表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
姉妹坂  作者: THMISmama
211/249

姉妹坂 vol.211 「女の子からじゃ、出来ないでしょ。」

信一、

「おぃ、憲…、何やってんの…???」


憲央、

「あっ。いや…。」


園加、

「可羊子ちゃんから、あんたに…。そりゃ…電話番号、教えたいだろうけど…。女の子からじゃ、出来ないでしょ。憲っ!!!」


「しかも…、カヨッチ、年下だもん、尚更…。」

愛寿美。


信一、

「何の…話…???…まさか…カヨちゃんの…事…???」


可南子、

「のりお…くん…。」


「…ったく…。可南子、ノートとペン。」

ピシャリと彩萌。


可南子、

「あっ。はいはい。」

可南子、机の上に、メモ帳とペンを…。


彩萌、

「はい。さっさとあんたの電話番号。そしてLINEのID。書く、書く。」


憲央、

「え~~~~。」


彩萌、

「え~~~~。じゃないでしょ。あんなに可愛くって、根性ある女の子、珍しいよ。あんたには勿体ないよ。」


その声に園加と愛寿美、

「おほ。べた褒め。」


可南子、変顔で、

「そこまで……。」


憲央、

「……。」


園加、愛寿美、

「書かないと、彩萌の、蹴り…入るよ。」


その声に憲央、いきなり身体をずらして、

「おっと…。」


「茉優だって、あんたの事、好きなのに、諦めさせたんだから。」


その一言に、可南子、園加、愛寿美、そして信一、

「え――――――――っ!!!!」


教室に残っていた生徒、

「!!!!」


彩萌、いきなり口を押えて、

「やばっ!!!!」


愛寿美、小さな声で、

「うそうそうそ。茉優が…。」

更に、小さな声で彩萌に、

「憲…好きだった…???」


彩萌、眉を上下に。

「紗枝から聞いた。」


可南子、園加、

「わお。」


「あの茉優が…。憲…???」

愛寿美。


「私だって、信じらんなかった。あんなに大人っぽい茉優が…。とっくに付き合っている人…、いると思ったから…。」


口を尖らせて園加、何度も頷く。


信一、

「あの…茉優が…、憲…???うそだろ。」


「はい。書いた~~。ありがと。可南子、これ、カヨッチに。」

彩萌。


可南子、嬉しそうに、

「うん。ありがと。あっりがとね~~。さっだおっかく~ん。」


憲央、そんな可南子に、

「ん…。まぁ…。うん。」


信一、憲央の隣で…、しょんぼりとして…。

「は…ぁ…。」


愛寿美、

「何、しょんぼりしてんのよ、あんたは…???クラス、帰んなくっていいの…???」


「信ちゃんは~~。くくく。カヨッチ…、好きなんだもんね~~~。ニッ。」

彩萌。


その一言で、可南子と園加、愛寿美、

「え―――――――――――っ!!!!」


教室に入ってきた芽久も他の生徒たちと同様に、

「!!!!」


彩萌、

「だから…声、おっきいって…。」


そして可南子たちの席に、

「みんな…、どうしたの…???」

芽久。


「ねね、芽久。」

園加、芽久に手招きして…。


信一、

「うるせぇ…。」

不貞腐れながら…。


可南子、困ったような顔で…、

「信一…くん…。」

小さく、両手を合わせて。


「はいはい。可南子、今度は、カヨッチの電話番号。」


可南子、

「あっ。そうだ、そうだ。はいはい。」

そしてメモを破いて憲央に。

「はい。これ。」


「ちゃんと、あんたから、電話。すんのよ!!!」

語尾を高めて、彩萌。





評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ