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黒の執行者-Black Executer-(旧版)  作者: 黒陽 光
第二章:パーティ・オブ・ザ・ブラッド
5/110

華の香りを乗せ、遥かなる月を”吹き抜ける風”

 ある土曜の昼下がり、戒斗は特に何をするわけでもなくただボーッとソファに寝転がっていた。視界の端では琴音がテレビを観ている。

 ――あの夜以来、特に目立った襲撃は無かった。万一の時に備えてベランダなどあちこちに敷設したワイヤー・トラップも今のところは無駄になっている。むしろ寝ぼけて自分が引っかかりそうになってしまい邪魔でしかない。

 まあ、ここに琴音を住まわせてる効果が少しはあったのだろう。いつの間にか勝手に付けられていた異名もたまには役に立つもんだな。

 戒斗が睡魔に負けて眠りに堕ちる寸前、インターホンが鳴った。起き上がり、室内モニタで相手の顔を確認する。

 モニタの向こうに立っていたのは、老化現象で真っ白に染まった髪をオールバック風に掻き上げた四、五十代ぐらいの男だった。見慣れない顔だ。

 モニタ横に据えられた受話器を取って男に声を掛ける。

「こちらのお宅、戦部傭兵事務所で間違いないでしょうか?」

 低めの、男らしさを感じさせつつも上品そうな声が受話器から聞こえた。

「ええはい、そうですけど。何かご依頼でも?」

「はい。かなり腕の立つ傭兵と聞き及んでいます。そこで折り入って、是非お願いしたいことがありまして」

「分かりました。少しお待ちいただいても?」

「構いませんよ」

 戒斗は受話器を戻すと、慌ててリビングの掃除を始める。

「かっ戒斗!? いきなりどうしたのよ!?」

 突然の行動に素っ頓狂な声を上げて驚く琴音。どうやらインターホンが鳴った事すら気づいていなかったらしい。

「お前もさっさと着替えろ。久々の仕事だ。しかもかなり報酬良さそうな奴からのな!」

 手早く邪魔な物を片付け、サッとテーブルとソファを雑巾がけ。霧吹き式の芳香剤を二、三回部屋に散布し、戒斗も部屋着から私服へと着替える。

 琴音の準備が出来たことを確認し、玄関まで足早に歩いて行きドアを開いた。

 ドアの向こうに立っていたのは、モニタで見て抱いたイメージと変わらぬ上品そうな壮年の男だった。上質な黒いスーツ、一点の曇りなく光を反射して輝くネクタイピン。しっかり手入れされた革靴の光沢が眩しい。

「お待たせしました。どうぞ中へ」

 男を部屋へ招き入れる。来客用のスリッパを出し、いつものリビング兼応接間へと通す。ソファに座らせ、戒斗は対面に腰かける。琴音も戒斗の真横へと座った。

「で、どんなご用件で?」

 と戒斗が言うと、申し遅れました。と男は懐から名刺を差し出してくる。まず目に入った文字は”高野たかの すすむ”。恐らくはこの男の名前だろう。

「率直に申し上げますと、お嬢様――西園寺さいおんじ 香華きょうか様を護衛して頂きたいのです」

 また護衛か。いい加減他の依頼も欲しいね。戒斗は心の内で呟いた。

「西園寺家ってもしかしてあの有名な?」

 西園寺家。世界的に名の知れた大企業を幾つも束ねる名家の名だ。昔一度資料を漁った時、家族構成に”西園寺 香華”の名があったのを戒斗は覚えていた。

「ええ、貴方の仰る西園寺家で相違ありません」

 話によると、高野は二十年間執事として仕えているそうだ。なんでも香華さんとやらが一ヶ月程前、久々に日本に帰国して以来何者かに狙われ続けているらしい。

「で、何か心当たりはあるんですか?」

「いえ……私からはなんとも。旦那様なら何か御存じなのでしょうが」

 旦那様、というのは恐らく西園寺家現当主のことであろう。

 高野は懐から一枚の写真を取り出し、名刺の横に並べた。写っていたのは十代後半とみられる少女の姿だった。顔立ちは端整で、写真越しにも分かるほど気品が漂っている。特に目を引くのが、腰まで伸びた長く、美しいストレートの金髪だ。碧眼と身に纏ったドレスとが相まって、一国の姫君かと錯覚を覚える。高野によれば、この美しい少女こそが西園寺 香華その人だという。戒斗も思わず見とれてしまった。それ程に美しい少女だった。

「へえ、この人がね……ああそうだ、具体的な依頼内容をお話し頂きたい」

 戒斗は写真から目を離し、高野に改めて依頼内容を訊く。

 内容は、一週間後の船上パーティでの護衛。なんでも在宅中や車での移動なら専属の私兵部隊が付くそうだが、船上だとそうもいかないそうだ。日程は二日間。来週土曜の夕刻に出発し、翌日日曜日の昼前ぐらいに帰港する。帰港までの間、船は太平洋の上。出来るだけ少人数で、腕の立つ護衛役が必要だとのことだった。

「貴方の、”黒の執行者”の噂はかねてからよく耳にしております。貴方の腕を見込んで、是非お願いしたい」

 高野は戒斗の眼を見据えて言った。戒斗は一瞬悩んだが、分かりました、依頼を受けましょう。と承諾した。

「それは良かった。もし宜しければ明日、お嬢様にお会いされてはいかがでしょうか?」

「そうですね。護衛対象と一度会っておいた方が色々と都合がいいですし」

「それでは明日お迎えに上がります。ところで先程から気になってはいたのですが、そちらの女性は? ”黒の執行者”は単独で依頼をこなす傭兵と聞いておりますが」

 高野が琴音を見て不思議そうにそう言った。

「ああ、まあこれは……助手。そう、助手みたいなもんですよ」

 まさか真実を言う訳にもいくまい。咄嗟に思いついたことを戒斗は口に出す。何が助手よ何が。と琴音は高野に聴こえない程度の小声でそう言い、戒斗の足を踏みつける。痛い痛い。

「それでは明日、よろしくお願いします。私はこれで」

 高野を送り出し、ドアを閉める。さっさとリビングに戻って、紅茶のティーバッグをカップに入れてお湯をポットから注ぐ。戒斗はそれを持ってソファに腰かけると、置いて行った写真を眺めつつ紅茶を啜る。ダージリンの香りが鼻腔を満たし、独特な旨みと微かな苦さが舌を刺激した。

「で琴音、ああ言っちまった以上明日付いてくるか? 助手が来ないってのも変な話だろうし」

 対面に座った、不機嫌オーラを隠しもせず、しかし表情に若干の困惑が表れている琴音にそう言った。

「明日暇だし別に構わないけど、私が居ても足手まといなだけなんじゃないの?」

「まあそれについては否定できないがな。かといって留守番させとくのも危ないだろう。いつまた浅倉が襲ってくるか分かったもんじゃねえし」

 連れて歩いた方がまだ安全だろう。と戒斗は続けた。





 そして翌日、午前九時少し前に高野は迎えに来た。彼の乗ってきた黒塗りセダンの後部座席に戒斗と琴音の二人は乗り込む。シートには純白のシーツが掛けられており、ハイヤーを彷彿とさせた。

 車に揺られること一時間。着いた先にあったのは大邸宅といっても差支えの無い豪邸だった。まず目を引くのが巨大な鉄製の門。傍に立つ二人の門番――ベルギー製PDWパーソナル・ディフェンス・ウェポン、P90を肩から下げていた――は高野の顔を見てすぐに門を開いた。自動で開くそれを通り抜け、敷地内から地下駐車場に入り、そこで車から降ろされた。見渡すと、車十数台は入れそうな駐車場に並んでいるのは乗ってきたセダンと同じようなタイプが三台、他全てのスペースには色とりどりのヨーロッパ製スーパーカーが駐車されていた。日本円換算で一台数千万~数億円する機体ばかりだ。

 どうやら邸宅内と直結らしいエレベーターで昇り、邸宅内部にお邪魔する。

 赤い絨毯が引かれた廊下を高野の先導で歩き、ある部屋の前で高野は足を止めた。

「お嬢様、お客様をお連れ致しました」

 木製の両開きドアを軽くノックした後、高野はそう言った。

「ご苦労様。通して頂戴」

 中から女の声が聴こえると、高野は失礼します。と一言挨拶を挟んでからドアを開ける。通された部屋は広く、見たところ応接間といった感じの部屋だった。

 窓際に声の主は立っていた。長い青のドレスを身に纏った、腰まで伸びる美しいストレートの金髪が目を引く少女。写真で見た通り、いやそれ以上に整った顔立ち。気品を漂わせるその少女は、間違いなく西園寺さいおんじ 香華きょうかその人だった。

 香華は振り向き、二人の姿をまじまじと見つめる。高野はいつの間にやら部屋の外に出ていた。

「へぇ。貴方がかの有名な”黒の執行者”さんねえ……」

 意外と若いのね。もっと筋肉隆々の、ハリウッド映画に出てくるような人が来ると思ってたわ。と続ける香華。

「そりゃどうも。アンタが今回の依頼人ってことで良いのか?」

「正確にはお父様がね。私は必要ないって言ってるんだけど。ところでもう一人のその女は? 一人って聞いてたんだけど」

 琴音を指さす香華。

「あー、まあ助手みたいなもんだ。コイツはあんまアテにしない方が良い」

 戒斗を睨みつける琴音。だがまあ、ほぼ事実なので何も言えない。

「へえ、まあ勝手に頑張って頂戴。出来るだけ私の目の届かないところでね」

 キッパリそう言った香華。若干イラっとしつつ、言われなくてもそうさせて貰う、仕事だからな。と返した戒斗。





 月曜日、朝のHRホームルーム前の教室はいつも通りの騒がしさだった。周囲から昨日のドラマがどうとか、今日の課題写させろだとか話しているのがちらほら聞こえてくる。そんな中、不機嫌な表情を隠しきれていない 戒斗はいつも通り登校し、後ろから二番目、窓際の席に着く。一緒に登校してきた琴音も一つ後ろ、窓際最後尾の席に座った。

「よーう戦部、機嫌悪そうじゃねえか」

 戒斗と同じ制服を着て、若干長めの黒髪の細い男――遠藤えんどう 直紀なおきが話しかけてきた。彼とは転入数日後から仲良くさせてもらっている。特に血生臭い関わりも無い、ごく普通の男子生徒だ。

「まぁ、ちょっとな」

 昨日の癪に障るお嬢様の姿を戒斗は思考から消し去る。

「ところでよ、英語の課題やったか?」

「あ? やったが……テメェ、また忘れやがったな」

 へへへ、と笑う遠藤。渋々課題のプリントを手渡す。

「戒斗は英語だけは出来るからね」

 後ろから琴音が言った。

「”だけは”は余計だ。大体出来なかったら十年もアメリカで暮らせてねえよ」

 十年もの間ロスで生活していた戒斗にとって英語が喋れないのは死活問題だ。最初の一年はホント苦労したもんだな。過去の自分を思い浮かべ苦笑いする戒斗。

「席に着け―。HRホームルーム始めるぞー」

 定刻通りに建てつけの悪いドアを開けて教室に入ってくる担任教師。

「やべっ、それじゃコイツ借りてくぜ」

 遠藤はそそくさと自分の席に戻って行く。返さなかったら窓から投げ飛ばすぞと言ってやると、お前が言うと洒落にならんから止めろ。と遠藤に真顔で言われてしまった。

 淡々と進んでいくHRホームルーム。クラスメイト達は一様に「早く終われ」と言いたげな顔をしている。

「それじゃあ転入生を紹介する。長月、入れ」

 二度目の転入生に一気にどよめく教室。それもそうだ。ついひと月前に戒斗が転入してきたばかりなのに、また転入生となったら驚くのも当然といえる。戒斗は万一の可能性に備え、琴音を庇える位置に微妙に椅子を動かし、ブレザーの下に手を入れ密かに吊るしたホルスターに差さっているミネベア・シグの撃鉄ハンマーを起こす。

 入ってきたのは、レニアスより少し大きい、小柄の少女だった。今時の女子学生としては珍しいショートヘアの黒髪が特徴的だ。

 黒板に名前を書いていく。身長が足らずに上の方に書けていない。書かれた名は”長月ながつき はるか”。

「長月……です。よろしく」

 小声だが、可愛らしい声でそう言う長月。教室内の男子諸君からの反応は上々だ。女子生徒の中にもあの娘可愛いとか言ってる奴が数人。もしかしてソッチの気があるのかお前ら。

「よし、それじゃあ戦部の横に座れ。窓際から数えて二番目の列、後から二番目だ」

 男子生徒の一人が立ち上がり、戦部の横って長島じゃないんですかー。とニヤニヤしながら言った。

「長島は重い病気で今年一年は休学するらしいから心配いらん」

 担任の口から初めて告げられたその言葉に動揺する教室。そういえば二週間ぐらいずっと空席だった。ご愁傷様。あんま関わりなかったけど。戒斗は 今は空席となった真横の長島の席に向かって軽く合掌。

 何アホなことやってんのと琴音にツッコまれたら、その空席に長月が座った。

「お、よろしく」

 とりあえず挨拶しておく。

「……よろしく」

 少し間が開いて返事が返ってきた。中々良い奴そうだな。戒斗の抱いた第一印象は”かなりおとなしそうな身長レニアス。でも良い奴っぽい?”。戒斗は密かにミネベア・シグを軽く抜き、デコッキング・レバーを操作して撃鉄ハンマーを安全な位置に戻した。




 その後特に長月と話すこともなく、昼休み。戒斗と琴音の二人はいつも通り屋上に居た。ちなみに遠藤は英語の授業になるまで写し忘れていたようで、教科担任が来ても写すのに必死でプリントを返そうとしなかった。とりあえず教科担任にチクってプリントを取り返し、遠藤自体は授業後に窓からじゃなくてドアから廊下に投げ飛ばした。体重軽いから投げ飛ばすのにもそう気合入れなくて済むから助かる。

 最近は同居しているからか、琴音が戒斗の分の弁当まで作ってくれている。本日も例に漏れず、弁当箱二つを抱えた琴音は一つを差し出してきた。

「はい戒斗」

「お、いつもすまんな」

 蓋を開く。今日は肉系重視のようで、二段構造の弁当箱下部にはミニハンバーグにウィンナー、卵焼きなどなど。上部には白米が目いっぱい詰め込まれていた。

 とりあえずミニハンバーグから口に運ぶ。

 噛めば溢れ出す肉汁。最初からかけられていたソースは恐らく自分で作ったモノだろう。よく調和が取れている。

 次は卵焼き。こちらも相変わらず上手なもんだ。染み込ませた醤油とのバランスが絶妙で美味い。

「相変わらず上手いもんだな」

 素直に褒める戒斗。何なら今度教えてあげようか?と琴音が冗談交じりに言ってきたので、是非頼むと返しておいた。

 丁度戒斗が弁当箱を平らげたタイミングで、屋上出入り口の立てつけの悪い、関節部の金属が錆びたドアが開く音がした。見ると、ドアを開けて屋上に出てきたのは以外にも転入生、長月 遥だった。

 先客である二人の姿を見るなり、引き返そうとする長月。戒斗は呼んで引き止め、逆に招き寄せた。長月は困惑しつつも二人に近寄り、コンクリートの出っ張りに腰かける。手には小さな弁当箱が握られていた。

 無言で弁当箱を開いて中身を食べ始める長月。いかん、このままでは微妙な空気のまま昼休みが終わってしまう。

 そういや前は何処に居たんだ?とかクラスの感じどう?とか琴音と二人で適当な話題を振ってみる。長月は恥ずかしがりつつ、それでもちゃんと話題には応じてくれる。どうやら前は三重の方に居たらしく、親の仕事の都合でこっちに引っ越してきたそうだ。

「ここはいい風が吹くだろ?」

 戒斗は息を吐き、呟く。

「……そうですね。ここの風は、とても優しい」

 小さな声で応じる長月。良く見ればそこそこ可愛らしい顔立ちで、琴音やどこぞのお嬢様なんかとはまた別の可愛らしさがある。女性的な可愛さというよりは、どちらかというと女の子らしい可愛らしさといえばいいのか。小柄な体格も相まって、ちょっと強い風が吹いてしまえばそのまま流されて消えてしまうんじゃないかというほど儚い印象を覚える。

「この場所は、琴音が教えてくれたんだ。俺がここに転入してきた当日にな。それ以来毎日、昼休みには欠かさずここに来てる」

 缶コーヒーを飲みながら話す戒斗は、なんとなく長月のことを気に入ってきていた。勿論、異性としてではない。どちらかといえば護ってやりたい感じで、だ。

「……長月、また明日もここに来るといい。ここに吹く風を優しい風だと言ってくれたお前なら、歓迎するさ」

 さて、そろそろ昼休みも終わりかなと言って立ち去ろうとする戒斗の上着の裾を引っ張り、長月が引き止めてきた。

「……はるか、でいい」

「は?」

「名前。戒斗と琴音、多分優しい人。優しい人には、名前で呼んでほしい」

 消え入りそうな声で呟く長月。戒斗は一瞬琴音の方を見る。同じように戒斗を見る琴音。二人は言葉も交わさずに、ただ頷き合うだけだった。

「分かった。遥、そろそろ教室に戻ろうぜ。次数学だろ? アイツホント鬱陶しいんだよ。さっさと行かねえとまたドヤされちまう」

 笑顔でそう言って、遥の手を取り走り出す戒斗。遥の頬が赤みがかる。

「戒斗はあんなんだけど、実際結構凄い奴なのよ? それじゃ遥、急ごう?」

 耳元に顔を寄せ、小声でそう呟く琴音。

「……はい!」

 遥は口元を綻ばせ、そう言った。久々に、心の底から笑顔になれた気がする。遥はつい嬉しくなって、自分の手を引いて走る戒斗の大きな手を強く握り返した。

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