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おにーさん

短いし、内容がないですね。

おにーさんの名前がルイカさんだったから、ルとカをとってしまった....って、今更ながら、本当に今更ながら!名前とっちゃって良かったのかな。自分の名前からつけるのって、不快に思う人もいるよね。どうなんだろう....聞きたい...聞きたい....,


っていうか、普通に人の名前勝手につけちゃってダメだよね.......。

いや、でも、もしかしたらいいっていう可能性も....?

よし!思い切って聞いちゃおう!



「すみません!今更なんですが、名前、とっちゃってよかったですか?」


「...........?」


あれ?おにーさん、もしかしておにーさんの名前使ったって、気づいてない?

いやいや、こんな時代にそんな鈍感っ子っているのか?でもでも、もしかしたらって可能性もあるし。いや、でも、ルカなんてありがちだからな...自分の名前からなんて思いもよらなかった...とか?



「あ、あの、すみません!おにーさんの名前であるルイカから、ルとカをとってルカにしたんです!すみません!」


「................。」


あれ?おにーさんが固まってるよ。や、やっぱりか。

それとも.......ふふっ。私の名前センスに恐れをなしたか....。

と、思いたいけど、やっぱり引かれたのかな。



「あ、あの......?」


「.....あっ、そ、そうだったんですね。名前の件は別にいいです。ですが、その、自分の名前を元にされるとは思ってなかったので、少し...驚きました」


とりあえず、許可はもらえた......のかな。よかった。

ほっと息を吐いていると、おにーさんの声が聞こえた。心なしか、さっきより感情がこもった声になっているような気がする。



「では、次はキャラメイクを行います。

このゲームでは、自分の容姿はほとんど変えれません。精々変えれるのは、メイクでできる範囲でしょう。」


「なるほど。」



「ですが髪色や瞳の色はどんな色にもできます。」


私はしばらく考え込んだ。


まず顔は...今チャチャっとやっちゃおう、どうせメイク上手くないし、ほんのりメイク...ナチュラルメイクだね。うん。そうやって思えばこれはナチュラルメイクにしか見えなくなるよね。うん。

で、次は髪...か....色はどうしよう。


候補は3つ。

白銀、金、黒。この3つだね。

うーん。なぜこの三色なのかって言うと理由は簡単。この3つはそれぞれ私の好きな色なんだよね、特に意味はないよ。

どうしよう。うーん。


意外と長い時間待たせていたらしく、お兄さんの方から声がかかった。



「もし配色について悩んでおられるんでしたら、メッシュ。などの選択肢もございますよ?」



悩んでいたら上から天使...(ある意味天使?)じゃなくて、おにーさんの声が聞こえた。

って、それよりメッシュ?メッシュって、あの、髪型のメッシュなのかな。ちゃんと聞かなきゃな。



「あの、メッシュって?」


「そういえばこの情報、係員から説明を受ける情報でした。説明不足で申し訳ございません。ちなみにメッシュとは、一部分だけ色を染めることです。」


「あぁ、なるほど。って、大丈夫です、謝らないでください。でも、メッシュ.....は、やってみますね。」



.......と言っても、その後も問題だった。メッシュってどこにすればいいんだろ?ひたすらにメッシュの位置に悩んでいた。配色は決まっていたのだが、メッシュの位置を前にもってくるのか、後ろにもってくるのかで迷った。


結局、前髪と後髪の中間で、ある程度伸びてるけど、位置は前髪。っていう、中途半端な位置にしておいた。前にも後髪にもやれるからね。これだったら真正面からでも見えやすいし、目印かなぁって。


ここで私のVRでの容姿を言っておこう。

髪は肩より伸びて腰より短いさらさらストレートの黒髪。そして前髪か後髪か微妙な位置にある白銀のメッシュが入っている。

目は金色ですごく輝いてみえる...とおにーさんが言ってる!


自分でも、いいセンスだとは思う...まぁ、私の顔がもう少し可愛ければ、もっと良かったのにな。


でも、さっきこの、リアルに居たら俳優顔負けってほどのカッコいいおにーさんが褒めてくれたから、気分が上がって、テンションも高くなるよ〜!



「では次は職業選択です。」


よし!やるぞー!


集中力が続かないです。ごめんなさい。

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