はんぺんが感想について偉そうに述べるようです
どうも、はんぺんです。
何か感想に関する話があれやこれやとあるようなので便乗することにしました。
まず最初に、はんぺんのスタンスを表明しておきます。
はんぺんは感想が欲しいです。
はんぺんは、とても、感想が欲しいです。
とてもとても、心底から、感想が欲しいです。
乞食と呼ばれようと何だろうと、はんぺんは、感想が欲しいです。
PVも欲しいです。
ブクマもしてほしいです。
評価もしてほしいし、ポイントも心から欲しいです。
でも、それはそれとして感想が欲しいです。
だって感想って、読者からの反応ですからね、欲しいに決まってますよね。
知ってますか。
普通の感想って、内容を読まないと書いてもらえないんですよ。
ってことはですよ?
感想を書いてくださった方は、自分の作品を読んでくれたってことです。
わぁ。
うわぁ。
うわああああああああああああああ!
歓喜。
歓喜ですよ、これは。
それこそ狂おしいほどの歓喜、つまり狂喜ってヤツです。
こめかみに指ブッ刺してグリグリしちゃいたくなります。
はんぺんは石製の仮面を被ったことがないので不可能ですけどね?
しかし、感想を頂けたら喜びのあまり飛んだり跳ねたりしちゃいますね。
脳内のはんぺんが、脳内のはんぺんがです。
リアルはんぺんは肉体の老化が進行しているのでそんなことは不可能です。
しかし、それくらいにははんぺんは感想が欲しいです。
でもそれが、内容に対する批判的な感想だったとしたらどうでしょうか。
……別にどうもしないのでは?
だって、感想は感想でしょ。
ちゃんと読んでもらえた上で頂けた、立派な感想でしょ。
そこに否定的な意見が書かれてたなら、その人にとって自作はあかんかった。
つまりはそういうことですよね。じゃあ、それは反省材料でしょう。
その感想に、作者が顧みるべき部分があるなら、ちゃんとそれは反省しなきゃ。
でしょ? 違う? 違わないよね? 違っているはずがないですよね?
だって、つまんなかったんだもん。
否定的な感想を書いた読者にとって、自分の作品はつまらなかったのです。
それは、どう言い訳をしたところで変わるものではありません。
まぁ、仕方がない。
そういうこともあるでしょう。
ですが裏を返せば、苦言を呈してくれる方はそれはそれでありがたいでしょ。
つまらないと感じながらも、それをきちんと感想にしてくれたのです。
いやぁ、ありがたいじゃないですか。
大したものです。作者として、そこに時間を使っていただけることに感謝です。
しかし、世の創作者の何割かは、そうした苦言に心が折れます。
まぁ、仕方がないことです。
だって、せっかくの自分の物語をけちょんけちょんにされちまうのですから。
辛い!
心が痛い!
悲しくなって、もう筆を折りたくなっちゃう!
そうでしょうそうでしょう。
とかく、創作者ってやつは、心は硝子でデリケート。きっと筋力はDでしょう。
しかし、それでもはんぺんは遍く世の全ての創作者に向けて言いたい!
感想、もらえるだけありがたいじゃろ?
――と!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
はんぺんは、はんぺんですが書き始めてそれなりに長いアマチュアです。
いい言い方をすればベテランのアマチュア、悪い言い方をすれば老害です。
そんな老害から見ると、今の世は実に創作者に優しい時代なのです。
何せ、作品を出せる場があり、大多数がそれを見れる環境にあるのですから。
なろうなどの投稿サイトができる以前、それこそネットが普及する前。
今の中高生からすれば、それこそカンブリア紀並に太古の昔の話となります。
基本、創作者は孤独でした。
何故なら他者と繋がれる場が極めて限られていたからです。
小説を書いたところで、それを読んでくれる人間が、まずいない。
幸運にも読んでくれる友人がいても、感想をもらえるかどうかすら不透明。
ああ、忘れもしない、まだはんぺんが新品だった頃。
自作を知人に読んでもらい、もらった感想は「こんなもんじゃない?」でした。
何がだ!?
一体、何が「こんなもん」なんだッッッッ!!??
我が友人Aよ。
読んでくれたのは感謝だが、感想を自己完結させないでくれ!
結局、その部分を追及してもめんどくさがられました。ちくしょうがよ!!!!
と、まぁ、このように、ネットが普及する以前は読者自体いなかったのです。
その時代の読者とは、いわば大航海時代における香辛料と同じようなもの。
読者一人が、同じ量の黄金に比する価値を持っていた。
そんな時代が、ほんの数十年前に、確かに存在していたのです。
しかるに、今は何と恵まれた時代でしょうか!
出せば見てもらえる。何か言ってもらえる。出すだけで、探す必要もなく!
ならば、いい感想、悪い感想、全てひっくるめて、創作者は感謝するべきです。
少なくとも、はんぺんはそのように愚考する次第であります。
読者の反応なんて、いいものでも悪いものでも、私はニヤニヤしちゃうなぁ!
と、ここまではあくまでも「感想」にまつわるお話。
ありがたくもここまで読んでくれた皆様。
皆様の中には、はんぺんについてこう思う方もいらっしゃるかもしれません。
はんぺんはこう言っている。
作者は読者からの意見を全て真摯に受け止め、感謝を捧げるべき、と。
ンなこたァ、一ッッッッッ言も言ってません。
はんぺんが感謝するのはあくまでも「感想」についてです。
自作を読んで頂き、それについて感じたこと、想ったことを書いていただく。
そうしたものならば中身はどうあれ、はんぺんは感謝を捧げます。
それがはんぺんにとって耳に痛い内容でも、です。
そうすることで改善点を自覚できる場合もあるので、これは必要と思います。
でもね、単に話を攻撃するだけの意見となると、また話が違うよね、って。
感想になってない感想は、その時点で感想じゃないので、扱いも変わりますよ。
そもそも、読者からの意見を全て真摯に受け止めるべき、とかいう言説。
それを言う人はそう考えるのですから、そうすればいいのでないでしょうか。
そう主張する人の中で、きっとそうあるべきなのでしょう。
ならば、そう主張する人はそのようにすればいい。という、そんだけの話です。
はんぺんはそうは思わないので、感想については選別します。
作品の内容に触れていないものならば、それは感想ではありません。
感想っていうのはね、その作品を読んで感じたこと、想ったことなんだからね。
っていうだけの話なので、その枠内に収まらないなら感想じゃないのです。
何という簡潔明瞭な話でしょうか。
わかりやすすぎます。これは、このエッセイに感想を書くしかありませんね。
大体ね、感想になっていない攻撃的な文章やら批判やら。
そんなものに意識を割く時点で勿体ないです。
脳細胞は有限で、自意識は常に自作の感想への喜びを求めてやまないのです。
だったら、自作への感想について返信することを優先するべきでしょう。
当たり前じゃないですか。
何でわざわざ見えてる地雷を踏みにいかなきゃいけないんですか。
批判をしたいなら、最低限、作品を読んでいただきたい。
その上で、根拠と意味と内容のある批判をしていただきたい。
作品を攻撃するためだけの批判に、どうして反応しなきゃいけないんです?
っていうだけの話なんですよ、ホント。
読者は、自分が読む作品を取捨選択することができます。
だったら作者だって、受け取る意見を取捨選択したっていいじゃないですか。
――以上。
PVとブクマと評価も欲しいけど、やっぱり感想が欲しいはんぺんでした。
あ、レビューも常時受け付けてますよー!!!!!!!!!!