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新米ギルドマスターのホワイトギルド運営  作者: こうじ
コーレン地方ギルド第103支部
12/12

依頼を探そう

章を作りました。

 さて、本格始動となったコーレン地方ギルド第103支部なのだが······。

「まずは依頼を見つけないといけませんね」

 エマの言う通り、依頼が無ければ活動は出来ない。

 有名で実績のあるギルドだったら依頼は殺到するだろうけど出来立てホヤホヤのギルドに依頼なんて来る筈が無い。

「地方ギルドに行って依頼を頼んで来よう······」

 地方ギルドは支部に依頼を斡旋するシステムがあるのだ。

 まぁ大体訳ありの依頼が多いんだけど。

 僕は早速地方ギルドに向かった。

 先日の騒がしさが嘘みたいにいつも通りの風景だ。

「すいません、第103支部の者なんですが依頼を斡旋してもらいたいんですが」

「依頼ですね、それでしたらファイルがありますのでそちらから良さそうな物を見つけてこちらに来てください」

 受付嬢がファイルを持ってきて渡してくれた。

「さて、内容は······、う~ん流石に訳ありだな、細かいのがいっぱいあるな」

 冒険者と言えば魔物を倒したりダンジョンに入ってお宝を見つけたりするイメージがあるだろうけど、ああいう仕事は大手のギルドの仕事だ。

 大体は日常的な事、例えば『行方不明者を探してほしい』とか『害獣を駆除してほしい』とか『落とし物を見つけてほしい』等がある。

 ただ、町人の信頼失くして冒険者は出来ない物だと思っている。

「んっ!? これなんか面白そうだな······」

 ファイルを捲っていくうちにある依頼を見付けた。

『近所の古い屋敷から夜な夜な不気味な声が聞こえる』という依頼だった。

「うん、ギルドから近いし大丈夫だろう」

 まずはどれでもいいから依頼をこなして実績を作らなければ······。

 こうして、最初の依頼を受ける事になったけど、此処で僕達はある出会いをする事になるとはこの時の僕は知らなかった。

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