第331話 絶望和えの昼ごはん
前回のあらすじ
16進数?知らんな
「今日もお客さんがやってきたみたいだ。」
玉座の間、そこの玉座では見た目からして異形の存在がふんぞり返っていた。
「ハネミスめ。」
凪の様子から見るに、こいつがハネミスなんだろう。
「おめでとう。ここがこのお城の最奥。君達はここまでの数多の謎を解いてきたんだね。30人目だよ。ここまでこれたのは」
「どうしようもないクズ野郎め!」
元の世界のことを知っている凪は怒っている。そして繁は無言で銃を構えていた。
「おっと、君は私のことを知っているのかな?まあいい。私はそんなことには関与しない質なのでね。本題に入ろう。さあ、これからエンディングさ。」
「危ない!」
咄嗟に愛香を突き飛ばす。ハネミスが高速で近くにあった大きめの石を飛ばしてきて、それに攻撃される寸前でなんとか避けられた。
「外しちゃったか。大丈夫。心配しなくていいさ。一発で終わらしてあげる。これが私の唯一の優しさなのですから。」
「お兄ちゃんの言ってたとおり。同情の余地はないね。」
繁が銃を撃って頭を狙う。だが敵にはちゃんと当たっているにも関わらず、涼しい顔して立っていた。
「あくまで足掻くと。早く死んでほしいんだけど。」
全員で武器を構えて一斉に攻撃に転じる。剣やら短剣やらで。5対1だからといって油断しちゃだめだと思い、攻撃を繰り返す。
「はぁ…こいつ…硬すぎる…」
こいつは攻撃自体は今の所そこまで大したことはない。翔の盾で普通に守れているし、一度自分が攻撃をミスで食らってしまったが、ただそれなりに痛い程度、今までに戦った他の魔族や人と比べれば断然ぬるかった。
だが、こいつは皮膚がそもそも硬すぎる。愛香の短剣や俺の攻撃でも少ししか削れなかった。
しかも皮膚に痛覚がないのか、まったくもって怯んでくれない。
「はぁ…捕食相手を間違えたようです。後であの子にはきっちりと言わないといけませんね。まあ、他に誰かがいるわけでもないから、今日は見逃してあげましょう。それにしても、独り言を言っている間に攻撃とは、ルールがなっていたせんね。」
「お前に言われたくねーよ。」
「普通に戦うのもいいですけど、そろそろ面倒くさくなってきましたね。ちょっとお腹も空いてますし、昼ごはん早めちゃいましょっか。」
そいいうと、攻撃をされながら、玉座の後ろに回りスイッチをオンにしたのだった。
プロフィール
名前 根高凪
好きなこと・もの 妹・薬・料理
嫌いなこと・もの 妹に危害が及ぶこと
特技 料理
長所 誰にでも優しい
短所 妹が好きすぎる・妹に過保護




