姉妹坂 vol.230 「お言葉に甘えて、来ちゃった。はは。」和樹。
「さ~~て。んじゃ、学校内…、案内しっちゃおぅ~か~。」
志帆。
充希、洋、
「ふふ。」
「あ~。航は…友達に任せよぅ。」
「はいはい。恵美~~。どこ行こうっか。」
留美子。
「雄喜~~。お姉ちゃんたちの学校だぞぉ~。」
聰、雄喜を肩車して…。
「たまには…いいよね。学校の中も…。」
可憐の顔に龍平。
「お言葉に甘えて、来ちゃった。はは。」
和樹。
「良かったよ。今日…アルバイト休みだから…。」
「いらっしゃい。学校の中、案内するよ。」
茉優。
「おっ。ありがと。」
和樹。
史江、
「……。」
憲央、
「史~~。」
史江、
「ん~~……???」
憲央を見ながら…、腕組みをして…。
そんな史江を見て紗枝、
「史~~。訳分かんないでしょ。」
腕組みしながら史江、
「さっぱり。分っからん。」
左近と和樹に学校の事、いろいろと説明している茉優。
紗枝、史江に手招きして、史江の耳に…。
憲央の傍に彩萌、可羊子、園加、愛寿美、佐智子と鈴鹿にレミ。
そして航と敦司。それぞれが、
「左近さん。和樹さん。」
陰の方で史江、
「え――――――――っ!!!!」
紗枝、
「うん。」
そしてそんな史江から離れて紗枝、園加たちに…。
「左近さんたち、今日、アルバイト休みで何も予定がないから、文化祭、呼んだの。」
園加、愛寿美、
「へぇ~~~。」
「じゃ、また、一緒に楽しめるよね~~。」
陰で史江、
「マジで…???…まさか…。わお。」
左近、
「航~~。大丈夫か~~???」
そんな左近に、軽くお辞儀をして、また、右手でOKサイン。
和樹、
「かかかか。うんうん。」
「あれ…???…でも…???…俺も…可南子…。…んん。さんも…左近さんと和樹さん…、連絡…。して…。紗枝せんぱ…???…」
一瞬、それぞれが、
「ぷぷ…。」
園加、愛寿美の右肩をペンと叩いて、
「海野…、可南子…だって…。かかか。」
彩萌と史江、
「はは…。」
左近、
「ん~~。茉優ちゃんがね~。和樹に連絡してくれたんだ。」
全員、
「茉優が…。」
「実は~~。ちょっとした…経路…辿ってね~~。へへへへ。」
紗枝、照れながらも…。
史江、目をパチクリ、口を尖らせて…。
彩萌も園加も愛寿美も…、
「ちょっとした…経路…???」
全員、体育館を出て、廊下を歩きながら…、紗枝が話し出す。
その瞬間、左近、和樹、茉優、史江以外、
「え――――――――っ!!!!」
「…って言うか…、俺たちの方がびっくり。かかかか。なぁ~和樹~~。」
左近。
和樹、
「うんうん。マジで。って…思った。」
彩萌、
「紗枝の彼氏と…同期…。わお。」
「私だって、まさか…。同期とは…。左近さんたちから、どの大学か、聞いてなかったから、尚更びっくり。彼に訊いたら、いやいや。うちの大学。俺と同期、そのふたり。…って。いきなり、どっひゃ~~。」
「…でも…、なんで…???…紗枝…???」
愛寿美。
その瞬間、紗枝、
「んふ。知りたい…???…聴きたい…???」




