第318話 少し遅めの新年挨拶
前回のあらすじ
家族って、家族が笑顔でいるのが嬉しいもんだよ
「あけおめ。」
3が日が終わり、今年初めての出勤日になった。
出勤中、たまたま警察署の前で5人で会ったので、ここで新年の挨拶を済ませた。
もう4日だけど、面と向かって言うのは今年初めてだから、特に問題ない…よね?
「明けましておめでとう。」
「みんな今年もよろしくね。」
凪や繁が明るい声で言った。一週間ほどしか経ってないのに、めっちゃ久しぶりな気がする。
なんだかんだ毎日一緒にいたからな…
「あれ、愛香も翔もどうかしたのか?」
「愛香。なんかあった?ちょっとぼーっとしているけど?」
愛香も翔も新年の挨拶もせずただ心ここにあらず的な感じだった。
「あ、いや特に何もないから!」
「そうそう俺も。」
「ならいいけど…」
二人共何事も無かったかのように振る舞った。その様子を見て凪は
(この感じ何かあったんだな。翔に関してはわからんが、愛香は絶対に悠と何かあったっぽいしな。じゃないと、悠が急に「この前行商人の変装渡した子いるだろ?そいつのことちゃんと見ていてくれよ。いつ暴走してしまうかわからないから。辛さを他の人を心配させたくないっていう優しさで隠してしまうかもしれないけど、ちゃんと分かってあげてくれよ。」なんてメールしてこないだろうし。)
と、自分なりの推測をしていた。
だが、そんなメールがあったことすら知らない新と繁は、ずっと?マークを頭に浮かべていた。
とりあえず外は寒いので中に入る。
「あ、じゃあ俺は職場の人に挨拶してくるな。」
そう言って凪は食堂へと歩いていった。そういや凪って食堂でも働いてたなぁ…
そして俺達はあの人のところへと行くことになった。
「お、入ってこい。」
部屋の中でお金を数えているという謎行為をしている石山さんのところへと来た。
「あの…何しているんですか?」
「聞いて驚け。宝くじの3等が当たったんだよ!いやー新年早々付いてるねぇ!それで、換金してきたからそのお金眺めてたってわけ。」
3等か…まあすごいんだろうけど、あの…宝くじあんまり分からん。
「そんなことより石山さん。明けましておめでとうございます」
「「「明けましておめでとうございます!」」」
見事にハモった。
「あ、てかなんで俺のところに誰も年賀状送ってきてないんだよ!送ってくれよ!」
なんか怒られた。だけどさ…
「そもそも俺達住所教えてもらった覚えないです」
「そうだった!」
今年も石山さんは通常運転だった
愛香故郷編の次の章の予定はあったんですけど、愛香故郷編が意外と短く終わったので、急遽別の話を入れることにしました。(やってもよかったけど、現実との時間のズレがかなり発生してしまうので)
というわけで前回できんかった次章予告(前回と同じくソシャゲ風)
やっぱり、面白いことが一番!楽しいことが一番!
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