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これってめちゃくちゃふりーだむ!  作者: さしもの
非現実的な現実のはじまり
5/13

なんかおもしろいことになってきたね。どうしようかな。

ああ。いい世界だ。美しい世界だ。この世界のどこに不備があろうか。我が信念を持ち続ける限り、我はこの世界に存在し続ける。皆が我を信じ、皆が我を恐れる。完璧であり究極。傘下に広がる桃源郷を、我は自らのものにせねばならない。邪魔者は消せばいい。有望な敵は引き入れればいい。この世界で我は体現する。神という存在を。我の求めた自由を。



飽きたので情報解説やめるかも。本当に必要な時だけ入れることにします。

「そうだ。戦闘前に…」

「ノナーにこれだけ教えとくね。」

「…私のことか!なに教えてくれるの?」

「ノナーも炎を放ったりはできるでしょ?」

「…まあ適当にそれっぽくでできたね!」

「それの応用なんだけど…」

「まず手にこうやってエネルギーを集めるでしょ?」

「…?」

「…ああ。炎放ちたいな〜って思った時どうする?」

「手をぐーって握ってあとは勢いでやってる!」

「じゃあ両手をそのぐーって握った状態にして重ね合わせて。」

「…こう?」

「そう。んで、手を開いたらアコーディオンみたいな感じで伸ばす。」

「…おおお!?」

「こうやると即席で武器が作れる。形はまちまちだけど、ある程度の威力は担保されてる。」

「すごいすごい!利音ちゃんは何でこんなのを知ってたの?」

「…まあ…こっそり練習してたんだよ…」

「じゃあ私も練習して新しい技を作ってみようかな!」

(本当は前世で遊んでた時にできたから知ってるだけなんだけど…まあ今は黙っとくかな。)

「ではこの新しい技も活かして、敵を打倒しましょう!」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…あれ?楓は着いてこないの?」

「まあ戦闘面に関してはお力添えは出来ませんので…大丈夫です。ちゃんと様子はテレビ中継で見ておくので。」

「あと…」

【事前にパーカーに細工をしておきました。これで、遠くからでも私の声が聞こえるはずです。】

【僕はここで敵の様子などを観察して伝えます。皆さんはそれで攻撃を見切ってください。】

「おお!流石の技術力!」

「さあ、少しでも早く破壊活動を止めましょう!」

「それじゃあ、利音ちゃん!行くよ!!」

「任せて。」


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜


「…ふう。」

「さあ…行こうか!」

「…お?やっぱりまた来ましたか。そうですよね。そうでなかったら困りますよ。」

「正義だとか友情だとか何だとか知りませんが、私の敵ではありません!」

『…悪いけど、そんなかっこつけたテーマを”騙る“つもりはないから。』

『私たちには私たちなりの夢がある。目標がある。目指すべきものがある。私たちは何故戦うか。それは、本当に叶えたい夢を叶えるため。自分の、自分なりの自由を貫くため。』

『『私たちは自分の求めた自由のため、最期まで戦い抜く!』』

「…自由、夢、形のない有象無象に魑魅魍魎。こんなもののために戦うなんて…そうですね。私からも一つ。敬意を込めて馬鹿だと評させていただきます。」

『そんなものも神の前では無に等しい…皆神を信じ、皆神を目指し、皆神が統一する!異端児よ!まずは貴様らから消し去ってみせる!』

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

「あっちは飛べないはず!高低差を活かして立ち回るよ!」

「空に逃げれば助かるとは…いささか甘い!」

【空中目掛けて氷の粒を飛ばしてきます!高さはそれほどなので上下に揺らして避けてください!】

「おっと。」

【素早く挟み撃ちの陣形にして、武器を作り畳み掛けましょう!】

「利音ちゃん行くよ!」

「任せて。」

「おおおお!?…ほう。機動力を活かした挟み撃ち狙いとは。なかなかやりますが…」

「はっ!!」

「うわっ!?」

「大丈夫!?」

【避けながら武器を作り隙をついた攻撃を仕掛けてきました!詠奈さんが危ないです!】

「攻撃に集中して防御を忘れたか。未熟者めが。ここで砕け散れ!!」

「そうはさせないよ。」

「うおっと…!?」

「人数差を忘れてもらっては困るね。それに、神の力だか何だか知らないけど、内容としては同じ氷だ。私の前では、君の方が未熟者と言える。」

「…同じ氷?なにを言う。私は神のしもべであるが故に、貴様らとは根本的に違う。こちらの方が何倍も強力だ。」

「口だけだね。現に、私には傷一つ負わせられていない。」

「来なよ。本当に君の方が強いなら、ここで示して見せな。」

「それに、ここで時間を稼げばノナーが回復できるしね。」

「…舐めるなっ!」

「うおっと。」

「ちょっと、不意打ちは卑怯じゃない?」

「黙れ黙れ黙れ!」

「そっちがその気ならこっちも手は選ばないよ。」

「…うおおお!?」

【ビルを倒して攻撃とは…考えましたね!】

「…その発想はなかったな。しかし、民の建物を破壊して攻撃とは…」

「最初から言ってたでしょ。私たちは人間のために戦っているんじゃない。私たちを攻撃する理由はわかんないけど、私たちの自由を守るために戦うと。」

「展開は作った。こんどは私のターン。」

【この隙に攻撃を展開しましょう!】

「さあ、この弾幕を避け切れるかな?」

「…ある程度狙ってくるな。しかしその程度の攻撃を私が喰らうとでも?」

「それだけじゃないさ。これで時間稼ぎもできる。」

「さあ、近づいて攻撃してみなよ。遠距離の攻撃は弾幕に遮られて当たらないよ。」

「甘い!そちらより長い武具が作れるのだ。弾幕なぞ切り捌いてくれる!」

「甘いのはどっちかな!?」

「何!?」

「私のことを忘れてもらっちゃあ困るね!」

【詠菜さんが帰ってきて炎で取り囲みました!ここです!集中攻撃で行きましょう!】

「…忘れてたな。だがまだ私は負けていない!」

「この程度の炎なら凍らせ尽くしてやる!」

「人数差すら忘れたようだね!」

「そちらこそな!こんな炎私の武器なら貫ける!」

「そんな武器当たらないさ。炎で私たちの姿は見えないはずだ。さあ、見えないところならの攻撃に対応してみせな!」

次回:決着

謎解き


81⭐︎21=51

90⭐︎68=79

12⭐︎4=8

10⭐︎10=10


とある計算の過程を⭐︎として表した。⭐︎の内容を答えろ。

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