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あかるい空  作者: につき()
7/8

春のいろ

春は軽いろ。

風もなく。

光もやわく懐かしく。

柿の木は明るいみどりで勢ぞろいして。

ひなげしはぽっと赤く背伸びして。


あのお山にも命満ち。

山影のツツジ妖しく光り、

稲妻のような紫のいろ。

うなだれて上目遣いのユリの口、

艶めく真珠の白のいろ。


山野に命は萌え。

日向あたりの陽炎に、

春の命が燃え。





ff

はるかすみ西に流星果つるのみ

やがては今か今は幻


春野山獣らの足跡ばかり

花がさくさく山が喰われる


鮒娘のっこむ飛沫ばばばばば

少女は娘に娘は母に


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