黒の執行者-Black Executer-（旧版）

　今より決して遠くない近未来。極東の島国・日本では禁忌とされていた銃火器の民間所持が合法化され、それに伴い”傭兵”と呼ばれる些かアウトローな国際稼業が認められていた。
　そんな故郷へと、独りの男が舞い戻る。ロサンゼルス帰りの超一流傭兵、戦部 戒斗――またの名を”黒の執行者”と呼ばれた男だ。
　彼は愛知県の某所に存在する私立神代学園へと転入することになり、そこで偶然にも十年前に別れた幼馴染の少女、折鶴 琴音と再会を果たす。
　二人の再びの出逢い。それは血と硝煙が舞い、フルメタル・ジャケットのブレットが飛び交い踊る果て長き戦いの、ほんの始まりに過ぎなかった――――。
　己の腕のみで己自身の未来を切り拓く、近未来SFヒロイック・ガンアクション・ライトノベル、ここに開幕。

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