姉妹坂 vol.196 「まっ。みんなの前で、憲さん…じゃ…。」和樹。
「さすがだね~~。大学生~。用意万全。」
宗雄。
憲央を囲んで男子、後ろ向きに…。
信一、
「あ~~ぁ、あ~~。」
敦司、
「どうしたんすか~~、先輩…。」
左近、
「ぷっ。…と言う事は…、松森君、君…???可羊子ちゃん…???」
敦司、
「へっ…???うそ…???」
和樹、
「そっか~~。松森君、そうだったか~~。残念だね~~。」
航、
「先輩…。」
「まっ。みんなの前で、憲さん…じゃ…。」
和樹。
「定岡君も…。可羊子ちゃん…???」
そんな和樹の声に憲央、
「……。」
宗雄、
「まぁ~~。頑張れ、頑張れ。」
可羊子は左近の車の中で…。
夏妃、
「ごめんね。私のだと、ちょっと…おっきいかな…。インナーとTシャツ。そして、ショーツと、パンツ。」
一華、
「私のより、夏妃の方がスポーティだもんね。」
「あっ。下着はそのまま、可羊子ちゃんにあげるね。そのつもりのものだから。」
後部座席に乗っている可南子と可羊子、
「すみませ~~ん。」
「ふふ…。まさかね~~。本当に必要になるとは思わなかった。ふふ。栞奈に、くれぐれもって…頼まれてたから…。まっ、万全を尽くしたつもり。」
可南子、
「すみません。ありがとうございます。カヨ。」
可羊子、
「うん。」
そして、車の外では彩萌と史江、そして紗枝がクスクスと…。
「さすが、左近さんたちも…ねぇ~~。」
彩萌。
「大学生だね~~。」
史江。バーベキューコンロの方に目をやりながら。
「身長も俺たちと、それほど変わりねぇから、大丈夫だよな、サイズ…???」
左近。憲央を囲むように男子陣。
憲央、
「おぅ~~。凄い。ピッタリです。ありがとうございます。」
こちらはTシャツにジーンズ。
「念のために、準備は…しておく。海の場合なら、特に。まっ、近くに川があっても。一応は…。」
宗雄、
「へぇ~~。な~るほどね~~。アウトドア派。」
そして、
「定岡~~。出来たか~~。」
憲央、
「OKっす。」
「よ~~し。」
航、
「お~~。先輩、サイズ、ぴったりっすね~~。」
「あっ。男子、終わった。へぇ~~。」
史江。
彩萌、紗枝、
「おぅ。」
そして窓ガラスコンコンコン。
弓香、
「おっと。こっちも…。」
そして女子、窓ガラスに振り向いて。
「わぁ~~。カヨッチ、似合う。しかも、おっとな~~。」
車から降りて可羊子、
「くく。似合う…???」
ポーズを取って。
史江、可羊子の頭をコツンと。
「こら。こいつめ。」
可羊子を抱き締めながら。そして、
「そっか、そっか、カヨッチ、憲、好きになったか~~。」
「かかかか。自分から、憲さん。だもんね~~。」
紗枝、
「ここにいる全員、公認になってしまったわ。かかかか。うん。いいんじゃねぇ~~。」
史江に抱き締められて、小さくなる可羊子。
そして、チロリと舌を出して。
可南子、
「ふぅ~~。」




