第329話 ピアノの音は鳴り響く
前回のあらすじ
人並みにおごれや
「中に入ってた鍵を使えばと、よし、開いた。」
扉の鍵を開けて、そこら辺を見渡す。反対側に部屋があるが、そこも扉が閉まっている。そして、そこには謎が書かれていた。
長い棒、短い棒、細い棒の下にそれぞれ0から9までの入力口があった。
ここの他に行けそうな部屋もない。ここは部屋と部屋を繋ぐだけの廊下のようなものだった。
「それっぽいもの…見たかな?」
「なんかこれ見たことあるような…あ、思い出した。これさっきの部屋の時計表しているんじゃない?時計が不自然な時間で止まってたから気になってたんだ。」
凪の考えがかなりありえると思い、さっきの部屋へと戻った。
「それっぽいな。この時計、どう考えてもおかしい。」
「え?確かに止まっているけど…」
ちょうど長針は8、短針は4、秒針は7を刺していた。
「考えてみな。長針が12じゃないのに、短針がちょうど4なのはおかしいだろ?4と5の間なはずだ。つまり、これは誰かが意図的に仕組んだものである可能性が高いというわけだ。」
言われてみれば確かに
時計のとおり、847と入力すると次の部屋の扉は開いた
「ピアノが置いてあるな…」
城とかになんかよくあるような音楽部屋だった。ピアノだけが部屋に置かれている
「このピアノ、一オクターブのドからシしかならないみたいです。他は弦が切れてるのかもしれないです。」
「ピアノの裏にあったよ。次の謎が、ワクワクしてくるね。」
ワクワクするかはともかく、次の謎へと取り掛かる。
ミシンの音にドレスを着たファラオは起き上がり、そのソウルは響き渡った。←
「は?」
全く意味がわからない。
なにかの暗号だろうが、全く持って分からなかった。
「もしかして、こういうこと?」
小一時間考えていると、繁が分かったようだった。
「このカタカナが階名になっているんじゃないですか?階名以外は無視して。そうなると、ミシドレファラソってなります。これを弾くんじゃないですか?」
「いや、矢印があるから順番逆だと思う。ちょっと弾いてみるな」
ソラファレドシミとピアノを弾くと、廊下から大きな音がした。
「どうやら、合っていたっぽいな。」
廊下へと出ると、一つの壁がなくなって、新しい部屋へと行けるようになっていた。
プロフィール
名前 大木翔
好きなこと・もの 師匠・可愛い女子
嫌いなこと・もの 地震
特技 山の仕事
長所 あんまり落ち込まない
短所 まあまあ身勝手




