ギルドでの攻防
ギルドでの攻防
俺の希望は脱!『冒険者』
アニエスはめっちゃ嫌がったけど、鍛冶屋として生計を立てる事にした。
だって、この街で最上級の鍛冶屋の鍛冶レベルが8だって言うんだもん。
俺もう生涯安泰じゃね?
そんで、防具とか作ってさ。
まったりのんびり暮らしたいわけよ。
でも、その鍛冶屋としての道具が一切無いんだよ。それを買う資金を貯めなきゃいけない。そんなわけでやむ終えず。魔物を狩る事にした。
そして今、冒険者ギルドに来ていた。
「難しいのよね」
マロンさんが言った。
俺の希望はめっちゃ儲かる。
でも、レベルは上がらない、色々スキルを使ってこない。
この辺だ。
「大体報酬の高い魔物はレベルも高いし、スキルも使ってくるから、、」
「良いじゃないの?!強いスキル持ちをバンバンやっちゃえば!」
アニエスがシャドーボクシングをしながら言った。
「所で、この子は?」
マロンさんがアニエスを指差して聞いてきた。
これまた、答えにくい質問を、、。
この国のお姫様だとはちょっと言えない。
「えっとぉ、、」
「義明の婚約者のアニエスです」
アニエスが爆弾を放り込みやがった!!
「違う、違う。それはない」
俺は幼女には一切反応しないというのに!
「え?!義明君は性犯罪者なの?!」
マロンさんが大きな声を出した。
「ち~が~う~!!」
「じゃあ、何歳ぐらいが好みなの?」
と、マロンさん。
「二十歳前後!!ちょっと年上が好み!!」
俺は拳に汗を握って言った。
「うそ!!じゃあ私とか好みなの?」
マロンさんはそう言って抱きついてきた。
「いや、そんな、、、困ります」
マロンさんの豊かなお胸が私の腕に!!!
「や!止めてください!!」
シャロンがマロンさんを引き剥がそうとする。
アニエスは何かブツブツ言っている。
「へっへぇ、義明君?私の体を好きにして良いんだよ?」
マロンさんから悪魔の囁きが!
「いや!嫌じゃないけど!ちょっと待って!」
マロンさんの手が俺の体をまさぐる!
シャロンがさらに引き剥がす力を込めているようだか無駄だ!当然だ!
実は全然俺は嫌がっていないならな!
アニエスはまだブツブツ言っている。
ん?アニエスに徐々に力が集まっていく!!
『ロリロリー!ロリポン!!!』
目の前が閃光に包まれた!
俺の右腕を掴んでいたマロンさんに違和感が!
視界から光が消えるとゆっくり目を開けた。俺の右隣にいたはずのマロンさんの姿が見えない。
恐る恐る足元を見ると、そこには。
俺の足元には小さくなったマロンさんが!!!
「マ!マロンさん!!」
「ハッハッハ!義明に近付く女は全員幼女にしてやる!!!」
アニエスがあり得ない事を口走った!!
このバカァー!!!




