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かんたんファンタジー  作者: 挫刹
†最終ステージ
39/66

・未確認戦闘シンドローム



 不本意だが、

 前回の話の続きをしよう。


 投票率の低下の解決策としては、

 著者ワタシとしては、

 新たな選挙方式の制度として相互作用選挙区制の選挙をワタシの日本虚構の中では採用しようと考えている。


「相互作用選挙区制?なんだそれ?」


 なぜか、

 著作者であるワタシの声(地の文)に、

 このお話の登場人物でしかない黄金の騎士は反応して首を傾げる。


 ……。(なんで会話してんのぉ?これェッ?)

 選挙の方式は現在、

 日本国では選挙区制、小選挙区制、比例代表制の三つを採用している。

 先の参議院選挙は選挙区と比例代表の二つだったな。


 ワタシが問題視しているのは選挙区や、衆議院選挙の時などの小選挙区制度だ。

 この選挙区制度を、ワタシの虚構では相互作用制選挙区に置き換えようというのだ。


「つまり、どういうことだ?」


 ……簡単に説明する。


 相互作用選挙区制度では、

 一票の格差が最も高い地域の立候補者は、一票の格差が最も低い地域の住民で決め。

 一票の格差が最も低い地域の立候補者は一票の格差が最も高い地域の住民が決める。

 というものだ。


「つまり、他所の住民が他所の立候補者の当確を決める。ってことかッ!」


 その通りだ。


「だが、これは話にならないなッ!

問題だらけだぞっ!

これって、

例えば東京の住民が辺境の東北や九州の県の議員を決めるってことだろッ?」


 その通りだ。例えにしてしまった東北や九州の皆さん、ごめんなさい。


「これは欠点しかないぞッ!

バカあほ挫刹ッ!

都会に都合のいい地方の国会議員を都会の住民が決める事になるッ!!!

これは致命的だッッ!!!!

お前は本当にこんなものが機能するとでも思っているのかッ?」


 これだけの説明では無理だろうなッ?

 だが、一つの物語上で、ある程度を描写すれば、

 それなりの説得力を持たせる自信はある!


 表現者であるワタシには、それが出来るのだからなッ!


「ならそれを、

この俺たちの世界では試してみて、やろうってのか?」


 まさか。

 君が生きている、そのそっちのそこの世界はハイファタジーの世界だろう?

 ハイファンタジーで、こんなリアルな設定が出来るわけがない。


 やるとしたら日本を舞台とした「虚構」だ。

 だが、それが描写されることはもうないッッッ!!!!

 それが私にはわかっているッッ!!


「……たしか『空を飛ぶ人』だったな?それが、それ専用の虚構ッ!

だが、ちょっと訊くんだが、

それを『地球転星』では描く気はないのか?」


 地球転星は舞台が『転星』だろう?

 この相互作用制の選挙は『日本』を舞台として描写しなければ全く意味はないッッ!!


 地球転星では完全に『役不足』だなッ?

 あれ?

 役不足の本当の意味って、これで合ってるんだっけ……?


「ハイっ!没収―――――――――――――――トッッ!」


 デレッ♪デレッ♪デ―――――――――――――――ーンッ♪♪

              (突然、没収トされた時の音。……のつもり)





【次回予告】



 次回! 簡単というよりか適当になってきた かんたんファンタジー 第39話


 「死闘!」


 ちゃんとこのサブタイトルの内容になるんだろうか?(デン♪デンデデデン♪)


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