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第75話 いや、いやいやいやいや!!

遅くなってしまい大変申し訳ありません!

 いや、いやいやいやいや!!


 おかしいでしょう!?


 は!? こんな奴が三年の対抗戦準優勝者!? 弱すぎるでしょう!!??


 ……ここまで来ちゃうとわかってしまう。


 アレン先生、これが私に教えたかった事ですね。

 私が思っているより人間って弱い。


 いや、強い人も確かにいるよ? でも強い人んい反比例して弱い人が多すぎるのだ。


 はぁーやらかしたーやらかしてしまった。


 ……アレン先生そんな事最初に言ってよ。




 ◇ ◆ ◇ ◆




「……ふむ」

「どうしたのですか? セレビア様」

「いやなに、面白いものが見れたと思ってな」


 観客席の少し後ろ人だかりから外れていて目視では試合を見ることができない場所に二人の女性が居た。

 二人とも深くフードを被っているため、その容姿見ることができない。


 目視では見ることができないのにどうやって面白いものが見たといえるのか、付き添いの者はそれが分からず首を傾けるだけだった。


「ほう、貴様も分かったか。どうやら耄碌してはいないようだな」


 その声は付き添い人の直ぐ後ろで聞えた。


 付き添いの者は驚愕した、何も気配を感じなかったからだ。


 咄嗟に距離とり臨戦態勢をとるが遅すぎる、その存在に後ろを取られるだけでなく声を掛けられるまで気づけなかったのでは護衛の意味が無い。


 付き添いの者は、付き添い人兼、護衛でもあるのだから。


 自分の未熟さにしったをしたいところだが、今はそれどころではない。


 そして、自分は間違いを犯した事に気づいた。

 そもそも護衛なのだから使えている主を敵の真正面に置いておくなど愚の滑稽である、咄嗟とはいえ判断をミスってしまった、あの場は振りそのまま警戒する、或いは攻撃を加えるべきであった。


 だが、さっきも言ったようにそれどころではないのだ。


 この罰は後からいくらでも受けよう、今は主の為にこの男を狙うのみ。


 男には向かって駆け出した。


「な、に……」


 何をされたのかまるで解らなかった。


 わかるのは体中が痛い事と、自分が起きれれない事、もう戦闘不可能ということだけだった。


「すいません、セレビア様」

「よい、其方はまだ新人なのだ、仕方のないことよ。して、貴様は突然何の用だ?」


 セレビア様の鋭い眼光が男を射る。


 それでも男は動じない。


「違和感を感じてな、その気配をたどってみたら貴様がいたわけだ」

「そうか、まぁよい。先程耄碌がどうのと言っていたが、貴様が耄碌したのではないか? 前に見た時より随分と老けておる。さしずめ死んで何日が経った魚だな」

「ふん、長生きだけが取り柄の貴様らとは違うのだよ」


 そして、二人は不適任嗤い合った。


「久しいなアレクよ、いや今は剣聖アレク・マスリュコフ と言った方が良いか?」

「剣聖など、つまらぬ称号をつける出ない、貴様に対しては毛ほども意味が無いだろう。そうだろう? エルフの女王、セレビア・シェーンフェルダー」

「剣聖、だ、と……!?」


 剣聖、それは人間の最強の一角だ。


 我々が最も注意すべき人物の一人でもあり警戒しなければならない相手なのだ。


 それがなぜ、我が主、エルフの女王でもあるセレビア様と親し気……? かどうかは分からないが、話しているか?

 それが付き添い兼護衛の彼女には分からなかった。


「何が何だか分からないという顔よの、何、昔こ奴が武者修行や何やらで私の所に来たことがあってな。それ以来の付き合いだ、知り合いだがそれ以上でも以下でもない関係よ」

「あの時は手も足も出なかったが今ならお前ぐらい倒せるさ」

「ほう、やってみるか?」


 セレビア様の魔力が少し漏れた、それが殺気だと気づいた。


 この場にいる者しか解らない、ごく少量殺気、それだけ地に付している彼女は泡を吹いて気絶した。


「やめておこう、ここで争えば被害が甚大なのでな」

「私もそんなことぐらい分かっておる。からかいがいの無い、おっとロザリーが寝てしまったなでは帰るとするか」

「そうか、まぁ止はしないさ。お前の事だ、ただの娯楽目的で来たのだろう?」

「そうさ、人間の戦力がどうのとかには全く興味ないのでな。いや、だが今回少し興味が出てしまったようだが」

「この試合の事か? 俺も興味が出てきたよあの年であそこまで剣技が使えるとは将来が楽しみだ」

「そうか、ではな」


 セレビアは心の中で「いや、剣技だけではない。もっと歪で何か強大な物が彼女の中に感じた、それは本能的な恐怖だ、それは彼女自身では無い様な気がするが、彼女自身にも何かあるような気がする。それが何かわからないが。それがわからないのであれば貴様はまだまだ私にはかなうまい」そう思いながら転移の魔法を行使した。

 

 そして、その場には誰もいなくなり、その一連の出来事を見たものは誰も居なかった。

 



 












 もっと早く更新出来ればよかったのですが、何分時間が……。


 有給を取ろうとしたのですが上司からこんな名言が帰って来ました「有給ってのはねぇ取ろうと思ってとれるもんじゃないんだよ」

 いや~流石に参りましたよ、ハハハ。


 でも更新頑張ります!

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