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異世界対策少年課  作者: 時の花
第14章 忍者の復讐物語
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第315話 罪滅ぼしといっても

前回のあらすじ

優しすぎて泣ける

「さ、明日から罪を償うためのことをはじめるよ。3日ほどだけど、大丈夫?」

「え?あ、はい大丈夫です。」

3日なら…特に問題ない。

私は瞬間移動で逃げることもできたけど、それを使う気にはなれなかった。罪は罪。何があろうと、償わないと。

「そういや、お父さんが殺されたら病気が収まったとか言ってたよね。もしかしたらそれ、ただのプラシーボ効果かもしれんよ。だからさ、お父さんが病気を流行らしたかは分からない。そんなんだから、流行らしていないって自分に良いように解釈したほうがいいよ。」

プラシーボ効果とは、思い込みで何とかなるという効果のことである。

「…はい!」

愛香は笑顔で言った。


「愛香、大丈夫だったのか?」

次の日、昨日の人に罪を償うと言うわけで一緒に歩いていると、先輩に出会った。

「先輩。大丈夫です。」

「なら良いが…」

「へぇー。あなたも昨日質問してきたけど、やっぱり知り合いだったんですね。」

「あー。どこかで見たと思ったら昨日の!昨日はお世話になりました。」

「あ、そうだ。」

2人は私に聞こえないように内緒話を始めた。

「愛香、何か困ったら相談しろよ!師匠とかよりは断然いいこと言えないけど、でも親身になって聞いてあげるぐらいはできるから!」

先輩が珍しくかっこよく見えた。何を話してたんだろ。

「そうだ。なんなら手伝ってくれない?行商人なんだよね?ちょっとした商売の手伝いだから。」

「色々と恩あるしな。よっしゃ手伝ってやるよ。」

先輩ってなんか恩とかちゃんと返すタイプだよね。借りっぱなしがいやとか、そういうタイプ

「そういや名前まだだったね。僕は方土。君たちは?」

「私は波山愛香です。愛香って読んでください。」

「大木翔だ。」


「さ、じゃあ今から何をすればいいのか教えるから。ズバリ、商売の手伝いをして。それだけ。」

え?

罪を償うんじゃ…

「何でって顔してるね。こういうタイプの子の罪を償うのはこれがいいから。問題ないよ。」

よく分からないけど、とりあえず言われるがままに準備をした。そして売り子として、商品を宣伝し始めた。

「いらっしゃいませ。こちらのピーラー、いかがですか?料理するときに本当に役立ちますよ!」

しかし、あまり人は来てくれない。

「この子可愛いから客を増やせると思ったんだけどな…よし、あれもやるか。」

可愛いって言うのが聞こえた。なんか…恥ずかしい。

「ちょっとだけ待ってて。」

今回は悲しい話だったけど、でも救いがあったからまだ良かったね。

でも、救いすらない悲しい話もこの世の中にはあるんだよね…

そういや、この章ももう少しで終わるよ。

意外とこの話短かった。30話ぐらいかかると思ってたのに

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