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かんたんファンタジー  作者: 挫刹
†冒剣の書
9/66

・キャラクターの名前を決めてください



 二階の自分の部屋に戻った。

 食後のお風呂は一人で入った。

 下宿屋の娘が先に入ったお風呂だった。

 もちろん親父さんには睨まれた。

 睨まれた眼光に脅えて、

 親父さんが一番最後に入ったお風呂に、自分が入った。


 お湯は毎日、掃除と手入れの行き届いた温泉の源泉かけ流しだったので、

 極楽だった。

 もちろんステータスは上がらなかった。

 ……というか、

 そんなテレビゲームのようなステータスというものは、ここには無かった。


 ベッドに入る前に、机に向かった。

 ここで今日一日、起こった出来事を日記に記録セーブしておこう。


 さて、

 まずは、自分の名前は何だったか……?


 セーブしますか?

  > ・はい(チッカ。チッカ)  ・いいえ


 ピッ。カキカキ。

 日記に書き終わったら、回りが暗闇になり睡魔が襲ってきた。


 セーブは無事に終了しました。このまま電源をお切りください。


 (お好きな、セーブ音や宿屋の音楽をお流しください)


 ……パタンと本を閉じて。


 今日の冒険はひとまず終わった……。





【次回予告】


















 ・『お気の毒ですが、冒剣の書1は消えてしまいました』



  デンケ♪ンデンケ♪ンデンケ♪ンデンケ♪ンデンケン♪

  デン♪デレレェン♪








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