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異世界対策少年課  作者: 時の花
第36章 魔族達の守るもの
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第970話 盾以外にできそうなこと

前回のあらすじ

ホクのため

「この、人間めが!」

「くっ。だから!あの怒りを鎮めてみたいが、怒りを吸収することは難しいか。それができたら良かったのだが」

サレスの武器の力は嫌な感情を盾に吸い込んでくれる力。これでキリックの怒りの感情を吸い込んで落ち着かせられたらもっと楽になるのだろうが、怒りが強すぎるのか吸い込んで落ち着かせることはできなさそうだ。

「無茶して前みたいなことになってしまうよりは、このまま戦い続けたほうがやはりいい」

サレスは前、翔の友達の悲しい感情を吸い込もうとして自我を失わせたことがある。あっちよりも発散がしづらいようで、無茶したらまた誰かが嫌な感情に乗っ取られてしまうかもしれない。

「とりあえず、私がする結界で時間稼ぎぐらいならできるから、このままだとやばいってなったら教えてもらいたい」

「アタシ今のところは大丈夫。だけどどんどん怒りに身を任せてるのか、わけの分からないように襲ってくる。あれ強いんだ」

サレスが持つ魔法は結界魔法。前はこの力で取り憑かれた翔の友達を店からでさせないことに成功していた。

結界を使って閉じ込めることはできそうだろうが、閉じ込めた状態で一方的に攻撃できることは出来ない。時間稼ぎ以外に今使うことは出来るでしょうが

「どけ!邪魔をするな!」

「人間相手にどうしてそこまで情熱を燃やすことが。分かりたくはない」

「じゃあ撃つよ〜」

「軽いなノリが」

「凍らせて立ち動けなくしたいんだけどね」

繁が撃ちまくってる氷の弾も、あんまり効いてはいないようだった。

「とりあえずこれ飲めば、少しは避けやすくなるはず。動きが機敏になる」

「よし。避けてやりますか」

凪が避けやすくなる動きがよくなる薬を作ったみたいなので、これを人数分に分けて飲んだ。こっち側も強くなってる。それでもまだあんまり削れてるように感じないのだけど。

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