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これってめちゃくちゃふりーだむ!  作者: さしもの
永遠に続く誤った歴史へ
8/13

私…そんなに異質かな?

「…ん、おあよう…」

「お!起きた!」

「…えっと?どんな話だったっけ?」

「人体実験で男の娘になった話ですね。」

「…やっぱりよくわかんないや。もういいや。」

「受け入れるの早いね?」

「まあもうそう言うもんだということにする。そうしないと理解できない。」

「じゃあいいや!そんなことよりさ!私の家でお泊まり会やろうよ!」

「…えそんなこと…」

「え?いつのまにそんな話になってたのさ。」

「寝てる間に!」

「…ふーん?」

「まあいいや、ノナーの家知らないけど。教えてくれれば行けるかな。」

「えっとね…北中学校のあたり!」

「…具体的には?」

「最近新しく駅できたでしょ?その辺!」

「…まあ行けるか。」

「テレポートで送ったら簡単に行けますよ。」

「確かに。」

「え知らない場所でもできるの?」

「僕がわかれば行けます。」

「じゃあ状況同じじゃん。」

「確かに。」

「駄目そう。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「じゃあ明日の午前9時駅前集合ね!んで、明後日の午後6時まで!許可とっといてね!」

…なーんてノナーは言ってたけど、どうしよっかな〜お母さんもお父さんも共働きで家にいないし、お姉ちゃんに許可取ったら行けるかな?…まあお姉ちゃんなら家族に回してくれるでしょ。うん。行ける行ける。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「お姉ちゃん!いる?」

「…お?珍しく騒々しいね!どうしたのさ!」

【白村千尋】

利音の姉で、大学生。

将来は画家になりたいそうで、完成品を利音に見せて評価を聞くのが日課

「そうそう、これどう!?この仏像と周りの影!神々しいと思わない!?」

「…10点満点とする。あげれて4点。」

「いっつも厳しいんだから!お母さんは褒めてくれるよ?」

「いや私よくわかんないし。最初からお母さんに聞けばいいじゃん。」

「それだとつまんないの!」

「…Mか。」

「んで、何の話?」

「適当な姉を持ったもんだ。…んで、明日から友達の家でお泊まり会したいんだけど、いい?」


「…今なんて?」

「お泊まり会したいって言った。」

「…利音が?利音が!?」

「…うん。」

「あら知らない間に随分丸くなったもんだ!私は感動してるよ!」

「…行っていい?」

「もちろんもちろんどうぞどうぞ!いやー利音からそんな可愛らしい単語が聞ける日が来るなんて!」

「…ちなみに何時にどこ集合でいつ帰宅?」

「無駄にしっかりしてるね。…無駄じゃないか。えっと、9時に北中学校近くの駅集合で、明後日の午後6時帰宅開始。」

「oh!私の妹が丸一日も見れないなんて!」

「いっつも大学行ってるから見てないじゃん。」

「まあ…利音が友達作れたのはいいことだ!お母さんお父さんにはいい感じに言っとくから!楽しんで来な!」

「うん。ありがと!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


…いや〜適当で良かった。いい姉を持ったかもしれん。今日は早く寝て、明日に備えよう。

…利音ちゃんと楓くん、普段はどんな感じなんだろ?気になってきちゃった!

…ちょっとオンラインでコンタクト取っておきますか。あ…あ〜もしもし〜?父上〜!要望があるのですが〜明日からお友達とお泊まり会に行かせていただけることになりました。行ってきていいですか〜?…なに?研究の息抜きも大事だし行っていいって言いました?言いましたね!?よし!じゃあ行ってきますね〜!


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「おっ利音ちゃん!10分前集合とは気合い入ってんね〜!」

「ノナーこそそれ以前にいたんでしょ?気合い入ってんじゃん。」

「…どうも〜!みなさんお早いですね。焦って普段着で来ちゃいましたよ。」

「…いつもと同じ白衣じゃん。」

「そうとも言います。」

「えっと…私は普段着の緑セーターなんだけど…利音ちゃん黒いシャツって寒くないの?」

「まあ動けば寒くないでしょ。」

「動くの!?」

「行く途中は動く。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…ただいま〜!」

「お姉ちゃんの友達だ!初めて見た!」

「渚!初対面の人には敬語!」

「…えっと、野奈渚、11歳です!変なお姉ちゃんですが、よろしくお願いします!」

「よくできたじゃないか〜!さすが我が弟よ〜!」

「でしょでしょ!やっぱ変人なお姉ちゃんと違ってまともだからね!」

「何を言ってるのさ!渚も初対面でこれは変人だって!」

「…!」

「…!?…!」

「…入りづらい。」

「そうですね。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…やっぱりお姉ちゃんの友達なだけあって変な人だね?」

「何を!そこはお姉ちゃんと同じで綺麗で可愛くてかっこいいね!って言うところでしょ!」

「…ちゃんとかっこいいまで入れてくれた…」

「どう言うところに感動してるの?」

「やっぱ変な人じゃん。」

「…そうだ!二人とも自己紹介してよ!」

「…まあしないとわかんないか。」

「…どっちが先がいいですか?」

「私先がいい。」

「じゃあどうぞ。」

「…えっと、私の名前は白村利音。14歳。誕生日は2/26。…他なんかある?」

「得意なこととか苦手なこととか!」

「…運動が得意かな。特にバレーボール。今部活のキャプテンしてる。苦手なことは自分ができないもの。自尊心が傷つく。」

「…なるほど!利音お姉ちゃん?だよね!いつもお世話になってます!」

「…ほう。ちゃんと挨拶できるんだ。」

「どういう評価?」

「ねえねえ、私のことどう思った?なんでもいいよ。私お世辞嫌いだし。」

「…なんか怖い人だなって思った!」

「…え?」

「まあその気持ちは非常にわかる!」

「ノナー?」

「…」

「楓も無言で賛同しないで?」

「いやだって表情動かないし!淡々としてて怖い!あと目が真っ赤で怖い!お姉ちゃんの青緑を見慣れてるから余計に!」

「…まあ昔からよく言われるしね。やっぱ私って怖い人なのかもしれない。」

「まあまあ、ポジティブシンキング!怖いってことは、威圧感があるってことだよ!ね!」

「…それあんま褒めてない。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…じゃあ次は僕ですね。山光楓。14歳。5/7が誕生日です。こんな身なりですが、男です。文句はまたどこかで。あと、一応科学者やってます。色々発明したんですよ?世に出してないですが。」

「…え?情報量多くてよくわかんない!」

「うん。私もそう思う。」

「…よく言われます。」

「ま、ともかく!お姉ちゃんたち!これからここに泊まるんでしょ!?ゆっくりしてってね!そんな広い家じゃないけど!」

「ありがと。」

「丁重に歓迎していただきありがとうございます!」

「そういうところなんじゃないかな二人とも…」

ハイチ

ろうそく

いかづち

じゅぎょう

これらの言葉の共通点を答えろ

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