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燃え尽きそうな季節
嘘と嘘と嘘と、そしてあなたと。
春は過ぎ、季節は強く強く進むけれど、今少し停滞する緩慢。どうしていいかわからない瑞々しさ。
喧騒に混ざりたくないなんて嘘
誰にも届かない声たちが
街の暗闇にしゃがんでいる
星なんて誰も見やしないだろう
ホルモンを食べられないなんて嘘
身体を売ることよりも罪深い話を
君から聞いたことはない
夜に這う虫を皆毛嫌いするように
瑞々しさを失えない悲しさなんて嘘
それは短く輝く星のように
汚しきれない若い眩しさが
思いもかけない程に罪深いから
どんなに居なくなろうとしてみても
緩慢な死に追いつけないから
弾けるように射抜くように
華やいでしまうじゃないか
嘘と嘘と嘘と
ほんのちょっとだけの踊るように
遊びのように跳ね回るあなた
世界はそんなあなただけで出来ているんだから