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姉妹坂  作者: THMISmama
210/249

姉妹坂 vol.210 「可羊子ちゃん、あれから…どうよ…???定岡…???」

3年の教室。


彩萌、

「ねね、野球部、今度の日曜日に、対抗試合だって。」


園加、

「うんうん。知ってる。」


愛寿美、

「当然、観る。ねっ、可南子。海野とバンド…やってるし…。」


可南子、

「う…、うん。あっ、あっ。それに、文化祭で弓道部も…デモンストレーション。彩萌さん。」


彩萌、

「うん。あっ、可南子~。」


可南子、

「ふん…???」


「その…さん…付けは…、どうにか…なんない…???彩萌でいいよ。私だって、もぅ、可南子って呼んでるんだから…。」


「あはっ。ごめん…、カヨがみんなに良くしてもらってるから…、つい…。」

舌をペロリと出して。


「あっ。そう言えば…、可羊子ちゃん、あれから…どうよ…???定岡…???」

園加。


愛寿美、

「うんうんうん。しっかりと可羊子ちゃん、定岡…ゲッツ~~。」

にっこりと。


彩萌、

「ん~~~???」

可南子の顔を見て。


可南子、

「ん~~~。うん…???…は…ぁ…???」

目をパチクリさせて…、口を真一文字に…。そして憲央の背中を見ながら…。


園加、愛寿美、

「はい…???」


彩萌、

「ん~~~???」


D組から遊びに来ている信一と話をしている憲央、笑いながら。


可南子、笑いながら、小さな声で、

「はははは。どう…なって…るかな~~???」


園加、

「えっ…???姉貴の癖に、知らないの…???」


「…と、言われましても~~。本人…申すに…。話…、してない…らしいし…。はははは。さっだおっかく~~ん。」

小さな声でまた…。


そんな可南子の声の途中に彩萌、踵を返して。


「わっ、委員長…、行っちゃった~~。」

園加。


愛寿美、

「こわっ。」


憲央の頭の後ろで彩萌。


信一、憲央の頭の上を見て、

「どしたの…彩萌…???」


いきなり後ろを振り返る憲央、

「へっ…???」


彩萌、

「の・り・お…く~~ん。」

腕組みをして…。


「なに…???どしたの…、あ・や…め…???」

「あんた。最近、カヨッチと話、してないでしょ。」


その声に憲央、

「えっ…???あっ…。いや…。その…。」


彩萌、憲央を可愛く睨むような顔をして、腕組みした右手人差し指をくぃ、くぃと。

「ちょっと、おいで。」


憲央、

「えっ…。」


「い・い・から…。」


そんな彩萌と憲央の姿を見て園加と愛寿美、

「ぷっ。」


彩萌、可南子の席に憲央を。


憲央、

「か…な…こ…。」


可南子、唇を尖らせて、目をパチクリさせながら…、

「の・り・お…くん…???」


「あんなに、みんなに認められて、憲にカヨッチ。カヨッチに憲って…。先生たちだって。しかも、ライズの3人まで…。それなのに、あんた。憲。カヨッチ、無視してない…???」

彩萌。


そんな彩萌を見て園加、愛寿美、クスクスと笑いながら。


愛寿美、

「憲~~。もしかして…、あんた…、部活でカヨッチと話、してないって~事は~。まだ…電話番号も…教えて…ないでしょ。」


園加、

「うそ。おぃおぃおぃおぃ。」


可南子、少し、赤くなりながら…。





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