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詩集⑥

時々考える。

作者: わたし。

時々思うことを書いてみました。

ちょっと暗いので、投稿をギリギリまで迷っていた作品です。

時々思う。

私なんて誰からも必要とされてないんじゃないかって。

役に立たない人間だって、本当はみんな思ってるんじゃないかって。


時々考える

『いま、わたしはひつようなの?』って。

楽しそうな輪の中に

わたしもいれてよ、なんて。


時々泣きたくなる。

周りの理不尽な陰口に

ぽろっ、と溢された本音に。

優しくされた後に傷つけられる苦しみに。

『どうして?』なんて。

答えのでないことを考えて。


時々謝りたくなる。

『わたしのせいでごめんなさい。』って。

『わたしがやくたたずでごめんなさい。』って。


時々眠りたくなる。

「今の記憶が全部消えていますように。」って。

目覚めた後の後悔は忘れてない。


時々比べてみる。

「あの子は必要とされてるんだ。」って。

自分の無能さを憎んだ。嫌った。


時々泣いてみる。

誰かがわたしを叱ってくれるかも、って期待して。

誰かがわたしを慰めてくれるかも、って期待して。

でも、どれだけ悩んでも。どれだけ苦しんでも。

どれだけ泣いても。

どれだけ傷ついても。

わたしのかおはにこにこしたえがおを貼りつけてるから。

きづかれない。

わからない。

しらない。

なやまない。


だからみんな


誰も救わない。


だからわたしも


救わない。

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― 新着の感想 ―
[一言] はじめて、他の人の作品にコメントします。 素直でいい詩でした。僕も、似たようなことを日々、感じています。 気持ちを代弁してくれたようでとてもうれしかった。 ありがとうございます。
[一言] 同じ様な事を思っている人もいるんだなと、すごく共感できました。ありがたいような、嬉しいような気持ちです。
[良い点] 桜ノ夜月さま とても素直な詩だと思いました。誰からも必要とされてないと感じた時の、寂しさや辛さが伝わりました。 [一言] 暗い詩だと、書いてらっしゃいましたが、素直ないい詩だと思いま…
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