表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/2

異世界プレイボール

「おーい大丈夫か?生きてるか?」


主人公が目を覚ます


「あ、あぁ大丈夫だ」

「あんたこの辺りじゃ見ない顔だな」

「え?あ、あぁたった今こことは違う世界から転生してきたんだ」

「転生…?はっはっはっー!なんだそれ!転生なんてあるわけないだろ!」


この男はそう言ったが、どうやら俺は本当に転生したらしい。そこら中に見たことない果物がなってる木があり、人が着ている服も防弾チョッキように

頑丈そうなものだった。この世界の人々は戦闘民族

なのか?

そんなことを考えていると俺のことを起こした男が口を開く


「なぁ、お前俺のチームに入れよ!」


チーム?突然何を言ってるんだコイツは…


「どういうことだ?」

「いやー、俺ベースボールやってるんだけどさ

チームの人数があと1人足りなくて、今日で応募が締め切られる大きい大会にどうしても出たいんだよ

だ・か・ら最後の1人になってくれ!お前が!」


なんだその雑な勧誘は…

でも、まぁ俺がこの世界に来たのは野球で頂点を取るためだしまぁ、丁度いいか


「わかった。いいぜ。俺がお前のチームの最後のピースになってやるよ」

「ほんとか!やったー!これで大会に出られる!」


こうして俺の異世界ベースボール人生が始まった。


その後チームの溜まり場にて

「みんな!集まれ!大会に応募してきたぞ!」

「大会?メンバーが足りない俺らがどうやって…」

「入ってもらったんだよ最後の1人に!」

「もしかしてお前の隣にいるそいつか?」


主人公に視線が集まる

「そうだ!俺がこのチームの最後のピースだ!

「俺のおかげでこのチームは大会に出られるんだ。感謝しろよ、それに自慢じゃないが俺はかなりベースボールが上手い方だ!このチームでも大活躍だろう。つまり!俺はお前らにとって救世主というわけだ!」


静まり返る一同


「うおぉーーー!!!」

「救世主キターーーーー!」


盛り上がる一同


俺をチームに勧誘した男が話しかけてくる


「チームに入ってくれて本当に感謝だよ。えっと

名前はなんていうんだっけ?」


名前か、普通に前世の頃の名前を言えばいいよな


「俺の名前は上雷才純(うえがみさいじゅん)だ」

「ウエガミサイジュン?珍しい名前だな

俺はこのチームのキャプテン!ビギニンだ!

よろしく!サイジュン!」


ビギニン?この世界の人間の名前はそう言う感じなのか…俺だいぶ浮いちゃうな。まぁいっか


ビギニンが話し始める

「早速大会に向けて明日、練習試合を組んできた!

相手はチームタルティーヤだ!明日に備えて今日はもう帰って休もう!」


一同:おう!


いよいよ始まった異世界ベースボールでもこの時の俺はまだ知らなかったんだ。明日、地獄のプレイボールが俺を待っていることを…









評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ