…???」


栞奈、思わず涙が零れて…。


一華、

「へぇ~~。これ…やるか~~。」


誰もが、

Butterflyバタフライ


彩萌、弓香、紗枝、

「うんうん。木村カエラ」


「結婚式で歌う曲~~。キャハ。」


可羊子、園加、鈴鹿。史江、摩耶、菜穂子、

「素敵~~。」


茉優、芽久、

「はは。うん。」


歌を聴きながら涙が零れて止まらない栞奈、

「…みんな…。」


そんな栞奈を背中から抱き締める一華、

「栞奈~~。いい生徒たち、持ったよね~~。」


栞奈、そんな一華に、

「…うん。」

右手でハンカチを…。そして左手で一華の左手を握って。

「ありがとう…。一生…忘れない。」




Butterflyバタフライを聴きながら自然に体を右左に揺らす全員。

そんな曲の余韻を残しながら、クリスマスパーティは賑やかに幕を下ろし…。




そして2017年、新年を迎え。燐太郎、龍平、

「あけまして、おめでとう~~。」





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