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第71話 密会

「頭、下調べは完璧でさぁ!」


 ここは貧民層、通称スラムのとある一室。

 そこに7人の人影があった、そいつらは暗殺組織【死神】の構成員である。


 普段彼ら彼女らは二人一組で行動して、頭だけが一人で居る。

 そしてそれぞれの仕事を遂行しているのだ、お金のために。


 暗殺組織【死神】の理念は金である。


 お金のためならなんだってする、それは例え人の命を脅かしてでも。


 そんな連中がなぜ捕まらないのか、なぜ恨みを抱いた人々に殺されないのか。


 それは単純明快、彼ら彼女らには強さがある。


 強いから捕まらず、強いから人を殺し、強いから誰も捉えられない、強いから恐れるしかない、それ以外に許されないのだ。


 だからだ、彼ら彼女らがどの国にも多額の懸賞金がかけられているのも関わらず、暮らせていけるのは。


 一人一人がこれまでのしてきたことは計り知れない。


 あるものは殺人鬼、殺して殺して人の命をもてあそんで愉しむ快楽者。


 あるものは強姦魔或いは凌辱魔、無理やり相手の意にを無視して年若き麗しの女性を襲うクズ。


 あるものは詐欺師、どんな凄腕の役人でさえもその魔の手腕からは逃れられない。


 あるものは男を堕落させ、意のままに操る淫乱魔。


 そんな享楽主義な者たち。


「そうか、ククク」


 さて、そんな奴らをまとめているのが暗殺組織【死神】の頭、もう60代に近づいているのか顔は老けているが、それが一層その嗤いを悪辣な嗤味えみとさせる。


 その体は年を感じさせないほど鋭く引き締まっている。


「今回の依頼はうまいのぅ。子供一人をただ殺せばいいだけ、王族とかではなくただの一貴族の子供、こんなうまい話はないわい」

「今回の依頼はあたりだあな~ぎゃはは!!」

「さっさと終わらせたいわねー私の可愛い子猫ちゃんたちが待っているもの」

「アン、今夜どうだぁ? 最高に気持ちイイ夜にしてやるぜ~ベットでなぁ」

「あら、遠慮しとくわ。私趣味じゃないもの」


 そんなやり取りをされている、彼ら彼女らは基本自由な存在である。


 だが、それでも彼ら彼女らは暗殺プロなのだ。

 いざ仕事になるとそれに集中する、それがこいつらが生き残っている由縁なのかもしれない。


「沈まれ」


 頭が一言、言った。

 それだけで誰一人言葉を発さない。


「我ら何時でも慎重で無くてはならない。決行は学園対抗戦最終日、パレードが終わり奴らが疲れている時にする、それまでに各自準備を怠るな!」

「「「は!!!」」」

「解散!!」


 そして、それぞれ闇に消えていく。


 彼ら彼女らは準備を怠らないだろう、これまでもそうしてきたように。


 決してターゲットである目標に対しては。


 だが、ターゲットに対しての切り札として使う存在に対して入念に準備をするだろうか?


 暗殺組織【死神】は気付かない、彼ら彼女らは大きな間違いをしていることに。


 彼ら彼女らは知らない、ターゲットの身近にいる存在の大きさに。


 そして、後悔することになる。


 それは、今までにしてきたことの報いと言わんばかりに。


 圧倒的な理不尽の存在の前では何者をも無力だということに。


 さて、彼ら彼女らは一体どうなってしまうのだろうか?




 ◇ ◆ ◇ ◆




 その頃、シュテルン学園の一年が貸し切っている宿、女性専用の大部屋では。


(ああ~兄様かっこよかったー全然眠れないよ~今日のことが頭から離れないー)


 もぞもぞと悶えている者がいた。


「ちょっとユキ! もぞもぞとうるさい!! 眠れないじゃない!!!」

「だって~」

「だって、じゃない!!」

「まぁまぁアリアちゃん」


 今日も平和で吞気にいるユキがいた。



 出来れば感想を頂けると嬉しいです。


 全然投稿していないのに何言ってんだ? と言われたら仕方がないですが、最新頑張ってみます。


 有給でも使って書いていこうかな、と考えていますから5月は投稿頑張ってみたいと思います。

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