姉妹坂 vol.198 一華、「やだ。我孫子先生。学校で喋らないでくださいよ~~。」
「しっかし…。あれだけあった食べ物…。なんと…。」
宗雄。
一華、夏妃、
「さすがに、食欲あるわ~~。」
「見事に平らげたね~~。」
「左近く~ん、和樹く~ん。お腹…大丈夫…???足りた…???」
すまなそうに一華。
左近、
「いやいやいや。はい。充分に。」
和樹、
「戴きました~~。こっちの方が、ご馳走様ですよ~~。ありがとうございました~~。」
「筧…さんは…???」
夏妃。左近と和樹の真ん中にいる美和に。
美和、
「はい。私も…この通り、満腹状態。ははは。」
夏妃、笑顔で、
「そっ。うん。ありがとう。」
「しっかし、元気あるなぁ~あいつら。」
まだまだ川辺でバドをしたり、ビーチバレーで体を動かしている学生たち。宗雄。
和樹、
「若いっすからね~~。」
黙って、学生たちを見ている和樹。
「それにしても…。」
左近、
「ん~~???」
「…ん…???なんだか…、これからが楽しみだねぇ~~。なんともあどけない子から、大人っぽい子。」
一華、
「え~~~???」
笑いながら。
「可羊子ちゃんに、レミちゃん。凄いあどけないって思ったら、ほら。弓香ちゃんに、茉優ちゃん。それに…。あ~~あれ、誰だっけ…???」
名前を思い出そうとしている和樹。
「う~っわ、凄い、和樹さん…みんなの名前…覚えたの…???」
美和。
「いやいやいや。まだ、そこまでは…。」
左近、
「こう見えて和樹、記憶力は…俺より凄いから。」
一華、夏妃、
「へぇ~~~。」
「…って、事は…。紗枝の事…、言ってるかな…和樹君。」
夏妃。
「今、バドやってるあの子。…まぁ…。紗枝は大学生の彼氏…いるからね~~。」
和樹、
「へぇ~~。」
「弓香と茉優は…。」
一華、
「夏妃~~。」
夏妃、
「おっと…。やば。」
「弓香は…いないよ。恋より音楽だもん。あの子は…。」
夏妃、
「一華~~。」
一華、
「おやおや…。これは、これは…。」
舌を出して。
宗雄、
「へぇ~~~。な~るほどね~~。」
一華、
「やだ。我孫子先生。学校で喋らないでくださいよ~~。」
そんな一華の声に左近、
「ぷっ。」
美和も、くすくすと、
「あ~~れ~~~。」
「まっ。学校で、女性教師と、こういう話題、喋る事…ないっすからね~~。」
頭を掻きながら宗雄。
和樹、
「かかかか。そりゃ、そうだ。」
夏妃、
「あたりまえです。」
宗雄、
「はい~~。」
一華、
「さて…。もうすぐ…帰りの車…。」
そして、
「じゃ、左近君、和樹君、筧さん。ステージ、楽しみにしてますよ。」
宗雄。
3人、
「ありがとうございます。お待ちしてます。」
一華、夏妃、
「私たちもお邪魔します。」
「はい。今日はありがとうございました。じゃ。」
左近。
左近の車に乗り込む3人。
走り出す車を見送りながら。
「じゃ。俺たちも、帰るか。」
宗雄。
全員、
「はい。」




