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第69話 あ、やっちゃた

 マジで遅くてすいません_(._.)_

 フハハハハ、ハハハ!! 来た、ついに来た、この日が。


 そう、今日は何と言っても兄様の晴れ姿を拝める日なのだ!!


 今日は兄様の雄姿を拝見できるきる貴重な日、この日どれだけ心待ちにしたことか!!!


 そもそも私は兄様の戦う姿を見た事がないのだ、言い換えれば見る機会が無かったということになる。

 そんな訳ですごく楽しみだ。


「おっはよー! サキちゃん! おっはよー! アリアちゃん!」


 この日を心待ちにしすぎてあまり眠れなかったけど、不思議と眠くはない。

 高揚感が眠気をを吹き飛ばしているのだ。


 私は誰よりも早く起きてサキちゃんとアリアちゃんを起こしにかかった。


「お、おはよう。今日はやけに元気がいいね」

「うん! 今日は兄様が試合に出るんだ!」

「そうなんだ」


 サキちゃんは私が起こしたら直ぐに起きてくれた。

 でもアリアちゃんは案の定全然起きてくれない、何度もゆすってもん~ん~あと5分とかいうだけだ。


 もう起床時間までもう直ぐだというのに流石だ。


 いつもの私ならここでサキちゃんを通じて起こしにかかっただろう、だがこの時の私のテンションはおかしかったのだ。


「起きてよー、起きないとこうだぞ~ぱんちー」

「ぐはっぁぁぁぁ!!!」

「ちょ、ちょっとユキちゃん!?」


 その時、私はテンションに任せて軽くアリアちゃんのお腹にパンチをくらわしてしまった。


 私にとっては軽くかもしれないが、私はパワーが強すぎるあまり、その軽くが人にとっては重いパンチになることを見事に失念していた。


 その結果アリアちゃんは起きるどころか口から泡を吹いて気絶してしまった。


「あ、やっちゃた」


 体がピクピクと痙攣している姿はとても令嬢とは程遠い姿である、彼女にとっての救いはこの時のことを起きたときには覚えていなく、周りもこの話題を一切しなかったため無かった事になったことだった。





 ◇ ◆ ◇ ◆





 あの後サキちゃんがスキルと回復魔法でアリアちゃんを癒してくれたので無事、事無きをえた。


 いやー、一時のテンションに身を任せてはいけないということを思い知れされたよ、ははは。

 

 アリアちゃんが目を覚ませたら覚えていなくて良かった、目を覚ましてお腹をさすりながら嫌な夢を見ましたわ、とか言っていたけど私は関係無いよね! そうに違いない!


 さて、試合も始まるみたい出し早速見てみよう!


 決っして現実逃避ではない。


『第一回戦、キリ・ライトリアVSチャオ・リンレイ』


 お! 早速兄様が。

 兄様のことを考えれば試合の組み合わせでシードにいるなんて当たり前だよね。


 兄様がカッコ良く試合の会場へと登場した。


 別に何の演出も無い、ただ会場の中心へと歩いているだけだ、だというのに、それだけだというのに、伝わってくる。

 その者が持つ気品が、凛々しさが、気高さが!!


 その子供とは到底思えない意志が伝わり、いつしか周りに静けさが広がり誰もが息を吞んだ。


 と、私には見えていたのだ。


 そして次に出てきたのはチャオ・リンレイ、そいつは燃えているように見えた、イメージは活発な少年だ。


 そして二人は指定の位置に着いた。


『第一回戦、開始!』


 審判が開始の合図をする。


「はぁ!、『グランドファイヤー!!』」


 チャオ・リンレイが開始と同時に距離を取り、「詠唱破棄」を駆使しながら魔法を唱えた。


 その火属性の魔法はすさまじく、会場を飲み込もうかというほどの威力だった。


 常人だったならば、これで終わっていただろう。

 だが。


「悪いね『「炎操作」&リモートコントロール』」


 相手は常人では無かった。


 炎は遥か上空へ駆け上がり、霧散した。


 チャオ・リンレイが渾身の一撃と思われる攻撃がいとも簡単に防がれた。


 そして、チャオ・リンレイは力尽きたのかその場にばさりと倒れた。


 勝負は一瞬で着いた。



【ここからは何故、作者が投稿が遅いのかという大変お見苦しい言い訳となっていますので飛ばしても結構です】


 実は私の会社の時間が1日12時間働かなければいけないのです、(労働基準法に違反しているのではないかと、思われるのですが例外があるみたいです)通勤に片道2時間かかり往復4時間。


 これだけで1日の残りが8時間となります。


 そして、ここから家の家事、食事の準備片付け、洗濯物を干すたたむ、お風呂に入る、など、それらその他を総合して3時間はかかります。


 そして残り5時間。


 小説を1話あたり作者は3~4時間かかります、それもネタがあり上手くいけばです。

 だから、毎日小説を投稿していては睡眠時間が取れなく体調の事を考慮すると必然的に毎日はきつくなるわけです。


 休みの日に書けばいいのでは? と思うかもしれません、というか実際にそうです。

 でも、休みの日は疲れで殆ど1日爆睡してしまいます。


 まぁ言い訳でしかないですね。


 でも作者も自分作品は最後まで完成させたいと思っていますので是非とも気長に待ってくれれば嬉しいです。


 今後ともよろしくお願いいたします_(._.)_

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