第65話 あんた何様だよ、ああ王様か
今回少ないんで次回はその分書くつもりです。
翌朝。
う~ん、昨日は少し王都を見回ってこの宿で泊まった。
楽しかったな、特に恋バナになった時のサキちゃんのあの恥じらいが可愛かった少しアリアちゃんから冷たい視線がしたけど。
今日は対抗戦の開会式がある。
早く起きて布団をかたずけよう、普通こういう事は宿の人がやるんだけど昔を昔を思い出すからねこういう事は自分から進んでやっていこう。
布団類は押入れに詰め込んでっとあとはシーツだけどこれは昨日の時にきいていたけどシーツは毎回洗うみたいだから畳んで隅っこに置いておいた。
そうこうしていたらとこで寝ているサキちゃんが起きてきた。
「ふわぁ~~、ん? ユキちゃん?」
私が一人でボケっとしていたら疑問に思われたようだ、布団類は片付けてあるから疑問に思うことは仕方がない。
サキちゃんは平民だから朝はそこまで弱くない。
朝からよくお手伝いをしていたようだしね。
「おはよう」
「おはよう、あれ? 布団はどうしたの?」
「早く起きて暇だったからね、片付けたの」
早く起きて暇だったのは本当だしね。
そうこうしていると起きる時間が来たようだ。
「皆さん、起きてください!」
イリス先生がガチャと扉を開けていつもよりも大きい声でみんなを起こしていくでも大抵は直ぐに起きたんだけど。
「あと5分ですわ~」
そう言ってアリアちゃんが全然起きないこれにはイリス先生も困り顔。
アリアちゃんの朝の起きなさをなめたらいけない、いつもお越しにいっているから言える、アリアちゃんの朝の弱さは筋金入りだ。
まぁこういう時はいつものサキちゃんを通じて「念話」で起こすようにしている。
私はサキちゃんにアイコンタクトを送った。
サキちゃんも私の意図が通じたのか能力を使ってくれたようだ。
『起きろ!! アーリーアーちゃん!!』
バサッ!!
アリアちゃんが突然起き上がって私を案の定睨んでくる。
まぁ頭の中で叫ばれたんだからね、仕方ないけど、そもそも起きればいいんだから。
そんなこんなで開会式に向けて支度していく。
◇ ◆ ◇ ◆
生徒皆で移動して付いたところはやっぱり闘技場みたいなところだでも規模が物凄い観客席がズラーとあって中央は砂が均等に敷き詰められて運動場みたいになっている。
そして次々と学園が呼ばれ他学園が入場していく、なんか運動会みたいだ。
遂に私達も呼ばれて入っていく。
そして観客席の中で正面にゆったりとした空間の中に王座みたいに座っている人、多分王様が話し始めた。
貴族層みたいなのがあるね、平民と一緒に見るのが嫌かよ、暑い中焼きそばを食いながら野球観戦とか、まぁ野球じゃないけど、そんな楽しみ方を知らないなんて。
まぁ楽をしたいの分かるけどそれても場所取りすぎでしょう、こういう時代だし仕方がないか。
王様の話はうざかったんで割愛させてもらう。
お前たちは我の国民だから頑張って精進とかあんた何様だよ、ああ王様か。
なんにしてもこれから学園対抗戦が始まる訳だ。
出来たら感想など下さい、本当に誰かが見てくれているのかが不安になります。
作者のポテンシャルも上がると思います。




