第326話 いざゆかん
前回のあらすじ
愛香が治った
「愛香がさっき行こうとしていた方角、そっちに本拠地があるはず。」
愛香の薬を作っている間に吹雪は去ったので、全員でその方向へと歩き始めた。
また歩いている間、愛香に「乗っ取られていたときに変なことしてないですか?」と聞かれたので、乗っ取られていたときのことを教えていた。
「行かなきゃ…っと…そんな感じだったんですね。なんにせよ、皆さん止めてくれてありがとうございます。」
「いいって。どう考えてもおかしな状態だから止めただけだし。」
「だって子供がどこかに行くなんて全くもって楽しくないからね。そんな悲しい話は、起きないほうがいいんだよ。笑顔じゃなくなっちゃう。」
相変わらず楽しさとか面白さを軸に話すけど、悪い人じゃないんだろうな。悪い人なら異小課で雇うとは…思わないと思ったけど石山さんのことからしてそこら変気にせず雇ってしまいそう。でも、本当に悪い人なら助けたりしないもんね。だから問題ないかな。
「ところで、さっき言っていた俺の国でも…とか、どういうことなの?気になるから教えて。」
「ああ…それは…すみません。」
多少考えた上、凪は魔族であることを話さないことに決めた。あまり口外したくないことだろうからな。魔族を生かすか殺すかに関しては、色々な意見があるだろうし、もしかしたら魔族を全て滅簿させなければならないと思っている人かもしれないからな。
「へぇ…本当に言えないの?私がこんなにも聞いているのに?」
「本当に本当です!」
凪がきっぱりと断った。
「まあ、なんで隠しているかは知っているけどね。君達が魔王とその兄、だからでしょ。」
え?
「え?え?え!?」
なんで?なんで?
「どうしてそれを…」
「恋ちゃんに聞いたとき教えてもらったんだ〜。恋ちゃんを怒らないでね。私だから教えてくれたのもあるだろうから。」
川崎さーん!?
「いや〜、まさか魔族を倒す部隊に魔族が入ってるとはね。面白いったらありゃしない。それに魔王がこっちの世界に転移するなんて、楽しそうでしかないじゃん!」
「楽しくなんかないですよ。城のみんなと別れて、たまたま二人いたから孤独感を感じず済んだものの、一人ぼっちだったら孤独感で押しつぶされそうになっていたでしょうから…」
楽しさにしか興味が無い彼女は、魔族がやっているからって嫌悪感を抱くような人ではないみたい。ひとまず良かった。
だけど、楽しそうって言った後の凪の言葉が悲しかった。そんなもん、だよな
そういやカクヨム版でなんか奇妙なこと起きているんですよね
カクヨムでは投稿した回ごとに個別のPV数を見ることができるんですけど、なぜか10回クイズの番外編だけ24PVと他に比べて圧倒的に高いんですよ
ちなみに他は2,3PVで、0PVの回もざらにあります
なんであそこだけなんだろ




