解説
1:再生細胞とは?
言うまでもなくiPS細胞の事です。しかもこの時代にはc-Myc遺伝子が無いのです。つまりガン化する心配がありません。
2:ゲノム創薬とは
ゲノム情報のデータベースを活用して病気を特定しタンパク質の情報から創薬することです。
3:重粒子線治療とは?
重粒子線治療とは光速の約70%程度で加速した炭素線を照射する放射線治療でがん細胞のみに攻撃出来る治療法です。今の重粒子線治療は正常細胞に50%ほどのダメージを食らいますがもうこの時代になると異常細胞以外のダメージは0%です。つまり人類はガンを克服したのです。
4:ES細胞とは?
ES細胞は胚の細胞から作るのに対して、iPS細胞は大人の体の細胞から作ります。このせいでES細胞由来の臓器は拒否反応を起こします。しかしそれ以上にES細胞は万能細胞というだけあってなんでも作れるので実はクローン人間が作れるのです。でもどちらもたとえクローン人間を作っても短命の上に倫理上問題なのでどちらもNGです。ちなみにES細胞は2025年現在実現化出来ておりません。
じゃあまったくES細胞は使えないかというとそんなことはなく神経細胞の再生などには使えるのです。
5-1:アンドロイドを作ってしまうと
ES細胞やiPS細胞からアンドロイドやクローンを作ってしまうと短命人間ばかりになりアンドロイドを作った側が模擬人間の死を大量に見届けるというディストピアが実現します。なのでこの案はNGです。パーツだけなら簡単に壊れない。でもパーツを組み立てて模擬人間を作ると短命になる。人体って本当不思議ですね。ただし動物臨床試験ではもうクローン動物と通常の動物に寿命の差が無くなっていくほどにまで技術は進歩しました。
5-2:とはいえ子宮再生まで出来る
ということは60歳でも出産できるという意味になり長寿どころか女性としての在り方を老後でも達成できるということです。
6-1:ナノマシーンはもうSFではない。
ナノマシーンは2016年つまり今から約10年前に実現してノーベル賞を受賞しました。この技術が知的障害や精神障害の完治に繋がったのです。フランスのジャンピエール・ソバージュ(Jean-Pierre Sauvage)、英国のJ・フレーザー・ストッダート(J Fraser Stoddart)、オランダのバーナード・フェリンガ(Bernard Feringa)の3人が共同で発明しました。
6-2:ナノマシーンで知的障害治療
こうして脳の異常を検査・修復します
6-3:ナノマシーンで精神障害治療
こうして脳の異常を検査・修復します。ということは、そうです。自殺は急激に減るのです。問診治療もなくなりナノマシーンで検査しうつ病にはセロトニン増加、統合失調症にはドーパミン除去で感知します。
6-4:ナノマシーンで脳梗塞予防
血管全身のプラークを除去し脳梗塞を予防します
6-5:ナノマシーンで心筋梗塞予防
血管全身のプラークを除去し心筋梗塞を予防します
6-6:ナノマシーンでアルツハイマー抑制
アミノイドベータによる糖分が脳を溶かしてしまった部分は修復不能ですが糖分を除去しアルツハイマー完全抑制することなら可能です。じゃあ失った部分は永久修復不能なのかというとそういうわけではなく新しいニューロンを構築することで記憶をよみがえらせることが可能です。
6-7:ナノマシーンの撤去
遠隔操作のナノマシーンは麻酔が効いてる状態のときは口から、それ以外の時は小便や肛門から出ることになります。逆は口から……でしょうね。鼻口からの撤去も可能。
7:多臓器不全とは
これが老衰死の事です。一日中眠っている状態になりながらこの世を去ります。臓器はいくら病から克服しても老化には逆らえません。なので自然死の事を「臓器不全」とも言います。筋肉の弛緩が原因なのです。
8:骨再生
金属にノンシアン金メッキをかけます。そこに骨iPS細胞を増殖させます。骨が再生されました。ちなみに歯でも一緒です。こうして人類は「入れ歯」や虫歯や骨折というものから解放されたのです。この時枠組みをプリントするのが3Dプリンターなのです。銀メッキや銅メッキでは超・長時間で溶けてしまうので金メッキ必須です。
9:血管再生
ゴムにノンシアン金メッキをかけます。ということで血管も枠組みをプリントするのが3Dプリンターで枠の内側が血管iPS細胞を増殖させます。
10:臓器再生
樹脂にノンシアン金メッキをかけます。ということで臓器も枠組みをプリントするのが3Dプリンターで枠の内側が血管iPS細胞を増殖させます。
11:実はiPS細胞そのものよりも「メッキ技術が大事」
ということで細胞の形を作る金メッキ技術が最重要です。しかも樹脂メッキやゴムメッキつまりプラスチックメッキになります。