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姉妹坂  作者: THMISmama
205/249

姉妹坂 vol.205 「な~に、考えてんだかな~~。」左近。

ステージでは、最後のバンドの演奏が続いている。


璃子、

「左近、後は頼んだよ、ライズ。そろそろ、私、病院、戻るから。」


「ちょ、ちょ~~っと、璃子さ~~ん。」

美和。


「だ~~いじょうぶ。ちゃ~~んと、左近、あんた、守ってくれるから…。」

そして、左近に笑顔で璃子、

「ねっ。ふふ~~ん。」


可南子、またまた目をパチクリさせて…。口をポカ~~ンと。

航、首を傾げながら、頬を指先でポリポリと…。


「璃子、おまえな~~。」


そんな左近を見て璃子、敬礼をしながら、

「ふふ。…んじゃ、後でまた、連絡する。」


左近、

「あ…。あ~~。んじゃ…また、病室で。気を付けてな。」


「おぅ。」




そして最後に、出演バンド、メンバー全員、ステージ上で観客に挨拶。


数分後。楽器を車に搬送しながら和樹、

「しっかし…、璃子のヤツ。」


「な~に、考えてんだかな~~。」

左近。


「え~~???…ぷっ。いや…。かかかか。俺ゃ、いいと思うよ。美和ちゃん、おまえには…いいじゃん。なぁ~~。航~~。」


車の中で航、

「いや…。いやいやいやいや…。その、あの…、なんて…言うか…びっくり。」


車の後ろで男子たちを見ている可南子と美和。


美和、

「ふ~~ん。…どういう展開…???」


可南子、

「えっ…???」


「もぅ~~。敵う訳ないじゃん。璃子さん、航君、好きなんだ~~。」

腕組みをしながら車の角に背中を付けて、夜の街を見ながら美和。

そして、可南子の顔に向けて、

「ねぇ……。」


可南子、いきなり顔を赤くして、

「えっ…???」

首を傾げて、困ったような顔で、

「え~~。…はは。」





夏休みの期間中にまた数回のバンド練習。そして2月期の始業式。

学校内の掲示板に張り出された弓道部のインターハイの結果。

殆どの生徒たちがその結果を目にして湧き上がる。


そして、全学年、全クラスのホームルームでも、その結果が担任から全生徒に伝達された。

特に個人戦、そして団体戦で活躍された生徒たちのいるクラスでは担任、

そして生徒たちから祝福を受けていた。

そして、部活の時間になると、一気に弓道部の廊下に集まる男子女子の生徒たち。

けれども、やはり、その部活に未だ、姿を見せていないのが、久樹。


「え~~~。有森君。いないんだ~~。」

女子生徒の声。


けれども、他の女子生徒の声に、

「ねね、あの子でしょ、諸星君。そしてあれが秋庭君。」

「うんうん。そうそう。な~~んか。」

そして、3人一緒に、

「いいよね~~。」


そして、男子からは、

「あれ、あれ、あの子。矢島可羊子。1年で、3年の小塚さんと同じくらいの腕前だってよ。すげぇよ。」

「半端ねぇ~~。」

「しっかし…かっわいい~~。まだ1年だろ、1年。」


「けど…、俺はやっぱり、あのふたり、最高じゃん、大人っぽくって、綺麗だし…。」

どうやら…、紗枝と茉優を見て、言っている…らしい。


廊下の方に歩いて、史江。

「見学、大歓迎~~。入部希望なら、よ~ろこんで~~。」


その声を聞いて部員たち、

「ぷっ。くくくく。」


栞奈、

「かかかか。和久ちゃん…。」


その瞬間、生徒たち、

「シ~~~ン。」





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