姉妹坂 vol.188 「最後だよ~~カヨッチ~~。」
彩萌の三射目。そして紗枝もそれに続き、茉優の三射で、一旦流がまた止まる。
けれども史江が流れを戻し、可羊子がそれに続く。
久樹、憲央、
「崩れないよな~~。」
「うん。はは。」
憲央、何故かしら腕組みして…。頭の中で、
「…カヨッチ~~。いいぞ~~。」
第四射目の彩萌、「中り」そして紗枝、「外れ」
レミ、
「あ~~ん。外した~~。」
茉優の四射。
「お~~し、茉優、復活。」
ビデオを持ちながら信一。
「行け行け、史~~。オシ!!!」
「最後だよ~~カヨッチ~~。」
女子部員たち。
そして、
「ヤ――――――ッ!!!!」
1年、そして2年、お互いに抱き合いながら。
レミ、目を潤ませて、
「やった、やった、カヨッチ~~。ううう…。」
淳、
「ま~た、涙~~。レミ~~。かかかか。」
それぞれ四射終えて退場。
目の前に現れた栞奈に史江、目を潤ませて、凭れるように、
「先生~~~。」
栞奈、
「うんうん。和久ちゃん。良くやった。頑張ったよ。彩萌、紗枝。茉優。そしてカヨちゃん。お疲れ。頑張った。」
史江を抱き締めながら4人を見て栞奈。
5人のそれぞれの結果は、彩萌と可羊子、「束中」
そして紗枝、茉優、史江が、「三中」である。
一気に緊張から解れた史江。彩萌の背中を抱くように…。
彩萌、
「凄~い。史の心臓。ドッキン。ドッキン。うんうん。緊張したよね~~。」
史江、
「半端ないよ。」
そして後ろを向いて、
「さすが、カヨッチ。偉いわ~~。経験者。」
可羊子、
「そ~んな~~。」
紗枝、
「茉優、カヨッチ~。ほい。」
ハイタッチ。
「彩萌~。史~~。」
彩萌、史江、
「イェ~~イ。」
部員たちの元に戻って、2年と1年から、今度は可羊子がもみくちゃにされる。
「あんたの心臓、どうなってんの、かかかか。」
泉季。
そしてその日の午後3時から行われた男子、そして女子の個人決勝戦、坐射。
結果、定岡憲央、5位。小塚彩萌、3位。
部員たち歓喜になって大喜び。
「やった、やった~~。入賞、入賞~~。ふたりともに入賞~~。」
涙流しながらレミと可羊子、
「へへへ。凄過ぎるよ~~。」
「うんうん。うんうんうん。」
可羊子を抱き締める史江、
「カヨッチ~~。彩萌~。やってくれた~~。や~~った、やった~~。」
「うんうん。彩萌さん、全国で3位だ~~かかかか。」
そしてその吉報は部員それぞれのスマホから…。
可南子、可羊子から送られてきたLINEに、
「凄~~~い。彩萌さん、憲央く~~ん。それに、団体で男女共に、予選通過って…。」
そして栞奈から発信された結果も、西園寺からそれぞれの教師陣に…。
栞奈、ひとつの電話番号に…。
「おぅ、お疲れ。」
敏也。
「おつかれ。男女個人、入賞しました。団体も男女、予選通過。」
栞奈。
「はは。や~~ったな~~。」
「うん。」




