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これってめちゃくちゃふりーだむ!  作者: さしもの
あらぬ存在との接触
18/18

皆のための私がいるから

基本的に前の話からの続きです。ストーリーを理解したいなら全話読むことを強く推奨します。大丈夫。まだ完結しそうにないので。今なら30分あれば全部読めます。

「ねえねえお姉ちゃーん。」

「どうした?悩みがあるなら聞いてやらんこともないぞ?」

「お姉ちゃんって何人いるの?」

「…はい?」

「お姉ちゃんって何人いるの?」

「いや聞こえてなかったわけじゃない!私は一人に決まってるじゃん!なんで今更そんなこと聞くのさ!」

「いやだって…配信してる時のお姉ちゃんと、友達と遊んでる時のお姉ちゃん、家にいる時のお姉ちゃんとかさ?結構違うじゃん。」

「…否定はしない。」

「ほらね?やっぱ大人数いるんでしょ。」

「そんなわけないだろって。」

「101人お姉ちゃんでしょ。」

「人を犬みたいに言うなって!どうした?我が弟よ?花粉症で頭も持ってかれたか?」

「俺花粉症じゃない!」

「それはそうだな。じゃなんだ?クスリか?キメたんか?」

「んなわけないじゃん!」

「それはそうだな。じゃなんだ?酒か?潰れたんか?」

「酒まだ飲めない!」

「クスリだってまだキメれないだろ!じゃなんだよ!他にどうやって幻覚見りゃ良いのさ!」

「幻覚なんて見てないよ!ただ気になったから聞いてみただけ!」

「…うーむそれは大事なことだな。気になったことはどんどん質問しろよ?って結構言ってるもんな。じゃあいいか。」

「んで、結局お姉ちゃんは一人なの?」

「当たり前だぁ!」


って言う会話があったわけです。あどうも。野奈詠奈です〜。私のことをご存知でない人は今すぐ過去の話を読んで。前書きに書いてあるはずだから。ん?前回までは無かっただろって?そうなんですよ〜いや〜そういうのないと読まないでしょ?時間ないんだから。ね?ってことよ。

んで、私のことをご存知の方は知っていると思うんですが、私は結構明るめのキャラで振る舞っているわけです。そりゃあもうね?昔から青緑の眼だけで注目集めてたんだから。青緑なんて明るめの色になっちゃあもうね。灰色とかだったら堂々と薄暗くいれたんだけど。…なんでだろね?私も弟も青緑なんだけど…両親普通に茶色だし。調べてみたら遠い先祖にヨーロッパ系があると青が出る可能性があるとか言ってて、あなるほどねとはなったんだけども。なんと緑色の目ですら人口の2%しかいないそうで。どうやって青緑が生まれたのかさっぱり。ちなみになんと赤い目はもっと少なくて、あまりにも眼の色が薄すぎて血液の色が見えてるから赤になるんだって。へえ〜?利音ちゃん大丈夫かな?ちなみに症状は『アルビノ』って言うらしい?ふ〜ん?利音ちゃん大丈夫?これ。でもなんか利音ちゃんの目ってアルビノって感じではないよね。髪の色も黒いし。いや白の時もあるけど。…よくわかんない!利音ちゃんはよくわかんない!私じゃ理解できないよ〜!

えっと…本題に入りましょうか。私に敬語キャラのイメージがない人。大丈夫。私も滅多に使わん。それでまあ。冒頭語りからも分かる通り、私がいろんなキャラを持っていることがバレ始めています。そんなはずでは。実際学校での私と家での私は結構違うんですよ。主観的に見ても違うんだから客観視したらもうバレバレです。なんで気づかれなかった?それで、普段利音ちゃんや楓くんの前とか家で演じてるのが明るいキャラなんですけど…あれ結構疲れるんですわ。語尾に『!』がつくことで表現されてると思います。ね?結構強引に入れてるでしょ?普段からあんなんだったら喉いかれます。頭じゃなくて喉がいかれます。喉がいかれたら困るので、配信では少し遠慮してるわけです。学校ではもっと遠慮してます。敬語まではいかずとも、なんかおとなしい人がいるな?くらいまでに抑えてます。遠慮してるって言い方はおかしいですね。私のテンションはそもそもめっちゃ低いんですよ。だから学校でさえちょっと頑張ってるくらい。実際やってみますと…

「…えっと…どうも。野奈詠奈ですぅ…はい…。」

みたいな感じです。誰がみたいねんこれおい!って話ですよね。なので学校ではちょっと上げまして…

「どうも。野奈詠奈です。よろしくお願いします!」

くらいにしてるわけです。正確には自己紹介だけめっちゃ明るく振る舞うことで印象を上げてるのでこんな低いテンションで自己紹介しないんですけど。なのでまあ…

「次数学?やんね。三角定規ある?今日使うらしいよ。…いや私は持ってる。あ持ってるん?良かった。」

みたいな感じです。学校の友達と遊ぶ時もこのテンション。だから家に友達あんま来ないんですね。そもそも言ってないですし。あんまドカドカ上られてもねえ。結構撮影機材とかあるんで。学校の人に身バレすると絶対めんどくさいなってことで言ってないんです。それがバレると一気にめんどくさい。絶対暇な奴にチャンネル特定される。…視聴者層って被ってるのかな。やだな、クラスメイトに視聴者いたら。いやまあ私配信スタイルが配信スタイルなもんで結構アクの強い視聴者が多いというか…「緑ちゃんかわいい〜!」みたいなのじゃなくて「虫さんトコトコで草」みたいなのばっかなんだよね。なんでだろな〜?いやまあ8割を笑い声と絶叫で占める配信を週3くらいやってたらそうなるか。横動画も今となっては上げなくなったけど上がってるやつは大体そんなんだし。いやそうでもないか。ちゃんと収録してちゃんと編集してるから、まあもうちょいマシか。よっぽどカットしてるだろ。…どういう話してたっけ。

あそうそう、私のテンションの話でしたね。えっと…まあ、配信では一応真面目に語ってるつもりなので…

「こいつどう倒すん?へ?えこれ…wえどうするん?え?「かべのなかにいる」じゃんこれwwwねえ〜!えリセット?は〜?www…は〜ん?おいおいおいおい!えもだめだわ!長いんだってここまで!」

全然真面目に語ってねえじゃん。すごいなこれ。文字起こしするとこうなるのか。こら切り抜きチャンネルできるわ。うん。切り抜きチャンネルめっちゃ多くてなんでかな〜?って思ってたけども。こりゃダメだわ。笑ってばっかじゃん。我が弟は正しかったのか。いやでもシーンが悪いかもしれない。他のところを摘出すれば…

「…いいよぉ!うまいうまいうまい!え?え上手くない?えきたきた600コンボ600コンボ!うまい!うまい!『弁当食ってるみたい』wwww黙れよwwwあーもうコンボ切れたw…コンボ切れたじゃん!」

嘘だよな私?ちょ待って。泣きの一回。泣きの一回いいすか?そんなわけないそんな。8割が笑い声と絶叫とは言ったが残りの2割は真面目にやってるつもりだった。10割じゃん。10割笑い絶叫じゃん。そんなわけ…

「…はい!たん!たん!たん!たん!たん!たん!たん!たん!ラッパのマークの!正!露!丸!オッケーイ!」

「これっくらいの♪おべんと箱に♪さくらんぼぉ!ぶどうぅ!ぶどうぅ!デコポォン!りんごぉ!なしぃ!」

「the world!俺はハートの5とダイヤの9をスペードに変えるぜ!きた!きたwwwwwwスペードしかない!www…やったー!やっと…wやっとできたぁ…!下手くそすぎたね…w」

「ウェイ!?ウェイ!?ウェイ!ウェイウェイウェイウェイ!…誰だよお前ぇ!も〜ビックリした…wビックリしたわ…『家主だろ』確かにそうかwwwそうじゃん!あそりゃ怒るねwwそうだわ!お前んちかこれ!」

「ここで新幹線で17出せば勝ちよ。行けるんじゃない?ワンチャンあるある!いや行くしかない!2!2!3!5!3!14ばかぁ!あ違う15…w15だわ…15…15!ばかぁ!『あんたバカァ?』うるさい!うるさいうるさいうるさい!も〜wしかも足りないし…wもう何もかもダメ!」

「で…ここの歯をぐさっとやって…葉草だけに?歯ぐさってか?…でここにあ待って麻酔打ってない〜♪よいしょ!よいしょ!…おいやめろ!なんか言えよせめて!3点リーダーに逃げやがって!」

ひどいひどいひどいひどいこれ。…ハァ?…4位赤星じゃなくて。え私こんなんだったの?ええ?二人の前でホラゲーやったのは正解だった?え?ごめんな弟よ。ゆっくり寝てくれ。大丈夫。10時には終わる。えおっそ。ごめんな?え本当にごめんな?いやまあavr9時半くらいだし…言うてだろ。おい。

…テンションの話!ってことで、こんな感じのテンションで配信してるわけです。…ね?結構違うでしょ?…わかる。どんな話か忘れた。えっと…とりあえず利音ちゃんや楓くんの前で見せてるテンションを再現すると…

「私は…やっぱりサイゼ行きたいな!最近行ってないしさ!二人はどう思う?…玉出?え!?遠いでしょ!?…まどうしてもって言うなら…確かにテレポートで行けるか!じゃあ玉出でいい?…おっけ!れっつごー!」

相当明るく振る舞ってるな私。そうなんですよ。ここまでの見てると相当無理してるでしょう?ってことで、相当テンション違うわけです。いや〜そりゃ101人いると思われてもまあ仕方ないか…?まとにかく、色んなキャラを演じて私は成り立っているわけです。墓場まで持っていこうかなとも思いましたが、なぜかバレたのでやめます。なんか上手くまとめられねえや。これで終わりにしとこ。私の墓に添えておいてくれ。†-野奈詠奈-† RIP 安らかに眠れ


「私も遺書書いたよ!」

「そんなテンションで書くもんじゃない気がするけど。」

…どうやらこいつはまだ勘違いをしているようだ。直接会ってみないと気付きはしないだろうな。

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